どこに行くわけでもなく、なんとな〜く散歩してたブダペスト。
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旅って自分の“なんとな〜く”でだいぶ左右されるけど、この日はでかい教会とかオペラハウスとかがある道じゃない、若い人たちの集まるいい感じのBarがたくさんある通りを歩いてた。
その中でもひときわ、人がどんどん吸い込まれていってたのがこの通り。
“Gozsdu Udvar”
(ゴジドゥ・ウドゥヴァル)
『お〜すげぇの見つけた〜!』感!!!
カフェ、バー、雑貨屋、ホテル、アパートメントが並んでて、俺らは見られなかったんだけど、日曜の昼間はマーケットも開かれてるような通り。
調べてみたら、ここが建てられたのは1901年だっていう話。
当時はちっさい会社が寄せ集まって賑わい、共産主義時代には国のものになって、その後ユダヤ人地区になってから今に至るっていう、なかなか数奇な運命。
(だよね・・・?)
こりゃあ人を惹きつけるわけですね。
Emanuel Gojduっていう法律家さんが、遺産をブダペストにいるルーマニアの学生のために使って欲しいっていう遺言の元、財団が作られたんだけど、その奨学金で建築の勉強をしたジョーゾーさんがこの建物を建てたんだってさ。
ジョーゾーさんは、ブダペスト名物のひとつセーチェーニ温泉の設計をした人でもある。
この細い通りに、7つの建物・6つの中庭。
100年も前に、凄い面白いのつくったよね。
念のため、場所はここ!
調べて知ったけど、1867年に周辺国に先駆けてハンガリーはユダヤ人に市民権を与えたこともあって、1910年にはブダペストの23%がユダヤ人だったそうな。
なんか、ジプシーとユダヤ人って、似たような運命を歩んでいるような気が今の所している。
さておき、そこも今やツーリストで賑わうお洒落ストリートに様変わり!
ツーリストで賑わう
→地価が上がる
→元住んでいた人たちは出て行く
→ツーリスト向けの商売増える
→どの店もツーリスト向けの価格
→ローカルの人減っちゃった
って話もある。
世界のどこでも起こっている現象なんだろうけど、“ツーリストプレイス”が好きな人ってそんなにいないと思うので、そこはちょっと残念でもある。
けど、そんな言うほど値段がバカ高いわけでもないから、
というか日本に比べたら全然安いから、
旅行で来る人はぜひゆったりとここの空気を感じて行ってください!!
貧乏パッカーは見るだけかもね笑
でも、見るだけでも十分楽しいから!!!
宿情報:Hello Hostel
世界遺産地下鉄の駅から徒歩5分!
古き良き建物の中にあって、スタッフさんもいい感じで設備も全部綺麗!おすすめ宿です。
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↑Hello Hostelの口コミ
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