カザフスタンから中国へ、ホローガス国境で野宿してから陸路越え。

(2016年5月情報)

朝から流れに身を任せて、ヒッチハイクも順調に来てたのに(前半の記事はこちら!)、

ケゲニにて、困り果てました。

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1日でキルギス→カザフ→中国を狙う。

キルギスからカザフに国境渡って最初の町なのに、キルギスのお金が使えないなんて。

優しそうなタクシー運転手さんと交渉したら、キルギスのお金でも走ってくれるって言ってくれた(しかも激安!)のに、3分くらい仲間となにやら喋ってるうちに断られてしまった。。

ひとまずカザフスタンのお金が必要!!!!!

なんだけど、

両替屋なし、商店・飯屋・ガソリンスタンドも両替できない、地元の人たちも両替してくれない。

食い物もついさっき全部、ヒッチで拾ってくれたオランダ人カップルにあげちゃったばっかり。。

どうしたもんかととぼとぼ歩いていると、、、

銀行らしきもの&外側にATMが!!!!

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良くない妄想が膨らむ。

けど、他に選択肢もなし。

( ・∇・)

( ・∇・)( ・∇・)

( ・∇・)( ・∇・)( ・∇・)

・・・カザフスタンのお金きたーーーーー!!!

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ということで、無事食料と水も商店でGETし、

公共交通機関もないので、ひとまず立てた親指。

どうなるかな〜と思いきや、

開始5分後にはできてた10台くらいの車の列。

この辺りではお金を払ってのヒッチハイクが当たり前だったみたいで、地元の人たちもヒッチハイクで移動するらしい。

ただ、金額交渉が難航。

相場だろうと思う値段の5〜10倍くらいをみんな言ってきて、値切ろうとすると交渉決裂、走り去っていく。

20台くらい交渉したのち、俺らが相場だろうと思っていた値段で行ってくれる紳士に巡り会えた奇跡。

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中央アジアではよくある、羊たちによる渋滞。

  • 水くれる。
  • デーツ買ってくれる。
  • めっちゃ飛ばしてくれる。
  • 雰囲気からもわかる、すごく良い人。

こうゆう出会いがあるから旅っていいよね!

結局、途中で車を乗り換えてまで、中国との国境まで送ってくれたのでした。

ありがとうー!!!

感謝の気持ちを胸に、そのまま越境しようにももう20時。

国境にいた軍人さんにハイテンションで絡んでみるも、やっぱりもう時間外だったみたいで、国境近くの空き地で勝手にテン泊することに。

明日食える中華を夢見ながら、今日は袋麺と米と豆だけの晩餐です。

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この国境、蚊が多い&強かった。(撮影AM7時)

トラックのアイドリング音やらクラクションでの目覚め。

AM8時に国境の入り口へ。

門衛さんに話しかけてみると、どうやらこの国境は徒歩禁止らしく、止まっているツーリストバスに乗り合えと。

国境待ち列の先頭にいたバスに歩み寄ってみると、当然のごとく乗せてくれた。

このあたりに住んでいる人たちもここを通るためにこのバスに乗せてもらうのが日常みたい。

しかも無料!!

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1日だけだったカザフ記念に国境で買った、カザフの名産品、チョコ。

『ビザなしだと14日しかいられないんだけど、こんな西の果てで入国してからの中国での計画は?え?陸路移動でベトナムに抜ける?14日間で?聞いたことないわあんた正気なの?中国広いわよ。』

的なことを言われながらも、無事にスタンプをもらえて中国に!

この時はまだ知らなかったけど、中国は本当に広かった。。

中国 カザフスタン 国境 麻婆豆腐

中国に入ったら最初に食べると決めていた麻婆豆腐。予想とは大きく違ったけど。

というわけで、キルギスのカラコルからヒッチハイクを繰り返して1泊2日、マイナー国境を2つ越えて無事中国入れました!

次から中国編〜!!

情報の少ないカルカラ国境、果たして通れるのか?

