Nam Ha NPA tour について(ラオスで少数民族訪問)

2015/11/21 by yu

NPA=National Protected Area

自然と民族の暮らしに興味がある僕らが、バンコクのゲストハウスに置いてあったラオスのLonely Planetをたまたま流し読みしていて見つけ、ラオスに来る事を即決したツアー。

◆ツアー主旨

国が主催。

山奥に住んでいる種々の少数民族が、現代社会で生きていくために必要な貨幣を稼ぐために、世界的には貴重な動物や植物たちを売ってしまう。世界中からはそんな自然や、少数民族の昔ながらの暮らしを見に来る人がいるのに。そんな矛盾を回避するために、民族の方々の暮らすエリアを国で保護、そこへのツアーの利益を民族の集落に還元する仕組みを作った。
(詳しく&正しくはこちらをどうぞ!)

◆ツアー概要

日帰りから4泊5日まで、ツアー会社によってコースや泊まるとこなど様々。

多少のアレンジはありっぽいです。僕らが参加したのは2泊3日のツアーで、中身は、レンテン族訪問・アカ族ホームステイ・ジャングルトレッキング・ワイルドキャンプ・川遊び・カヤック。英語の話せるガイドさん、登山口までの送迎トゥクトゥク、昼飯3回・晩飯2回・朝飯2回、毎日の水(1日1人2リットル)込み。料金は、たまたま知り合ったドイツ人ジョージがかなり交渉して下げた金額で紹介してもらい、500,000kip(約7,500円)。始めは、80-120ドルと言ってくるはず。

◆場所

ラオス ルアンナムター 少数民族 トレッキング

ラオスの北のほうにある、200mくらいで完結してる本当にちっさな村。地図の赤いピンのすぐ左にある緑のエリアがNPA。

※詳細は各日の記録へのリンクを貼ってます。
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1日目
0830 ツアー会社に集合
0840 マーケットでガイドと一緒に昼飯晩飯の買い出し
0930 出発
1015 レンテン族の村を訪問
1130 山歩き(飯含めて6時間くらい)
1710 アカ族の村に到着(水道水浴び、散歩、星、晩飯手伝いなど)
1910 晩飯
2000 ラオラオ(1.5ℓ)回し飲みタイム
(通常ツアー代に酒は含まないよ。ガイドさんが個人的に持ち出し)
2200 就寝

2日目
0730 起床。割と何時でも良い。
(村を見て回ったり、子供と遊んだり、コーヒー飲んだり自由)
0930 朝飯
1000 出発(飯含めて4時間半くらい)
1430 ワイルドキャンプ地に到着
(川遊び兼シャワー、火おこし手伝ったり、晩飯手伝ったり、散歩したり自由)
1900 晩飯
2000 就寝

3日目
0700 起床。割と何時でも良い。
0900 朝飯
0940 出発
1010 下山口に到着、トゥクトゥクで移動。
1040 マーケットに移動して昼食買い出し
1130 川に移動してカヤックスタート
1300 川辺で休憩兼ワイルドランチ
1600 カヤック終了。カヤックを運び、トゥクトゥクで街へ。
1700 街到着

考えさせられた、少数民族と資本主義のこと
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◆持っていくもの

基本あんまりいらない。リュック、服(長袖長ズボン)、靴下、靴、サンダル、タオル、ライトくらい。このツアー中、電源やwifiはどこにもありません。

◆個人的な感想コーナー

かなり良かったし、かなりおすすめ。

バンコクからも簡単にバスで移動して来られるラオスのルアンナムター。そこで自身で簡単に安く申し込めてラオスの少数民族の暮らしを体感できてしまう。日本発着一週間くらいの旅行程でも、10万円しないくらいの金額でタイの田舎の暮らしも合わせて体感できる。しかも、トレッキングもカヤックもキャンプもできちゃう。おすすめです。


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タフになりたい -Ethnic homestay,Jungle trek,Wild camp,Kayaking tour 1日目-

18/11/2015 ルアンナムター(ラオス) written by mana

今回のラオス入りは元々タイでビザが必要になるのを避けるための計画。
しかし、自然と民族にもともと興味があった私達。
たまたまバンコクのゲストハウスにあったラオスのlonely planetを流し読みしていると〜
なんと!ラオス北部に少数民族に会いに行くトレッキングツアーがあるではないか!!
こりゃ行くしかないっしょ!ってことで
ラオス2日目にして2泊3日のトレッキングツアーに参加して来ました♪
※概要はNam Ha NPA tour について(ラオスで少数民族訪問)から!

