ひと通りキューバの異国感を大満喫させて頂きまして、次に向かうは…
コロンビア!ボゴタ!!初南米!!!
『コロンビア、出国チケット持ってないと搭乗拒否される』
『その出国チケットが本物かちゃんとチェックされる』
っていうような情報が、旅人間にもネットのブログにうようよと流れておりまして、
「24時間以内キャンセル無料の出国チケットとっておく」
が、旅人たちの間での主な対策ということでした。
いろんな人にも話を聞いて、今までの旅を振り返りながら、
「片道チケットで行って、粘って、ダメだったら空港でネットに繋いで買おう」
ということに我々夫婦はなりました。
結果、コロンビアからの出国チケットのことは一言も聞かれず搭乗できました。
キャンセル前提でチケット買うってのもなんかヤダし、ちょっとビクビクしてたけどなんとかなって良かった。
ハバナの空港だとネット回線も電話回線も不安定だし、そもそも確認とかしにくいんじゃないかな?
ちなみに、AM6時発のAero Mexico、メキシコシティ経由のボゴタ行きのでした。
「国境でパンツ一丁にされる」
「銃がらみの犯罪にあう」
「街歩いてても強盗にあう」
入国してからの色んな情報やら噂やらもネットで錯綜しておる国。
「南米に入ったら、今までの旅の常識は捨てて、一層警戒を!!」
っていう現地の宿の人からのメッセージに、確かにそうだなって気を引き締めてのぞむ。
だったんだけど、
来てみたらなんかいい雰囲気…???
ストリートアートもいい感じだし、なんだか人も穏やかだし。
飯屋も八百屋もローカル感出てて、カメラ下げて歩いてても大丈夫だった。
強盗じゃなくて、スリは多いんだって宿の人が言ってたからもちろん無防備にではなく、ちゃんと警戒しながらではあったんだけど。
みんな公園に集まってチルしていい世界見えてるから、こんなにアートが素敵なの??
っていうくらいいい匂いの漂う街。
そういう意味ではちょっと怖い面もあるけど。
普通のアートもいいし、
ローカル飯もいい感じだし、
ボゴタ、良いところだよ!!!
コロンビアの人、良い人たちばっかりだよ!!!!
この記事一本でどれだけ変わるかわからないけど、
クリック数が伸びる、面白おかしく盛られた情報ばっかりが拡散されて膨張してく世の中だけど、
トラブってる情報の何千倍も何万倍も、コロンビアの人に助けられた話があるはず。
俺ら、空港から駅まで来ても宿までの道がわかんなくて、
おばちゃんに宿の場所聞く
→その辺の人ら集めて相談会始まる
→洗濯屋のおっちゃん招集される
→おっちゃんが宿まで先導してくれる
ってなことがあり、もうコロンビア好きになってた。
ま、とにかく、トラブル自慢じゃなくて、
心温まるエピソードが広まる世の中がいいな!!
いろんな旅人に会ったり、
マクラメ編み教えてもらえたり、
嫁が遂に帰国の航空券を取ったり、
なんだかんだと1週間くらいのびのびしちゃったボゴタ。
そうさせるこの街が素敵でした。
南米ぐるっと回ったら、
もっかい行きます、ボゴタ。