2017.9.18.
こんちは!
ピアス穴がまだ開いていることに気づいて、久しぶりにスペインでピアスを1€で買ってみたyuです。ピアス似合わないんだけどね。
さてさて、ヘルシンキから長〜いことバスに揺られて、やって来ましたはMalmö(マルメ)!
字面も響きも可愛いよね、マルメ。
デンマークのお隣さんだけど、ここはまだスウェーデン王国。
コペンハーゲンまでは電車で35分!
こんな感じの結構規模のでかいルーフトップガーデンのプロジェクトScandinavian Green Roof Instituteがあるということをなんかで知ってしまって。
自然とかエコとかエシカルとかコミュニティとか、そーゆー言葉たちにめっぽう弱いもんで、細かいことは調べてないけど、とりあえず来てみたわけですね。
けどね、この街の魅力はそれだけじゃなかった。
『マルメに雑貨の買い付け行ってる人がいるよ〜』
『お洒落でかわいい街みたいだよ〜』
って、ストックホルムでお会い出来た素敵ご夫婦から聞き、マルメにはルーフトップ以外にも色々あるんだと直前に知った僕ら。
着いた時にはもはやルーフトップよりもショップ巡りと街歩きを楽しみたい気分で到着したものの…なんとも微妙な空模様。
写真撮ってもイマイチ街が映えないし、そもそもカメラ出すと雨にやられる。。
雨の中ひとまず宿へ向かってみると、途中から雑貨屋さんは見当たらなくなって、その代わりにアラビック表記やら、ムスリムやらアフリカンやら、ケバブ屋やらアジア料理屋やらイスラム建築風な建物やらが増えてくる。
なんだなんだ〜と調べてみると、マルメって、30%くらいを移民が占めてる街なんだそうです。
30%って結構多いよね?アフガン系の人がいて、中東系の人がいて、アフリカ系の人もいる、けど中華系は意外といなかったかなー?
そんな街です、ここは。
マルメは宿が高かったからAirbnb使ったんだけど、その部屋のホストもアフガニスタン出身女性!
アフガニスタンからスウェーデンに・・・?
ロングロングストーリーになるからって言われて、ちゃんと聞ける勇気と時間が足りなかったんだけど、彼女ももともとは難民で、今はアフガン難民の子供たちの面倒を見るソーシャルワークをしてるんだってさ!
「マルメ 移民」ってググってみると、住んでる割合の他にも、街づくりとして成功だっていう話とか、治安が良くないんだよねって話とかがある(悪い話の方がたくさん拡散されてる感じ)。
で、実際俺らとしても、あんまり治安の良い感じはしなかった。
「こっちはお洒落地区!こっちは移民難民地区!」ってゆう風にマルメが見事に2つに分かれてて、俺らが泊まった宿のあった移民難民地区は、なんというか、放置されてる感じ?
で、みんなに有名なマルメに移民の存在が入ってなくって、けど実際は移民たちが経済の下支えをしてる。
今ではスウェーデンも移民の数を制限してて、「明日に架ける橋」とも呼ばれてたデンマーク・コペンハーゲンとスウェーデン南部マルメの間に架けられたオーレンス・リンクを走る電車でパスポートチェックを課してるんだって。
だから、俺らのホストしてくれた女性も、コペン行くときはパスポート必携なんだって。もうEU民なのに。
どんなのが理想形か、答えは住んでる人それぞれだから、どんな風な街をつくるかってすごく難しいんだよなぁって。
そんなこんなを観光客ながら悶々と考えつつ、Form/Design Centerでやってた「この余った国有地、どう使いますか?」コンペを眺めさせてもらったりしたよ!
無料ってのが嬉しいね!
俺らが行ったタイミングは、アート展示と建築コンペみたいのと創作椅子みたいのの展示があった。係の人もすごく素敵な人で、北欧のおすすめスポット(すっごい北のほうの民族探訪)を教えてくれたり。
北欧の人はみんな、英語が訛ってなくて綺麗なのも素敵。
そのうち、その北欧のど田舎にサルメに会いに行きながら、こんなリアルな屋上緑化を見に行ける日が来るのを願うばかり。
というわけで、結局当初の目的から大きく外れたものの、かなり楽しめたマルメでした。
次は、音楽隊のいる(?)あの街にー!
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