2017.9.7.
珈琲より茶を飲んだ方が、安いし東洋医学的な健康効果もあると今更気付いたyuです。
さぁ今回は久しぶりの社会主義国!気合を入れて臨みましょう!
ウクライナとポーランドの間にあるベラルーシ。
社会主義国お馴染みのトランジットビザをキエフで取って、滞在できるのは首都ミンスクに1泊だけ。俺らにしてはかなり歩き回って来ました。
建物自体は、ウクライナに似てる感じかな?モールが広場の地下にあるのも一緒。上の写真の道路の下にもモールが埋まってる。というか、モールの屋上が道路なのかな??
けど驚いたことに、マックがある。バーガーキングもある。KFCもある。ゲストハウスもあるし、英語話せる人も結構いるし、街中の写真も撮れる。
こーゆーのは社会主義感じるけど、
こんなペイントされてるのがあるとは思ってもみなかったし、
ましてやこんなお洒落なレストランやらカフェなんて絶対ないもんだと勝手に思ってた。
ここ本当に独裁国なの…??
ある種の期待をいい感じに裏切られながらも、ネットで見つけてたカルチャーセントラル”KORPUS“とやらに行ってみた。観光客が行くようなところじゃないんだけど、何やら門が開いている。
ラッキー。
国のリアルは、そこで暮らしてる人たちに話聞くのが一番ですからね。
“色んなとこの文化をこの場で発信してるんだ”
他国の誰かの口から出ても大した驚きはしないんだけどさ。
社会主義国にいる、EDMと民族音楽を融合させたような曲ばっかセレクトしてたDJさんが、すげー楽しそうにそう答えてくれた新鮮さ。しかも酒臭かった。
まだまだ俺の世界は狭い。
俺らが突撃訪問したこの日は、スプレーアーティストたちがペイントしたアマゾンの村のその後を追ったドキュメンタリー(ポルトガル語音声・ベラルーシ語字幕)の上映日。
無料ってこともあってなのかはわからないけど、街にはあんまりいなかった部類の若いお洒落さんたちが大集合。
観光スポットを巡るだけじゃわからないリアルに触れられた気がした時間。
やっぱり、世界は実際に見て、肌で感じてみないことにはわからないことだらけですな。これだから旅はやめられません。
ちゃんと調べてみても、やっぱりベラルーシは歳いってる人たちだけが未だに社会主義を支持してるだけで、若い人たちはもう社会主義に反抗するのすら飽きて、無視してるんだってさ。
第2政党は実質左派らしいし。
形式上は社会主義国だけど、実際そうじゃないって。政治的無関心は、どの国でもある。
ゲストハウスに泊まってて仲良くなった人も、イギリスからの沈没者とアゼルバイジャンからの留学生だったりして、想像してた情報統制国家は結局どの面でも垣間見られませんでした。
実際の政治と国民の暮らしはもう全然違ってた。
あ、あとこの国中華系の人が元々多いんだけど、2020年にはチャイナテクノパークなるものがミンスクに出来上がって、国民の5%が中国人になるんだってさ!
20人に1人。結構な割合。
次来れた時には、美人大国ですらなくなってるのかなぁ。