2016.5.16. By yu
シーラーズのピンクモスクで素敵な再会を果たした素敵夫妻と、今日はペルセポリスへ!
カミムラタクロウ・あさみさん夫妻。
テヘランのMashhad Hostel、イスファハーンのAmir kabir hostelとお会いしていたご夫婦。そして嬉しいことにこのブログも見てくださっていたご夫婦!
素敵に独特なオーラとペースを持つお2人。一緒にいるとなんとも平和な雰囲気にこちらも癒されてしまう。東南アジアで落ち合ってから旅をスタートした2人も、ルートも期間も特に決めず一周するだろう感じで世界を放浪中ということで、なにかと話が合う。
そんな2人と、バスターミナルで待ち合わせ。
ペルセポリスへは、まずシーラーズのバスターミナル向かいにあるミニバススタンドからMarvdasht行きの乗り合いバス(25,000Rial/人)に乗り、そのバスの降り場から周辺から今度はタクシー(12,500Rial/人)に乗って辿り着く。
そして、俺らが他の人たちと違ったのは、前日から打ち合わせの上各々弁当を持参したこと。さながら遠足。ペルセポリスをぐるっと一周して、ゆっくりご飯でも食べて帰ってこようというプラン。
たどり着いたペルセポリス入り口!
・・・なんか、想像してたのとちょっと違う。すっごく近代的なガラス張りの建物のあるエントランスに、USJとかに流れてそうな、この場を壮大そうに聴かせる音楽&誇らしげにしゃべる英語がずっと流れてる。
もうちょっと、ペルセポリスをそっとしておいてくれてもいいのに・・・
と思いながら、この設備費用に起因するであろう現地人価格の7倍くらいの観光客価格の入場券を買って、
いざ!!!
おぉ〜
おぉぉぉ〜
おおおおぉぉぉぉぉぉぉ〜〜
さすがです。さすがですアレクサンダー様。
歴史を感じて写真をたくさん撮ってペルセポリスにひとしきり感動してはしゃぎながらも、日陰のない砂漠地帯にじりじりと降り注ぐ太陽に体力をどんどん削られていくアラサー&アラフォー。
そんな最中結構な坂道の上で、日本から来た80代のおばあさまに遭遇。背筋なんて少しも曲がっておらず、このくそ暑い中とにかく元気。というか、むっちゃしゃべる。ひたすらしゃべる。しゃべらないから男はすぐボケるのよね〜なんて言いながらとにかくしゃべる。ツアーで来ていたみたいなんですが、同年代であろう方々もみんな元気元気元気。
俺らもまだまだ負けてられないと頑張ってみたものの、1時間ちょっと見て回って体力終了。ペルセポリス入口外にある東屋にて、お楽しみのランチタイムへ。
竹中夫妻は炊き込みご飯の上に味噌野菜炒めを載っけた弁当。神村夫妻は、朝食ブュッフェからくすねられるだけくすねてきてくれたパンやチーズやゆで卵。それらで作り上げたラップサンド!それと、大量の塩までティッシュに包んで来てくれた。
日陰でぼけーっとランチを満喫した後、なんともう一回ペルセポリスに向かうという神村夫妻を見送り、竹中夫妻は東屋で昼寝。
その後、現地人観光客の方々と写真を撮ったりしながら入り口までよろよろ歩いて、帰りのタクシー価格の交渉をして街に戻っていくのでした。
この子、かわいいよね。
帰り道、この砂漠地帯に車が走れなくなるほどの大雨雷が降り注いでびっくり仰天。
そしてこのあとも暫く、修学旅行かのごとく4人での楽しい旅が続いていくのでした。