2017.7.13
ゲストハウスのドミトリー、2段ベッドの俺の下のベッドで男女がイチャイチャし始めてもうどうしてやろうかとイライラしているyuです。音を立てるな、音を。
さて、ブログブログ。
『Free Nescafé!!』
ジロカストルのバス停から宿まで向かう背中にかかった声に、貧乏パッカーは当然のごとく足を止め、不思議な作り方の珈琲をもらう。
世界的には有名な企業も、この国ではこれからブランディングなんです。
ちょっとこの国の歴史を。
- ユーゴのコミンフォルム脱退
- ソ連のスターリン批判
- 中国の文化大革命の収束
その全てにうまいこと巻き込まれて、そして裏目に出続けて世界からほぼ孤立(これが鎖国してたと言われる所以)。
世間から貧困国と揶揄され始めた頃、国民がデモを起こし、それが発端で1990年くらいから開放路線に変換。急速に民主化・市場経済移行していくんだけど、その頃に流行った21のネズミ講が1997年に全て破綻、国民の3分の1が全財産を失っちゃう。それは政府の監視が甘かったからだって暴動になる・・・。
(詳しくはwikiのアルバニアを)
『第2次世界大戦後、アルバニアほど政策がハズレ続けた国は無いと思います。』ってどなたかが某知恵袋に書かれていたのが的を得てる!
ネズミ講の件は政府のせいだけじゃない気もしないでもないんだけど。
でもこの国の人たちに接してても、そんなことは全く感じないんだけどね!
ネスカフェの子たちはもちろんだったけど、子供もじぃちゃんも青年もみんな優しくって、すれ違いざまに挨拶するとみんな笑って挨拶返してくれる。そんな国。
アルバニアでは財布に気をつけろって、ザキントス島のスティーブじぃさんから言われたけど、歩いてても危険は全然感じません。
アルバニアでひとまず行ってみた、世界遺産の町2つ。
見たことない感じで面白かったけど、やっぱそれよりも、この国に住んでる人たちのあったかい感じが俺からしたら世界遺産感あった。
国旗がこわいとか、鎖国してたとか、無神国家とか、ネズミ講で破綻とか、ネットで悪口まがいなあることないことを面白おかしく書かれちゃってる国だけど、来てみればわかる、いる人みんな純粋な目をしている素晴らしく居心地の良いところです。
‥もっと語彙力が欲しい。
この国来たことある人たちも、みんなこの雰囲気の良さ、感じたよね??
でもって、なんだか妙に落ち着く雰囲気の国だよな〜って考えてみると、なんか雰囲気が中央アジアに似てるのかもね、ここ。
人の雰囲気が似てるし、車の感じも似てるし、山ばっかだし、暑いし、最近まで社会主義だったし、なんかいろいろと近いものを感じる。
みんなでこの国の良さをもっと広めてこ!!
アルバニアの思い出、もう一つ。
ジロカストルで泊まった、THEゲストハウス!!的なこの宿で、久しぶりにいろんな旅人と話せたのが嬉しかった!ペルー人に聞いたんだけど、ペルーのローカルフード、’チャオファ’っていう米と野菜と卵をセサミオイルで炒めて、醤油で味付けしたやつなんだってさ。
この店が、40mに一軒はあるって。
これって、炒飯だよね??
ペルーがより一層楽しみになりました。
あ、アルバニアの料理ももちろん美味しいよ!
中でもジロカストル名産の’Qifqi’は是非お試しあれ!米と卵とチーズとハーブを混ぜたものを揚げるやつ。これがまたうまいのうまくないののって。たぶん感じ方は人それぞれ。
いやーアルバニア旅、イタリアの千倍楽しいね!
未知の国感がわくわくするのかね?
情報少ない感じが楽しいのかね?
資本主義感薄いのがいいのかね?
人との距離感が近い感じが良いのかね?
バルカン半島の旅、旧ユーゴの旅、これからが楽しみでしょうがない。
今日も、いつも通り特になんの結論もないモヤっとブログを読んでくれてありがとう!!
■他のアルバニアブログたちも読んでね!■
・アルバニアのセスにある絶景!
・湖畔でキャンプしてたら、小舟がやって来た
・東欧で泊まった宿たち①
アルバニア雰囲気良さそう。行きたいな。
アルバニア、かなりおすすめ!地域によって違う感じも良い。北部のトレッキング(これからブログ書く)が特に最高。
そちらの記事でますますアルバニアにいきたくなりました。 今年5月に予定。
こちらポートランド郊外に住んでいます。 楽しかった様で良かった。
老鼠(ミニマウス)さん、コメントありがとうございます!!
ポートランド郊外にお住まいなんですね、羨ましい限りです。。
ぜひお時間あれば、アルバニア含む周辺の旧ユーゴの国も覗いてみてください!アルバニア民族の誇りと、その周辺民族とのバランス感から、旧ユーゴをまとめていたチトーの凄さを感じられるかとおもいます!