2017.7.20.
ども!Spotify、音楽の真の意義を軽視してる感じは嫌なんだけど、あの政治的立場をはっきりさせて素敵コンテンツまで作っちゃうところには脱帽だったyuです。
ということで、前回に引き続いてEUの思惑に踏み込んでみます。
マケドニアのEU入りを阻むギリシャ(前回のブログはこちら)。
けどギリシャって俺らが見て来た感じ、正直そんなしっかりした国には感じなかったというかなんというか。アテネはインドだし、なんかオーストラリアよりイージーゴーイング感あった気がする国。
それが招いた経済危機もあったよね?
その国がなんでEUに??
俺らが知らない世界の暗黙の常識なんだろうけど、ギリシャってEU入るときに粉飾決算して入ってる笑
国がやっちゃうっていうのが大胆。
で、それを可能にさせたのは、ゴールドマンサックス。
Sucks!!!
当時の借金総額とか持ってる現金とかをうまくちょろまかしてEUに入る基準を満たしてEU入りした模様。
けど、ちょっとおかしいのはそれがバレても、それがバレた上での経済危機を招いたとしても、EUから追放されてないこと。
基準満たしてないんだから出てってください、じゃないの??
それはギリシャがロシア(冷戦期はソ連)の南下政策に対抗する重要な位置にあるからです。ここを押さえれば、クリミア半島のセバストポリ軍港を拠点とするソ連黒海艦隊は地中海に出ていけません。逆に、ソ連側がギリシャを保護国化してしまえば、地中海や中東、アジアへのアクセスが容易になります。だからアメリカは、ギリシャとトルコに多額の援助を与え(マーシャル・プラン)、NATO加盟を認めたのです。
なんとな〜く、EUにはギリシャが、というかギリシャの場所が必要なんじゃないかって思ってたんだけど、やっぱそうなのね。場所的にも、ここがヨーロッパってなんか無理あるもん。
ってことはそもそもでギリシャに粉飾決算させたのも・・・?
ということで、ギリシャはどんな状況に陥ろうとも、今後もきっとEUであり続けるわけでしょう。
世界を一つの国にしていくための実験台としてのEUは、西側のお金持ちの国たちが自国利益を守り続けるため、そして社会主義に対抗するための枠組みであるわけですね。
巡り巡って、それに翻弄されたマケドニアの人たちが未だに月給€200-250とかの生活をしてる。いつも苦労するのは普通に暮らしていたいだけの人たち。
オスマン帝国が全世界統一してた方が、今の世界は平和だったんじゃないかー!!!って話は、世間から煙たがられるので腹の中にとどめておきましょう。
以上、旅人の浅はかな戯言でした!!
今日も読んでくれてありがとうございます。