今日はついにkitaさんとお別れ( ; ; )

私たち夫婦は次の国カザフスタンへ。kitaさんはもう少しキルギスに滞在。

日本に帰ったら絶対会いに行きますからねー!また3人でキャンプしましょー!!
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朝食を食べ、情報収集してドキドキしながらマルシュ待ち。

実は今日の国境越えはいつもとは違うんです。普通の旅行者はここから一度キルギスの首都ビシュケクに向かい、そこからカザフスタンのアルマトイという都市に向かうんですが(地図:青ルート)
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ご覧の通り結構遠回り。そこで時間がなく、早く中国入りしたい私たちはここから1番近い国境を目指すことに!(地図:赤ルート)
万国共通、旅人のソウルメイト“ロンリープラネット”によると、一応国境は開いているらしい。マルシュも近くの村までは出てるらしい。

という【らしい情報】だけでスタート!!

食堂のおばちゃんに言われたとこで待ってみる。地元の人たちも何人か待っているみたい、よかったよかった。時間が経つにつれ1人。。2人。。と目的のマルシュが来ては去っていく人々。私たちのももうすぐ、もうすぐ。

しかし、待てど暮らせど来ない私たちのマルシュ。待つ事2時間…(°_°)タクシーで向かうしかないのか?

と、思ったら…マルシュ来たー(;;)!!良かった!待って良かった!!
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一安心して乗車、天気も良く安心したのか車内でうつらうつら。。。すると突然、起こされる!何事かと思ったら「これ以上先はこのマルシュは行かないから降りてくれ!」と。

エェーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

予想していた村より全然手前(°_°)なすすべもなく、降りることに。しかしなーんもない。
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一緒に降りた女の子は歩いて自分の村まで帰るんだとか、全然先の村が見えてないのに。すごいなぁーキルギス。

ひとまず、気持ちを落ち着けようとyuが木の陰で用を足していると、その後ろから一台のトラックが!チャンス!!

すぐさまヒッチハイクし、なんとか国境まで連れて行ってもらえることに。

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ちゃんとチップを払ったよ

こうしておじさんとドライブすること40分。無事に国境に到着。

こうして考えると自家用車またはツアーじゃない限りこの国境越えは難しいのかな?国境を越えた後もカザフスタンの一番近くの村までかなりありそうだなぁ。

ここからどうしよ??と思っていると…

キルギス国境の職員に「あれきっと日本人だよ〜」とカザフスタン側を指差して言われたので見てみると、確かにアジア系のツアー集団が。

でもねぇ、まさかこんなとこに日本人はいないでしょ〜う。中国国境近いから中国人だよね、きっと。なんて話しながらカザフスタン側へ向かうと…

「あれ?日本の方??」

って話しかけられた!本当に日本人だったー!!!!!!!驚き。こんな僻地で日本の方にお会いできるなんて。

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「ここまで何で来たんですか〜?」
「ここからど〜するんですか〜??」

そうなんです、ここからどうしましょうねぇ〜なんて話していると後ろから車が…あっ!聞いてみよう!!
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本日2回目のヒッチハイク。(写真はヤラセ)
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彼らは自家用車でヨーロッパから中央アジアまで来たみたい!中は自分たちで色々工夫して作ったようで簡易ベッドや簡易キッチンが!素敵♡
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国境から近くの村までは一本道。しかし、この道が相当デコボコで何度も頭をぶつけながらなんとか近くの村へ。

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途中途中牛さんや羊さんが平気で横断


私たちはここからそのまま中国との国境を目指すことに!乗せてくれてありがとー♡素敵な出会いに感謝。
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彼らには持っていた野菜をプレゼント

そして新しい国でまずすることといえば、それはお金!お昼も食べていない私たちはお腹ペコペコ。ここに来るまでトータル8時間くらいかかったもんなぁ。
近くのお店でキルギスのお金が使えるか聞くと

No-!

まじか。。。他を当たって見ても

全部No-!!
挙げ句の果てに今日は土曜日。銀行もしまっていて両替できない。。。。お腹すいたー!

でもよく見ると銀行の前にATMが!果たして。。。?

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ブログのタイトル変えました!

こんちは!

最近バリスタの機械でスチームミルク作る練習を始めてたんですが、それに伴う毎日のflat whiteでまた鼻づまりがしんどくなってきたyuです。

世界一周 ブログ 夫婦 potato salad flat white アート 入道雲

最近よく見る”入道雲”を描いたということで。

珈琲はしばらくlong blackですな。乳製品は蓄膿症の敵。

とまぁ英語以外にも色々と勉強させてもらってるオーストラリア生活も終盤ということで、前から気になってたブログのタイトルを変えてみました!

