《ベンメリア》
アンコール・ワットの約40km東の森の中にある寺院。
世界遺産であるアンコール遺跡群のひとつ。
全貌が明らかになればアンコール・ワットを凌ぐといわれるほどの規模。
僕らはトゥクトゥクを4人でシェアして行ってきました。
4人で35USD+遺跡入場料が5USD、アンコールのチケットは不要。
トゥクトゥクでの所用時間は片道1.5~2時間ほど。
結論から完結に述べさせて頂きますが、ぜひ行ってください。
ここでは、行かれる時の注意事項をご説明させて頂きます。
まず、行かれる際には、サンダルではなく靴で行きましょう。
そして、この遺跡を最大限楽しむために最初に注目すべきは下記2点。
・紺色の服を来た現地警備員的な人たち
・苔の生えていない岩
紺色の彼らは遺跡を細部まで知り尽くしており、
観光用に作られたルートではないところを縦横無尽に駆け回る。
その獣道、遺跡が崩壊した岩の上をすいすいと歩くわけですが、ここで2点目。
そのルート上の岩には苔が生えずに砂がのっています。
このルート、サンダルでは険しい上に滑りやすく大変危険です。
後から調べたところ、毒蛇も生息中とのこと、やっぱり靴ですね。
そうしてまわる事で何が起きるかと言いますと、
1586年にポルトガル人のアントニオ・ダ・マダレーナが、
1632年に日本人の森本右近太夫一房が、
1860年にフランス人のアンリ・ムーオが、
それぞれ体感したであろう、遺跡発見者の心持ちになれます。
他のアンコール遺跡群では、こんな自由に動き回れないのでおすすめです。
遺跡自体と自然のスケール感も、言うまでもなく壮大なものでした。
僕らも次に行ける機会があれば、靴を履いていきたいと思います。
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