今日は念のためカウチサーフィンの説明から。
単純に言ってしまうと、”タダで旅人泊めてもいいよ”って言ってる家を見つけられるサービスね。
タダの理由は、旅人とホストの交流を通しての”国際交流、異文化理解、寛容さなどを促進して、文化や国を超越する意義深い繋がりの創造”をカウチサーフィンが目指してるから。
というわけで、タスマニアで面白そうな暮らしをしてそうなおっちゃんを見つけたので、英語もある程度身に付いたし、カウチ初トライ!
今回のホスト、ピーターさんは、20年前にタスマニアの奥地に土地を購入。
道を切り開くことから始めて、切り拓いた木材で家を建てて、川から水を引っ張って来て、牛や羊や馬や鶏を飼って、野菜や果物を育てる暮らしを始めたんだってさ。書くのは簡単だけど、想像を絶する域。
さらに驚くことに、ここに移り住んで来たときは4歳と9歳の息子さんたちもいて、全てを一緒に創り上げたんだってさ。
あんまり多くを語らない渋いボイスのピーターさんは、気が向いた時に庭(というかジャングル)を案内してくれたり、ワインを飲みながら自然の大切さを語ったりしてくれた。
きっかけは自分の健康問題だったみたい。
そんな人生を子供さんたちに歩んでほしくなく一念発起、この環境で息子さん二人を育てたんだってさ。そして彼らは今、立派にアドベンチャーガイドとして活躍中。
家を建てることを一緒に考えたり、ボートの漕ぎ方だったり野菜の育て方だったり、『街なんかでは学べないことを自然は教えてくれる』ってよく言ってたなぁ。
ピーターさんも言ってたけど、こうゆう感じは写真だけじゃ伝わらないし、この場に来てこそ感じ取れる何かがあるよね。カウチしなければ来られなかった場所。
これぞカウチサーフィン!!っていう感じを、自然の凄さも含めてピーターさんには味あわせてもらいました。
ピーターさん、パーマカルチャーは手が掛かって嫌いだみたいなこと言ってたけど、ここは立派にパーマカルチャーしてるんだと思うよ。
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