なんか良いタイトルないかな〜って、曲名見たり映画のタイトル見たり道端の英語拾ってみたりと、夫婦で色んな英語を漁っていたんですが、結果Potato Saladに落ち着きました。

potato salad 世界一周

ネットで芋と地球拾ってきてゆるいの作ってみた

前の”Go to the big world”は、俺が高校の時に読んで感銘を受けて、この旅でもずっと携行している何度読んだかもうわからない小説”GO”で主人公が言うセリフ、『広い世界を見るのだ』を俺なりに英語にしたやつだったんだけど、ブログやってるよ〜って伝える時とか、ふとタイトルを見たときとか、なんか小っ恥ずかしい感はずっとあったので、そろそろ旅も再開するし良いタイミングなので変えてみました。

今回のタイトルに特に意味はなく、けど2人してなんかいいよね〜感があったので、この案が嫁の口から出た途端に即決でした。

まぁ、書いてく感じとかは今まで通りな感じだと思うので、変わらず見てみてくださいな!あ、あと個人的には最近、twitterをよく使ってみてるので、そっちもみて欲しかったり。

こんな感じ。

そんな感じ。

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カラコルカラコル

トーソールで3泊もしてのんびりゆっくりした御一行。

お互いに日程は限られてるけど、気の赴くままに旅したいっていうそんな旅のペースも一緒だし、行けるところまで一緒に行動したいなぁと色々話してた結果、カラコルまで一緒に行ってそこでお別れしようと。

「カラコル大きそうだよね〜」
「大きい町か〜なんかやだね〜」
「やっぱこうゆう田舎が良いよね〜」

とぼやきながらの出発。1日に1本、12時くらいに通ると言われているマルシュ(路線バスみたいなもん)を、特にバス停らしきものがないところで待つ。普通だったらちょっと不安にもなるんだろうけど、なんかこの町の人が言うんだし来るんだろう的な感じでのんびり待ってたら、ちょっと時間過ぎてからマルシュ到着。

これがまた着いてみるとすごく心地の良い町でした。

見つけた宿は、かなり年季の入ったバラ屋敷!
キルギスで泊まった宿たち見てみてね〜)

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ロシア正教会見に行ったり、

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おしゃれコーヒー飲んだり、

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レジ周辺でくつろぐマスコット的な猫


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カラコルコーヒーのソファーのお洒落な柄


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こんな珈琲がキルギスで飲めるなんて

おしゃれなお土産やさんがあったり。

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実はここ、日本のJICAが関わってるところだった。

One Village One Productっていう名前のプロジェクトで、キルギスのいろんな村に固有の原料から特産品を作る手伝いをして、その売り上げで村も維持していこうという素敵な取り組み。

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素敵なフェルトの林檎とコースターをお土産に買いました。

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久しぶりのお洒落ビール飲み比べ会 photo by キタさん

一通り街を散策してから、最後の晩餐ビールをカラコルコーヒーにて。

キタさんとの短かったけど濃かった旅はここで終わり。この短い期間に一旦別れて奇跡の再会を果たしたキタさんとは、また世界のどこかを一緒に旅することになるでしょう。ね?

キルギス最後の町は、素晴らしいところでした!

明日は一気に国境を2つ越えて中国を目指します!!!

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“オーストラリア・デー”って、何の日だと思う?

By yu

1月26日はオーストラリア・デー!国民の祝日!

