2017.8.19.
次の街の予習をしようとしても、結局はそこで暮らす人たちの顔が浮かんで来ないと何も頭に入って来ないんだなぁと考えつき、予習が頭に入って来ないことを正当化したyuです。
昨日のブログの通り、ルーマニアをぐるっと一周旅させてもらったんですが、そんなことができたのはバシさんのおかげ。
優しきバシさんは、初日には日本のカレーを作って貧乏パッカーを出迎えてくれたのでした。
毎日9時間くらい運転、行き当たりばったり、基本安宿泊、観光のペースはいつもの俺らの感じ。
よくもまぁこんな旅に大先輩を付き合わせたもんだと、今では少し反省しちゃうくらいの旅をさせてもらいました。
ただね、バシさんがいたからこそできた旅。
普通の旅人では行けないところに行き尽くす中(昨日の秘境ブログ見てね)、ブカレストではローカルダンサーの家に泊まれちゃうなんて滅多にないでしょ。
上の写真の左から2番目、ビクターのお宅ね。
バスルーム2つの5DKを5人のダンサー(1つのチーム)でシェアする、なかなかファンキーなお宅に身を寄せさせていただきました。
社会主義の公営住宅って、外見全部一緒で街として見るとすっごい息が詰まりそうになる感じなんだけど、中に入ってみたら全然そんなことはなかった。ちゃんとオートロックも付いてて、日本の団地より自由な雰囲気。全部こんなに感じなのかな?
‘Guess what!?’
“What?”
‘Another park!! Haha~’
このくだりを何回かしたブカレストは、とにかく公園だらけ。チャリ、ランニング、ローラーブレード、キックボード、スケボー、あひるボートなどなどあらゆるスタイルでみんなのんびり。
北部のトランシルヴァニアとはだいぶ違って社会主義時代の住宅だらけな街だけど、人の文化はもう全然社会主義じゃないね。当たり前だけど。
ローカルに案内してもらうって、旅の最高の贅沢だよね。
ツーリストプレイスにはまず行かないし、なんでもすぐに聞けちゃうし、文化に触れられるってこうゆうこと。
もうどこだかよくわからなかったけど、このあたりの古い建物は映画に使われたとかなんかで、ビクターも3年前に知ったんだってさ。
なんか、ジプシーが住んでる雰囲気の建物だったような。
(念のため、僕はジプシー差別はしてません)
どっかの教会みたいな建物の中でやっている、骨董市みたいなところにも案内してくれた。
ここはなかなかクールなものたちが、かなりの低価格で手に入りそうなのでオススメです。といっても、場所はよくわからない。。
ここに並んでる時、ビクターになんでダンス始めたのか聞いてみた。
「小さい頃、家庭環境が難しい時期があって、俺とダンス、それしかなかったんだ。」
「日本が羨ましい。毎週どっかでコンテストがあるでしょ?ルーマニアは年に4、5回しかない。」
恵まれた環境でダンスしてた自分から出た浅はかな質問に、穴があったら入りたい気分でパンをかじったのでした。
そうこうしながら何回目かの”Another park!!”でご飯を食べたのち、ビールを買って帰っての家で始まったダンス談義。
からの、ダンスセッション。
からの、ストップアンドゴーのレッスン。
10年ぶりにやったわ。
かなり楽しかったし、ルーマニアにもDJ mitsu the beatsの名が轟いていたのには、仙台にいた身としては嬉しい限り。
ローカルにも触れて、車でしか行けない超僻地にも行けて、自然も建物も社会主義もジプシーも感じられた(明日のブログで書くよ)ルーマニア1週間の旅。
振り返ってみると、俺らの旅にはすごく合ってる国でした。
後悔があるとすれば、宇宙人が使ってたっていうシェルターぐらいかな!ま、どっちにしろ一般人は入れないんだけど。ルーマニア・ブルガリアの謎は深いよ。
バシさん、ほんと全部ありがとうございました!
そばも、ごちそうさまでした!!
浜虎でまたお会いしましょう。
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