文化の違いを理解し合いたいなんて所詮旅人の驕りなのか?

2016.4.3. By yu

辺境の地モングラまで来たのは、世界最大級のマングローブ林のあるシュンドルボン国立公園に行くため!

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聞き込んだ結果、モングラから5kmほどのシュンドルボンの入口付近のkatamjalへは半日かかって1,300-2,000Tk/boatで、パーミットが350Tk/人。さらに奥のharbariaへはパーミット込みで3,500Tk/人、丸一日。

でも結局、その入り口の村まで来ておきながら、俺らはシュンドルボンには行かないことに…笑

なぜかかと聞かれれば、『シュンドルボンツアーの魅力が伝わって来なかったから』。

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どの人に聞いても、

「どこに行きたいんだ?」
「何時間乗りたいんだ?」
「いくらが予算なんだ?」

それを聞きたいのはすごくわかる。すっごくわかるんだけど、順番が違うだろうと。

俺らはローカルの人たちから直接この土地の事を詳しく色々教えて欲しいからわざわざモングラに来たわけで、それを教えもらった中で俺らが魅かれたものを見せて貰いに行く相談をしてから、“どこで”“何時間すごす”っていう話ができて、結果“いくらになる”じゃないのかな。

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ただただツアー提案を断り続けるのは簡単だけど、ツーリストがどう感じているか、日本人の俺らがどう感じているかも知って欲しかったから、時間を作って一番英語の話せるHotelも紹介してくれた男に話に行った。

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30分くらい、拙い英語ながら少しでも彼のためになればなぁと一生懸命しゃべった。

  • ツアー全貌がわからないから、工程表を作った方が良い
  • ツアーパンフレットの棒読みじゃなくて、あなたのexpressionで聞きたい
  • 写真がないのはわかるから、どんな景色が見えるのかもっと説明して欲しい
  • そのツアーでどんな体験ができるのか、想像させてワクワクさせて欲しい
    • 響いてる時もあれば、暖簾に腕押しな時もあれば、言い合いになる時もある。

      一番柔らかい雰囲気を選んで話した(上の写真の怪訝な顔はたまたまだよ)んだけど、「なんでツーリストに俺がこんな事言われなきゃなんないんだよ、ツアーも参加してくれないのに」っていう感じが終始漂う。。

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      この瞬間も世界中に、それぞれの価値観で色んなことを考えてる人らがいる。

      その価値観の集合体が文化になっていってるのだとして、その文化を一方通行的に覗き見だけするんじゃなく、文化の交換みたいなことを旅人が少しでも出来るんじゃないかと思って動いているこれは、やっぱり豊かな国の民の驕りなんだろうか。

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      それでも、ほんの少しでも俺らの言葉が彼の中に残ってくれたら嬉しいなぁって思ったり。

      旅って面白い!

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