ググってみると、花火やら野外バーやらナイトシネマやらたらふく出てくる盛大そうなイベント。と同時に、なんだか気になる情報も。

オーストラリア・デーに制定されている今日は、イギリスからの独立記念日とかではなく、一番最初にイギリス人がオーストラリアに上陸した日、なんだってさ。つまりは、白人による侵略が始まった日。

“invasion day”
“it’s joke”

ちょっとだけ昔の話。

アボリジニのお話。

今から230年くらい前に白人が初めてオーストラリアに上陸。そこに4~5万年前から住んでいたアボリジニたちは、白人が持ってきた病気で亡くなったり、トレジャーハンティングだっていって遊び半分で命を奪われたりして激減、人として扱われなかった。1900年台前半になっても、アボリジニの社会への影響を薄めようと試行錯誤がされてて「お前たちは子供をちゃんと育てられないだろうから、子供は白人が育てるよ」って言われて親子が引き離されたりしてた。そして2008年に「今まですんませんでした」って大統領がざっくりと謝罪して、今は国から生活すべてを賄える助成金をもらって暮らしてる。

助成金をもらってるって言ったら聞こえは良いけど、結局は社会に参加できないまま、けど生きていけるお金はあるって状態だから、要は社会全体から見て見ぬ振りされてる。何より、金で解決する話かっていう。

ちなみに、”アボリジニ”は差別用語で、こっちでは”アボリジナルピーポー”って言う。

オーストラリア デー ワーホリ パース

ネットだけでは信じられないタチなのでロバートに聞いてみたら

“Yeah! It’s invasion day! hahaha-!!”

ってあっけらかんと笑 ”そんなこと言うか・・・”っていう絶妙な顔をしていたのがバレたのか、

“けどこの話は相当難しいよ。フレマントルはこの日を祝うのを止めたくらいだし。”と。

オーストラリア デー ワーホリ パース

仙台と長町
新宿と渋谷
横浜とみなとみらい
烏帽子と澄川

このくらいの距離感で、国の名前がついた祝日を祝うかどうかが違うって。英断をしたフレマントルによると、多様性だからこそのオーストラリアなのでということで、複雑な背景があるこの日のお祝いはしなくしたらしい。

ちょっとだけ脱線。

ハラールスナックパックのお話。

去年、”Halal Snack Pack”っていうケバブ肉をふんだんに使った食べ物がオーストラリアで人気を博してた。ある州の議会の昼飯にみんなでそれを食べようよって話になった時に、一人の議員さんが大反対。理由は『ハラールを食べるなんて、ムスリムコミュニティに投資していることになるから嫌』『私だけじゃなくて、98%のオーストラリアンがきっとそう言うわ』とのこと。これでさらに話題になったHSP、オーストラリア各地でバカ売れし、Word of 2016入り。

「こんな美味いの初めて食べたし、誰も人種とか宗教なんて気にしてないでしょ」って、辞書にHSPを入れなきゃいけなくなった辞書編者(白人)が初めて食べた感想を爽やかに語ってた。

オーストラリア デー ワーホリ パース

“意外と人種差別とか白人主義がある国だ”
“白人の国だ”

ってネットにはよく書かれているオーストラリア。半年だけパースに住んでみて、たまにそれを感じる瞬間に出会ったりはするけれども、そんな国ではないと俺は思ってる。差別とか区別とかをしたがる人の割合は、日本よりは少ないんではないかと。政治的に見たら、移民の人たちって選挙権ないじゃんって話ももちろんあるんだけどさ。

で、そんなオーストラリア・デーを実際みんながどんな風なのか興味があったから祝う方のシティに出かけることに。

オーストラリア デー ワーホリ パース

オーストラリア デー ワーホリ パース

オーストラリア デー ワーホリ パース

シティのすぐ近くの川沿いの公園にいつもの30倍くらいの人が集まって、皆なんだか楽しそうにのんびりしてた。テント張ったり、シート敷いたりして。白人も黒人も黄色人種もいて、英語もフランス語も中国語も韓国語も日本語もアボリジニ語も、あとはきっとアフリカ系の言語も聞こえた。たまーにだけど、アボリジニの旗の描いてあるTシャツ着てる人もいた。やっぱり、そんなに白人主義の国じゃないと思うんだよね、オーストラリア。

なんかホッとして、お祝いの花火待ち。

オーストラリア デー ワーホリ パース

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しかし、待てど暮らせど上がらなかった花火。

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“ハングドラムにじっと聞き入る青年”

キタさんにタジキスタンで教えてもらったカメラ知識を思い出しながら、露出をいじってみたりシャッタースピードをいじってみたりして遊びながら時間をひたすら待つ。

結果、予定時間を1時間過ぎても花火見られず。

きっと俺らが座ってたところが悪くって見えなかっただけなんだろうな〜って、帰って花火の打ち上げ動画を調べてみたら、なんとこの日を祝うためにパフォーマンス飛行をしていたセスナが墜ちちゃって、花火中止になっちゃったみたい。