参加したツアー会社の紹介者である、ドイツ人のジョージからの前情報。

“1日目はアップダウンが激しいけど、2日目はハイキングみたいなもんだょ♪大変だったけど行く価値あるょー♪”

ってな感じだったので全然他のツアー会社と見比べず、即決!!しかもfriend価格に♪
ジョージありがとー♥
ラオス ルアンナムター エコトレックツアー ジョージ

そして、いざ1日目!
今日はアカ族の村を目指してひたすらトレッキング!そしてそこでホームステイの計画。

始めに寄り道してレンテン族の村へ。
ラオス ルアンナムター エコトレックツアー レンテン族
この村の女性は結婚すると眉毛を全剃りするのだそう!すごいですよね!
生えてきたらまた剃るのを繰り返すみたいです。
ラオス ルアンナムター エコトレックツアー レンテン族
ちょっと遠くて分かりにくいですね。すみません。

この村でお邪魔した学校。
ラオス ルアンナムター エコトレックツアー レンテン族
この村のコ達は皆シャイ♥
ラオス ルアンナムター エコトレックツアー レンテン族
唯一撮れたのはこれくらい
ラオス ルアンナムター エコトレックツアー レンテン族

村に入ってから気づいたこと。
それは、民族衣装を着ている人がほとんどいなぃ!!

最近は安い洋服を中国人が売りに来るから民族衣装はほとんど着なくなっているのだそう。
観光客が来る時だけ着替えたりする人もいるみたい…

なんか…こーやって文化が廃れていくのもどーなのかな?と思ってみたり。
外から入って行く人の影響もかなりあるんだなー、興味本位で入って行くのもどーなのかな?と考えさせられる出来事でした。

この村を後にして、いざトレッキング開始!

初めはアップダウンも少なく、余裕〜♪余裕〜♪♪

そしてあっとゆーまにLunchtime♪

Lunchはメインガイドとサブガイド?がテキパキやってくれてこんな感じ。
ラオス ルアンナムター エコトレックツアー ランチ
皆、手で食べます。

ラオス ルアンナムター エコトレックツアー ランチ
ちなみに今日のツアーに参加しているメンバーは
ドイツ人のデイビット、ケイティ、ハンナとアメリカ人のキティ、そして私達夫婦の計7人。キティだけ1泊2日だったけど、ほぼ丸2日一緒。

この7人で本当良く頑張った!!

Lunchの後からが、本番!
川沿いをひたすら登って下って登って下って。
ラオス ルアンナムター エコトレックツアー トレッキング
これがジョージが言ってたアップダウン!!
思っていた以上にキツイ。

ラオス エコ トレッキング

トータル4時間弱アップダウンを繰り返してようやくアカ族の村に到着。
…死ぬかと思った…
ラオス ルアンナムター エコトレックツアー アカ族

到着までのハプニング。
ヒルとの遭遇、1名負傷。
崖から転落1名、転倒3名。
みんなボロボロ 笑

そんな道のりを歩いて来ても余裕のメインガイド。
ラオス ルアンナムター エコトレックツアー キャンプ
物知りでその辺のドングリや葉っぱ、キノコ等どれが食べられて食べられないか全て把握している強者!!

では、ここでアカ族について。
“アカ”とはもともと”川から遠く離れる”ことを意味する言葉だそう。かつて川沿いに暮らし、伝染病にかかった経験から川から離れ山岳の急斜面に暮らすようになったそう。赤系統の色を基調とした精細な刺繍やパッチワークの施された民族衣装を身にまとい、女性たちはウチュとよばれる銀のアクセサリーをちりばめた被り物を被るのが伝統。そしてアカ族では双子がタブーとされ、特定の儀礼では犬を食べる等、独特の文化を持ち合わせています。現在はラオス、タイ、ミャンマー、ベトナム等幅広い地域に散らばっており、その土地独特の文化にも変化はみられているようです。

そして村の写真を見た皆さん!
皆さんご心配だと思います、村のシャワーとトイレについても書きたいと思います。

シャワーは…ありません!外の共同水道です。
ちなみに丸見えです。笑

そしてなぜかギャラリーには地元の子供達 笑

うん、これがこの村の文化。
郷に入れば郷に従う。
外人サンは平気で脱ぐからスゴいです。

そしてトイレはとゆーと、一応小さい納屋?みたいな所にこちら式のトイレがあり、なんとかなりました♪うん、一安心♥

ちなみに寝床はこちら
ラオス ルアンナムター エコトレックツアー ホームステイ

そして夜ご飯!メインガイドと地元の人が2時間かけて完成。
火がね、一つしかないからね。
しょうがない。
ラオス ルアンナムター エコトレックツアー 晩飯

そして、その日の夜は皆に日本の指スマを教えて盛り上がりました♪♪

ちなみにお酒はメインガイドが持って来た”ラオラオ”というラオスの米焼酎。約40度。
ドイツ人は平気でガンガン飲みます。
それに連られて飲んだyuはもはや酔っ払い。笑

そんなツアー1日目♪
お疲れ様でした!