シーク教総本山ゴールデンテンプルのある街アムリトサル

2016.3.10.

シーク教って知ってる?

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『シーク教の人は優しい人が多い』

って、旅してるとよく耳にする気がするけど、アムリトサルに来るとそれを身にしみて実感できます。

ちなみに、この記事を書いているコルカタで泊まっている宿(Hotel Galaxy)も、シーク教の方がやられていてとても居心地が良いです。

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こんな風に、ターバンを巻いて髭を生やした風貌の方々が信奉してる宗教。

興りは16世紀。

その頃のインドは、国の統治自体はイスラム教(ムガル帝国)、地方の統治はヒンドゥー教っていう宗教が2重の状態。ヒンドゥー文化が根強く広すぎて手が回りきらないインドを統治するために、ムガル帝国が各地方のカースト上位のヒンドゥー教のお偉いさんと仲良くしてたからこうなってたんだって。

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そんな2重主教の状態に違和感を持って、もういっそ独立しようと考えるひとたちが結託したのが、このアムリトサル周辺。

だから根本的にはイスラム教もヒンドゥー教も批判的な感じの性格を持ってたんだって。どんな教えなのか気になって調べてみて、心に残ったごく一部を抜粋してみると、

  • イスラム・ヒンドゥーの修行は形骸化してる
  • そんな修行より、ちゃんと仕事をしよう
  • 女性の立場が下なんておかしい

なんか、納得できる。

宗教家・聖書解釈家によってつくられた二次宗教から離脱して聖典に帰りたい、けど、他の宗教を排除することはない。

そんな宗教の総本山がこちら、ゴールデンテンプル。

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正式名称は、ハリマンディル・サーヒブ(wiki)。

教徒であれば、一生に一度は訪れる寺院なんだって。

チャイを飲みながら少しお話しした方は、1年に1度必ずいらっしゃるそう。

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このお寺の幸せな空気感は忘れられない。

24時間空いてるんだけど、どの時間でもここに来られて幸せそうな方でいっぱい。

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そんな信仰で幸せいっぱいな方々が、巡礼しに来たときに泊まったりご飯食べたりできるところが、ゴールデンテンプル内に揃ってる。

巡礼宿も食事も料金はなし、参拝者のドネーションで成り立ってる!

(日本でいう御賽銭みたいな感覚・・・?)

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俺らもご飯食べさせてもらってて気付いたんだけど、参拝に来てる方々が、配膳だったり食器洗いをしてる。

総本山で動いてる事が幸せなのか、みんなとてもにこやか。

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そしてバックパッカーには嬉しいことに、この宿と飯は外国人も利用させてもらえる。

ちょっと入り口がどこかわかりにくかったりしたけど、無事僕らもあやからせて頂きました。宿は、テンプルのちなみにアムリトサルの駅前からお寺までの無料バスもあり。

なんと心の広い宗教。

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食事もすごく美味しい。

ここで食べたチャパティが、インドで一番美味しいチャパティだったかもしれない。

そして食後のチャイ、豆乳テイストですごく美味。

上写真の銀の箱にチャイが詰まってて、蛇口からチャイが出てくるという夢のような仕組み。何杯頂いたことか。

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ゴールデンテンプル敷地内でシーク教を感じながら1日を過ごすためだけに、アムリトサルに来る価値は十分ある!

ジュース6Rpやソフトクリーム10Rpも近くにあったり、もちろん普通にご飯屋さんもある街。

是非足を運んでみて!

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