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“毎回満席で回り続けるメリーゴーラウンド”

花火が中止になったのは、祝い始めて以来初だったんだってさ。結果、オーストラリア・デーはなんとも複雑な日になってしまいましたとさ。

今回はちょっと長かったねって思ったらクリックしてねϵ( ‘Θ’ )϶


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31歳の目標:蓄膿症による呼吸性嗅覚障害を東洋医学で治す!

31歳を迎えた今年は、一大決心をしました。

自分の人生に“嗅覚”を取り戻す!!!

この歳になってまで無職で海外をフラフラしながら、こんな訳のわからん目標を宣言するなんて、小中学生の俺が知ったら即座にペンを置くことでしょう。

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誕生日に嫁が作ってくれた、カシューナッツローチーズケーキ。

実はワタクシ、中三の途中からほぼ匂いに無縁な環境で生きていました。

昔から鼻水が出がちで、それを飲み込みすぎたことから始まり、その溜まったものが膿になり、それが大きすぎて嗅上皮にニオイ分子が届かず匂いを感じない状態。大学最後の方に全身麻酔の手術を受けるも完治せず、半生を副鼻腔の中の大きな膿と共にしています。

3年通った男子校の匂いも
よく食べたラーメンの匂いも
横浜中華街で足裏マッサージをしていた時のお客さんの足の匂いも
自分がつけていた香水の匂いも

だいたいはわかっていませんでした。

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西洋医学でなく、東洋医学で治す。

そもそもで慢性的な病は、西洋医学では和らげることしかできず、完治させられない。東洋医学では、人の本来持っている自己治癒力を高めていくことによって、治しもするし予防もする。東洋医学をちょっと勉強し始めた今時点での俺の解釈で行くと、“蓄膿症を治す”=“自分自身ととことん向き合う”こと。

    俺の蓄膿症の原因

  1. 粘液を作り出しがちな食生活を好む
  2. 自己治癒力が弱い
  3. 身体的な特徴
  4. メンタル面が鼻づまりになりやすい

これらに向き合いながら1年過ごすことが、”今までの自分がしてきた生き方とは違う生き方になる”し、結果嗅覚を取り戻すことに繋がる。

①粘液をこれ以上作らないために

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アーモンドミルククリームパスタ&ビーツスープ&サラダ(ベジタリアンフード)


アーユルヴェーダの観点から蓄膿症をみると、粘液が頭部に溜まり、免疫力が落ちると溜まったのが悪化して膿や炎症になる、らしい。

粘液を作り出しやすい食べ物たち:乳製品、砂糖、脂

小さい頃に毎日牛乳1ℓ以上飲み続けていたのが心当たり。ただ、それを筆頭に確かに粘液になる食べ物を好き好んで食べる傾向にあるので、そこを改善する。

②自己治癒力改善のために

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東洋医学って歴史が深いし、おもしろい。


・消化にかなりエネルギーが割かれてるのを改善する
・自分の身体(臓器)の観察を続ける
・ハーブやスパイスの力を借りる
・ヨガで身体と心を鍛える
・経絡とツボを刺激する

乳製品、油、肉類、赤身の魚、貝、甲殻類、甘味、刺激物、アルコール類の摂取を控えて、常に腹八分、間食をしない、ハーブティーを適度に飲む。ヨガや瞑想をしながら常に自分の状態を観察し続けて、たまにツボ押し。もちろん、ベジ生活を継続しながら。

ベジ生活をすることで、地球環境悪化にも加担しなくなるから気持ち的にも良し。

③身体的な特徴を克服

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上半身が常に左に傾きながら左に捻れてる(右向いてるから普通に見える)

もともと遺伝的に鼻の形状、特に右鼻が狭くって、副鼻腔から膿が出て来にくい。

あと、ボードでレギュラーばっかりで滑ってたので、上半身が左にねじれてる。

ヨガとストレッチで、ボードでひん曲がってしまった身体の改善しようとしてるんだけど、これをするとなぜだか鼻の通りも良くなってくるので一石二鳥。人体って不思議。理屈じゃない。

