リアルタイムは秋になったオーストラリア。今回は昨年6月頃に始めた期間限定ひとり旅のお話。一つ前の記事は中国編。今回は国境越えです。
カテゴリー: 中国 / China
初めての海外ひとり旅
bymana
リアルタイムはオーストラリア。今回は去年の6月頃のお話です。(だいぶ遅くてすみません。)
それは突然決まった。
ウズベキスタンでフィリピンの語学学校を調べていた時のこと。行きたい学校の空きがなく、予定より遅れてフィリピン入りする事になり、それまでの期間をどうするか話し合っていた私たち。
「日本にいるより旅の感覚を忘れないままの方がいいんじゃない。」
その1ヶ月後、私は中国でyuを見送っていた。
生まれて初めてのひとり旅。
自信もないし、不安しかなかった。けど、何も変わらないままの自分も嫌。そんな思いで始めたひとり旅。
ルートは中国→ベトナム→中国→香港→フィリピン。(中国は2週間ビザなしで滞在できるので一度ベトナムに抜けてまた戻る作戦)いざっ!!
よーしっ!先ずは中国。中国の問題点は【英語が通じない】こと、【ネット規制がある】ということ。なのでビビリの私は常に事前に宿を予約して移動開始^^;
中国の主な長距離移動は”列車”。中国全土が列車でつながっているんです!
そして何と言ってもその移動距離と時間!私も20時間移動を経験しました(>_<)中国デカ過ぎっ!!そして移動時のお供はもちろん、カップラーメン 笑
実は中国の列車はお湯が出るんです!なので皆カップラーメンを大量に持ち込んで食べてます。もちろん車内販売もありますよ!お弁当やフルーツ、おつまみ、カップラーメン 笑
目的の駅に着いたら次は宿への移動。場所によっては徒歩でそのまま、バスで移動、地下鉄で移動。
ここでさらなる難題が!!
実はこの時使っていた携帯はyuのパパさんから頂いたiPhone4。しかしなんと、これ!オフラインでGPSが使えないんです( ; ; )なのでいつも地図とにらめっこ。時には方位磁石まで駆使して笑
毎回道に迷いながらの宿探し。外人さんや地元の人の協力を経ていつも1〜2時間かけてようやく、宿にたどり着く。(うん、かかりすぎですね。)
さすがに宿の人は英語が話せるので観光や食についての情報をゲット(^^)
そしてたまたま同じ部屋だった中国人の子と仲良くなり英語が話せる子とは一緒に観光したり、話せない子とはお菓子交換したり。うんうん旅っぽくなってる!!自分頑張ってる!
でもやっぱり一人で観光は向いてないな、と改めて実感。一応ね行って見るんだけど特に何も感じないというか楽しめない私。なので簡単に写真をパシャパシャして終了。
1回目の中国ひとり旅は1週間くらいかな?私が行ったのは成都、昆明、大理。本当は建水にも行って見たかったんだけど、時間が足りず今回は諦めることに。
そしてこの期間で気づかされたことはたくさんあった。中国人って実は優しかったり、漢字が読めるからなんとなく雰囲気で分かることが多い事(看板とかメニューとか)、そしてやっぱり中華は美味しいってこと。
そして自分の”弱さ”と向き合うことも多かった。喋らないでいることがストレスになったり 、yuや家族、友人と連絡を取れないことがこんなにも不安なんだということ、そしてこれまでの旅でどれだけyuを頼っていたのかを再認識できた貴重な時間。
まだまだ旅は初心者!そして意気地なし!でも負けないぞー!!
次回はベトナム国境越え。2回目だから少しは気楽に楽しめるかな?
今日の晩御飯中華かカップラーメンにしようと思った人!クリックしてね!ϵ( ‘Θ’ )϶
カザフスタンから中国へ、ホローガス国境で野宿してから陸路越え。
(2016年5月情報)
朝から流れに身を任せて、ヒッチハイクも順調に来てたのに(前半の記事はこちら!)、
ケゲニにて、困り果てました。
キルギスからカザフに国境渡って最初の町なのに、キルギスのお金が使えないなんて。
優しそうなタクシー運転手さんと交渉したら、キルギスのお金でも走ってくれるって言ってくれた(しかも激安!)のに、3分くらい仲間となにやら喋ってるうちに断られてしまった。。
ひとまずカザフスタンのお金が必要!!!!!
なんだけど、
両替屋なし、商店・飯屋・ガソリンスタンドも両替できない、地元の人たちも両替してくれない。
食い物もついさっき全部、ヒッチで拾ってくれたオランダ人カップルにあげちゃったばっかり。。
どうしたもんかととぼとぼ歩いていると、、、
銀行らしきもの&外側にATMが!!!!
良くない妄想が膨らむ。
けど、他に選択肢もなし。
( ・∇・)
( ・∇・)( ・∇・)
( ・∇・)( ・∇・)( ・∇・)
・・・カザフスタンのお金きたーーーーー!!!
ということで、無事食料と水も商店でGETし、
公共交通機関もないので、ひとまず立てた親指。
どうなるかな〜と思いきや、
開始5分後にはできてた10台くらいの車の列。
この辺りではお金を払ってのヒッチハイクが当たり前だったみたいで、地元の人たちもヒッチハイクで移動するらしい。
ただ、金額交渉が難航。
相場だろうと思う値段の5〜10倍くらいをみんな言ってきて、値切ろうとすると交渉決裂、走り去っていく。
20台くらい交渉したのち、俺らが相場だろうと思っていた値段で行ってくれる紳士に巡り会えた奇跡。
- 水くれる。
- デーツ買ってくれる。
- めっちゃ飛ばしてくれる。
- 雰囲気からもわかる、すごく良い人。
こうゆう出会いがあるから旅っていいよね!
結局、途中で車を乗り換えてまで、中国との国境まで送ってくれたのでした。
ありがとうー!!!
感謝の気持ちを胸に、そのまま越境しようにももう20時。
国境にいた軍人さんにハイテンションで絡んでみるも、やっぱりもう時間外だったみたいで、国境近くの空き地で勝手にテン泊することに。
明日食える中華を夢見ながら、今日は袋麺と米と豆だけの晩餐です。
トラックのアイドリング音やらクラクションでの目覚め。
AM8時に国境の入り口へ。
門衛さんに話しかけてみると、どうやらこの国境は徒歩禁止らしく、止まっているツーリストバスに乗り合えと。
国境待ち列の先頭にいたバスに歩み寄ってみると、当然のごとく乗せてくれた。
このあたりに住んでいる人たちもここを通るためにこのバスに乗せてもらうのが日常みたい。
しかも無料!!
『ビザなしだと14日しかいられないんだけど、こんな西の果てで入国してからの中国での計画は?え?陸路移動でベトナムに抜ける?14日間で?聞いたことないわあんた正気なの?中国広いわよ。』
的なことを言われながらも、無事にスタンプをもらえて中国に!
この時はまだ知らなかったけど、中国は本当に広かった。。
というわけで、キルギスのカラコルからヒッチハイクを繰り返して1泊2日、マイナー国境を2つ越えて無事中国入れました!
次から中国編〜!!