紀元前後に作られた世界遺産アジャンタ仏教石窟群!

2016.2.21. By yu

最初に言っときます。この壮大さは、絶対現地に行って感じて欲しい!アクセスがちょっと面倒だけど、個人的にはエローラより好き。少しでもその凄さが伝わるように頑張ります。

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《行き方》
アウランガーバードから、ローカルバスで行きました。

時間:約3時間(片道)
費用:270rupee/人、往復

行き

①バススタンドから1時間1本:120Rp
0630 アウランガーバード出発
0840 T字路到着

②敷地内の移動手段:15Rp
0900 アンジュナ敷地入口バス停出発
0920 アンジュナ石窟入口到着

帰り

③敷地内の移動手段:15Rp
1240 アンジュナ石窟入口出発
1250 アンジュナ敷地入口バス停到着

④敷地入り口からPhardapurのバスストップまで徒歩:120Rp
1330 バス停発車
1600 アウランガーバード着

この行き方の他に、ガバメントのやつが700Rpくらいでアウランガーバードの駅周辺から直通でありました。
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アジャンタ 石窟 世界遺産 インド 看板 入り口

世界遺産にもなっているアジャンタ石窟寺院たちは、紀元前1世紀〜紀元後2世紀と5世紀後半〜6世紀頃の2回の時期に作られたんだそうです。

その数なんと29窟。修行の空間だったり仏殿であったりを、功徳を見いだす目的で石窟を作ってたって。

石窟寺院は、瞑想をするところと、お参りをするところの大きく2タイプ。

アジャンタ 石窟 世界遺産 インド 全景

1800年代にオランダ人が虎狩り中に虎に追われて、偶然この景色を見つけたんだってさ。1300年ごしに“発見された”遺跡。

もう、動物駆逐とかどうでも良くなったこと必至。

アジャンタ 石窟 世界遺産 インド モナストリー

アジャンタ 石窟 世界遺産 インド モナストリー 作りかけ

こちらが瞑想タイプの石窟。

円柱形の柱がならんで、がらんと大きな広間があって奥に仏様がいる。無料で瞑想体験できたパーイのモナストリーと同じような空間。

自分たちで一生懸命作った空間で、毎日瞑想を積み重ねる。

すごく幸せに満ち溢れた日々だよね。

そんな日々、過ごしてゆきたい。

アジャンタ 石窟 世界遺産 インド 仏様

こちら、お祈りタイプ。

日本でお寺に親しんでたからかなんだか親近感が湧いて…

アジャンタ 石窟 世界遺産 インド 記念撮影

修学旅行的に写真撮影。

そーいや修学旅行って日本独自文化らしいね。

お祈りタイプは周りの壁に当時の生活やら説法やらが絵で描いてあるので長く眺めちゃうんだけど、見れば見る程パワーが吸い取られて行く感覚。凄さに圧倒される。

逆パワースポットですね、これは。

アジャンタ 石窟 世界遺産 インド キャンパス

しかし、この岩肌がキャンパスに見えて彫り進んでったんだよね、すごい。

これをひたすら手作業で削って寺院を作って、出て来る鉱石で色を付けて絵も描いて…すごいわ。信仰心?忠誠心?団結力?少し新しいエローラになると石窟の構造が進化してるんだけど、ディテールへの心の入りようは圧倒的にアジャンタだね!鳥肌もの!

選択の科学(シーナ・アイエンガー著。原題The aet of choosing。概略のわかるリンクはこちら)じゃないけど、ここにいると2,000年前の人たちの信仰心から来る幸福に満ち満ちた感じが伝わってくる。

アジャンタ 石窟 世界遺産 インド 寝大仏

法隆寺にも改めて行きたくなった。

ムンバイやゴアに来る機会があれば、1日かけて逆パワースポットにも立ち寄ってみて!

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