④メンタル面改善

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鼻は自己認識の象徴。

鼻づまり:自分の価値観や重要性を認識できていない。誰かに対してイライラしている人にありがち。

らしい。けど、このメンタル面の課題は正直なんとなくずーっと引きずってた気がするので、これを機に向き合います。シナプスとかニューロンとか、西洋医学的な考え方も混ぜこぜにして、なんで自分が自分たるかを考えるいいきっかけに。結局はDNAでしょ、にはならないはず。

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ここのアジアンフード美味。誕生日なので生ビールも1杯だけ。

クリスパーなんぞ使わずとも、論証やコード化なんぞできないであろう人間の潜在能力の高さを、自分の体験を通して語れる一年にしたいと思います。

あと、こんなのもいいみたいよ!みたいな情報、是非是非ください!!!

嗅覚がないって可哀想だねって思ったら、慈悲の心でクリックϵ( ‘Θ’ )϶

地獄の門への行き方!!旅人必見!

2016年情報!

トルクメニスタンのダルヴァザにある、世界の絶景のひとつ“地獄の門”への行き方、今日こそはバッチリ書きたいと思います!

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なんでもない日々が幸せ

by mana

何が良かったか、それを一言で言えば
『雰囲気』
なのかな?何かを目的に来たわけではない偶然訪れた村、トーソール。

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“Tosor”ってとこ。トーソールって言って通じてたはず。


宿からすぐの湖に行けばロシア人が泳いでいたり、現地の子供たちがはしゃいでいたり、漂流してきた人?がいたり。
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ついた日はあいにくの天気。。。と思ったら虹が!


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タイトル:未知との遭遇 photo by kita


漂着した人と未来から来た人みたいぢゃない??笑

村を歩けば可愛いい子供たちがさくらんぼをくれたり、可愛いいおじいちゃんが自慢のバラをくれたり。

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おじちゃんの自慢のバラ。右手にはさくらんぼ photo by kita

この辺ではカメラが珍しいのかも。カメラを向けると皆喜んで笑顔を向けてくれる。

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抱っこさせてもらったら泣いちゃった。。。photo by kita

売店のお父さんなんか外に出てきて子供全員並ばせて写真撮って!って。かわいいよねぇ〜♡東南アジアやインドではいつからか子供達から”one dollar”ってお金要求されるようになっちゃってカメラ出さなくなっちゃったもんなぁ。こーゆースレてないのも中央アジアの魅力の一つかも。
(この時カメラが壊れていて可愛い子供達が全然撮れてません。。すみません。代わりにキタさんが撮ってくれた私の写真 笑)

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花をもらって浮かれてる♫でもシワがヤバい! photo by kita

夜は近くのユルトキャンプで無料のコンサートがあったり。

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ちょっとぶれてますね。。


カザフスタンから遠征で来ているグループなんだそう。あんな小さい子もカッコよく踊ってて素敵でした。偶然教えてもらったんだけど、来れてよかった(^^)

ご飯は基本自炊。

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初めて見るものに興味津々なオラウータン


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真面目に朝食作り

冷蔵庫だと思って入れてた卵が凍ってたり。

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卵って凍るんだね。この後ちゃんと火を入れて美味しくいただきました!

朝ごはん注文してないのに宿の人が少し分けてくれたり。
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宿の敷地の外で焚き火して夕飯食べたり。

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この後近所の人に怒られて即退散 笑

最終日はせっかくなのでランチを宿でお願いしたり。

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ここのご飯めちゃくちゃ美味しかったー♡サラダはどっかで真似してみます!

なんでもない、穏やかな日々。

言葉は通じないけど、笑顔で私たちを迎え入れてくれたこの村の人々。そして日によって違う顔を見せてくれる湖と山々。これがこの村の最大の魅力なんぢゃないかな。ぜひ皆んなに訪れてほしい、そんな村。
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雪の降る湖から、ロシア人の海へ。

寒さで目覚めた!!

ユルトっていうテントの中、寝る前にストーブみたいなのに火を点けてはくれるんだけど、馬の糞を乾燥させたものを燃やすだけだから全然火が長持ちせず(10分くらい)!結構寒い!!

