A型肝炎アーカイブ

この地球上には、様々な種が生き残りをかけるために、他の種を滅ぼさんとするための恐ろしい病が沢山存在する。

黄熱、デング熱、狂犬病、腸チフス、肝炎、日本脳炎などなど。その他、まだ得体の知れない名もなきものもそれはそれは沢山。

それらに対し人間という種の持ちうる知能を結集した対抗手段、予防接種。

人以外の種が繁栄を誇る地に足を踏み入れんとする旅人の関門、予防接種。　

ただでさえ怖い注射。
それが異国での注射。
やりとり英語の不安。
けど、滅ぼされるのは屈辱。

カオサン通り南側の大きい通りのバス乗り場へ。

47番のバスに乗る。

乗車賃回収はあっちから出向いてくれて、ひとり6.5THB（約20円）/人。安！

チケット代金を支払うときに、スネークファームって言っておくと良いかも。

ただ、ローカルの人たちが旅人にはすごく優しくて、スネークファームやカオサンなど、降りそうなところはだいたい教えてくれます。

奥に見える扇風機が唯一の温度調整。基本窓全開。

バンコクのローカルバスって、バスの床が木なのと、結構な蒸し暑さが特徴的だよね。ちょっと値段が高いやつに乗るとクーラー付いてたりもするけど。

そんで、結構な揺れが楽しいよね。

元々は毒蛇＆そのワクチンの研究機関、スネークファームの入り口。

これが目印！

初診のための自分の情報と、予防接種の履歴についての２枚を書いて提出。

初診料20THB（約65円）を払ってから、コンディション確認コーナーへ。その後、促されるまま英語での問診という関門へ。

『あなたたち、今日はなにを打ちたいの？』
「黄熱と腸チフスと日本脳炎とジフテリアとポリオと破傷風を・・・（with事前に準備していたメモ）」
『欲張らないの！１日４つまでよ！』
「Wow…じゃあ２日に分けます。」

ということで、

１日目	日本脳炎、黄熱、腸チフス
２日目	A型肝炎、ポリオ、破傷風＋ジフテリア＋百日咳

になりました。

その問診結果を持ってベテランナースの元へ行くと
『3 shot!? oh…terrible…（with苦笑い）』
「え～～～～～〜」
（※このやりとり２日連続）
　
心の準備ができずにいると、なんと先方が昼休みの時間に。

11:30~13:00がお昼休みだそうで、裏手でコーヒーのんでスタンバイ。

黄熱、日本脳炎、腸チフスのワクチン

いざ。　
　
打った後、15~30分その場で待機し副作用が出ないことを確認したら終了！

料金（1THB＝約3.4円）

日本で打つより格安で、新しい私デビュー！！！

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