2016.3.11. あれから5年。

どうしてもこの日だけは、この瞬間に感じていることの記事を。

” 2011.3.11. 14:46 ”

多くの人の人生を大きく変えた瞬間。あれから5年。

僕らは旅前2人とも仙台に住んでいて、仙台・宮城・東北にはすごくお世話になり、そしていまでも東北がすごく好き。

たぶん、世界で一番好き。

そんなところで信じられないことが起きて、まだ出会っていなかった僕らの人生も少なからず変わった日。

あれから5年。

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《yu》

あれからずっと、仙台に・東北になんかしなきゃと思いながら具体的なことはなにもできてなくて、焦ってばっかりだった。自分の行動を通して大好きな東北に少しでも何かを返していこうと、誰かのため・社会のためと目線が変わっていったのは間違いなくこのときから。

避難中に関東へ帰省中心無い人たちの声を浴び、なんで東北の人たちがそんなことを言われなきゃいけないのかと、すごく悔しかったのを覚えてる。聞いた瞬間に心がザラッとした感じも。

生かされ、世界を回らせて貰えている自分の巡り合わせに向き合って、自分にしかできない役割を全うするためにも、世界のあらゆる面をきちんと見て帰って、仙台に・東北に・日本に何か返したい。

毎年この日を迎えると、元旦より誕生日よりも、一層気が引き締まる。

《mana》

あれから5年。家族、友人と身を寄せ合い、狭い廊下で暮らした日々がつい昨日のことのように思い出される。本当にあっという間だった。

目に見えて街が復興していく姿を目の当たりにして『日本ってすごい』と改めて感じさせられた日々。十分でない部分も沢山あるし、失ったモノコトは戻ってこないけど、それでも着実に変化していた。今も。きっと。

そんな大好きな日本、東北に自分達が何ができるか。その答えはまだ見つけられてないけど、少しずつ近づいている気がする。もう少し世界を見て、自分たちのできる事をカタチにしていきます。
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まだ5年、もう5年。

異国の地からご冥福をお祈りいたします。

震災 5年 世界 旅

改めて元気に旅させてもらっている事に感謝し、多くの事を吸収しながらしっかり旅を続けていこうと思います。

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