野外トイレに行こうと外に出てみると、朝からあいにくの雨。

とりあえず、大音量のRickie-Gでみんなを起こす。
(キタさんが気に入ってくれて良かった〜)

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朝ごはんを食べに別のユルトに行ってみると、おばあちゃんたちが何やら仕事中。

朝絞った馬の乳からバターを作ってるところなんだって。こんな自然の中に冷蔵庫なんてあるわけもなく、毎朝こうやって手動でバターを作ってる。

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どんなもんかとちょっとだけ体験させていただきながら、パンにその出来立てのバターを塗って食べる幸せ!

雨降っちゃったから、馬に乗る事も出来ずにのんびりゆったりしていると、前日のうちからお願いしておいた車が予定よりも少し早く到着。ドライバーさんはここの家族の旦那さんだった。

(え、旦那さんならもうちょっと安くても。。。)

って、俺らの頭をよぎりました。笑

「キルギスは観光慣れしちゃってて金にがめつい」って聞いてた通りのことを実感することもちょこちょこ。

このご家族は夏の間だけ観光でのお仕事ができるみたいなので、まぁ仕方ないでしょうと自分に言い聞かせつつも、昨日のすっごい距離走ってくれた人の対価を考えると、もっと安くてもいいのに…って思えちゃって納得しきれてないまま出発です!

ソンコル キルギス 雪 道

わお。

全然前見えないじゃん。

ソンコル キルギス 雪 道

羊?羊飼い?

この天候の中、これが私生活って、想像を絶する。

ソンコル キルギス 雪 道

溝のないほぼないタイヤを履いたエスティマで、雪道を滑りながら下って行く。

後半は舗装されたすっごく綺麗な道で、約束してた街(コチコル)まで車で3時間くらいしかかからなかった。距離的にも労力的にもかなり割高だな〜って感じたので、着いてからちょっと高いと思うって伝えて、妥当であろう金額を払ってみたんだけど、これがダメだった。

熊のような大きさの親父が、怒り声を張り上げ、殴りかかりそうになってくる。

事後に言ってるのは申し訳ないんだけど、やっぱり割り増しされていると感じる気持ちは拭えない、けどやっぱり事後に言うことになっちゃってごめんなさい。

ということで一悶着の末、事前に決まってた金額をお支払い。

そりゃそうだ。

キルギス マルシュ

一旦落ち着いて、今度のシェアタクシーはちゃんとローカルの人と同じ価格のやつに乗って、コチコル内にある大きめのマルシュ乗り場に移動。シェアタクシーを降りると、言ってた金額より上乗せされて請求が。

“いやいやいやいや〜”ってなってたら、

“ほら、いやだろ?”的な笑み。

さっきの見てたのね。

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安定のラグマン。キルギスは飯が美味い。

飯を食いながら、大きなイシククル湖のほとりのどこの町に行くか検討。

もう本当になんとな〜くで、ロンプラを眺めながら行き先を決める。

なんか、この村すっごく小さそうでなんもなさそうで良さそうじゃない?という3人の同意で、トーソールという村に向かうことに。旅のペースが合う人と行動できるって本当に楽、幸せ。

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そして出発前、この偏ってしまった“金にがめついキルギス”っていう不信感を抱えたままなのは失礼だろうと思って、ちょっとの隙を見てローカルの人たちに絡みに。

がめついがめついって言っても、それは一部の観光に携わってる人たちだけだもんね。

CBTがあることで競争がないことも大きいんだろうなって思う。これもグローバリゼーションの影響。資本主義って今の価値観にはそぐわないしもう無くなったらいいのに。

馬に乗ってる人の写真を撮っただけでお金要求するジェスチャーされたら、そりゃがめつい国だって話にもなっちゃうよね。

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ロシア人の海、イシククル湖

『この宿に日本人来たの初めてよ!』

トーソールで見つけた、こんな綺麗な湖に徒歩1分で行ける宿(キルギスで泊まった宿たち)のお母さんに言われました。なんとなくのみんなの勘で来てみたトーソール、すごくすごく素晴らしい村!!

何が素晴らしいかって?

続く!!!笑