2016.5.28. By yu
行ってみたくならない?
写真だけじゃ良さが伝わりきってないんだけど、タシュケント滞在なら絶対ここ!清潔だし、共用スペースも充実してるし、宿の人もすごく良い人たち。
こんな感じの朝ごはん付きで1泊10ドル。
旅中なのに妹の卒論を手伝うフランス人、母国に家がなく旅しながらビジネスをするアゼルバイジャン人、車で世界を旅するオランダ人、宿を経営してるウズベク人。色んな出会いやら宿の居心地の良さでついつい6泊も…。
まぁ、外に出て観光して周るのだけが旅じゃないよね。ってことで。
とある日、いつも通りに宿でフラフラしていると、キッチンからものすごく良い香り。
シャワーついでに覗きに行ってみると、調理していたのは中国人、煮込まれていたのは牛肉とポテト、使われていたのは醤油!!久しぶりの中華の香り…優しすぎる彼は、物欲しそうに見ていた日本人を晩御飯に招待してくれたのでした。
そんな中国人ハン、今世界を旅しながらゲストハウス構想を膨らませ、将来的には中国のチベット自治区の方で自給自足的なゲストハウスをオープンさせる予定だそう。
将来ゲストハウスを開く、っていう中国人に初めて会ったし、しかもそのゲストハウスの方向性も俺らが考えてるのと似てる。国境跨いで今後もずっと繋がっていたい同志との、すごく貴重な出会い。
そういえば、ハンがアメリカの都市の名前の書いてあるTシャツ以外着てたのみたことないな。だいたいCHICAGOかLOSだった気がする。そんな彼はこの1週間後、さらに見聞を広げるために、アフガニスタンに向かうのでした。
いつになるかはわからないけど、彼の宿には遊びに行きたいな。
でもって、イラン以来彼と一緒に旅をしているというヨハネスにもご挨拶。
彼は、なんというか本当に謎。
もう四年も切ってないというその長過ぎる髪と、大きな体格に似合わない内股歩き、癖のある話し方から、ちょっとトランスジェンダーを思わせる。ただ彼は、世界各地でカウチサーフィンを使ってローカルな女の子にコンタクトするのを楽しんでる。けど、なぜかたいてい会う前に振られるらしい。
Wifiがないと死にそうな顔になるほど一日中宿でPCを使ってネットサーフィンをする根暗気質で、final fantasyシリーズが大好き。特に7。
もうほんと朝から晩までPCやってるもんで、なんで旅に出たのか疑問になり過ぎて、ある晩聞いてみた。
“毎晩100ドル分酒を飲んだり、高級な車や家を所有する暮らしがナンセンスだなって感じたんだよ”
そうだね、そうだよね。ここにも同志が。生まれた場所も育った環境も違うけど、何かに引かれあって出会いが広がっていくこうゆう宿って大事。
いいこと言ってるな〜と思いきや、知り合った日から、毎晩大量の酒を飲んでtalkableになって、みんなとわいわいして翌朝確実にhangoverになる、を繰り返す彼。
やっぱり謎。
旅は、どこに行くかじゃなくて何をするか。
同じ場所に何かを感じて出会えた誰かと、どんな話ができるか。
そんな場所を、ハンは中国で、俺らは日本で作っていけたら素敵だよね。
作ったら、ヨハネス呼んでみようかな。
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