シンガポールの国立博物館、お見事!
(HPはこちら!)
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カテゴリー: 歴史探訪
タスマニアの自然・絶景巡りから、世界一周再開!!
ど〜も!お久しぶりです、manaです。
オーストラリア本土を離れてから約2週間。私たちは今オーストラリアの南東にある、タスマニア島に来ています。
世界一周のrestart!!(この記事を投稿している時は既にマレーシア 笑)
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“オーストラリア・デー”って、何の日だと思う?
By yu
1月26日はオーストラリア・デー!国民の祝日!
ググってみると、花火やら野外バーやらナイトシネマやらたらふく出てくる盛大そうなイベント。と同時に、なんだか気になる情報も。
オーストラリア・デーに制定されている今日は、イギリスからの独立記念日とかではなく、一番最初にイギリス人がオーストラリアに上陸した日、なんだってさ。つまりは、白人による侵略が始まった日。
“invasion day”
“it’s joke”
ちょっとだけ昔の話。
アボリジニのお話。
今から230年くらい前に白人が初めてオーストラリアに上陸。そこに4~5万年前から住んでいたアボリジニたちは、白人が持ってきた病気で亡くなったり、トレジャーハンティングだっていって遊び半分で命を奪われたりして激減、人として扱われなかった。1900年台前半になっても、アボリジニの社会への影響を薄めようと試行錯誤がされてて「お前たちは子供をちゃんと育てられないだろうから、子供は白人が育てるよ」って言われて親子が引き離されたりしてた。そして2008年に「今まですんませんでした」って大統領がざっくりと謝罪して、今は国から生活すべてを賄える助成金をもらって暮らしてる。
助成金をもらってるって言ったら聞こえは良いけど、結局は社会に参加できないまま、けど生きていけるお金はあるって状態だから、要は社会全体から見て見ぬ振りされてる。何より、金で解決する話かっていう。
ちなみに、”アボリジニ”は差別用語で、こっちでは”アボリジナルピーポー”って言う。
ネットだけでは信じられないタチなのでロバートに聞いてみたら
“Yeah! It’s invasion day! hahaha-!!”
ってあっけらかんと笑 ”そんなこと言うか・・・”っていう絶妙な顔をしていたのがバレたのか、
“けどこの話は相当難しいよ。フレマントルはこの日を祝うのを止めたくらいだし。”と。
仙台と長町
新宿と渋谷
横浜とみなとみらい
烏帽子と澄川
このくらいの距離感で、国の名前がついた祝日を祝うかどうかが違うって。英断をしたフレマントルによると、多様性だからこそのオーストラリアなのでということで、複雑な背景があるこの日のお祝いはしなくしたらしい。
ちょっとだけ脱線。
ハラールスナックパックのお話。
去年、”Halal Snack Pack”っていうケバブ肉をふんだんに使った食べ物がオーストラリアで人気を博してた。ある州の議会の昼飯にみんなでそれを食べようよって話になった時に、一人の議員さんが大反対。理由は『ハラールを食べるなんて、ムスリムコミュニティに投資していることになるから嫌』『私だけじゃなくて、98%のオーストラリアンがきっとそう言うわ』とのこと。これでさらに話題になったHSP、オーストラリア各地でバカ売れし、Word of 2016入り。
「こんな美味いの初めて食べたし、誰も人種とか宗教なんて気にしてないでしょ」って、辞書にHSPを入れなきゃいけなくなった辞書編者(白人)が初めて食べた感想を爽やかに語ってた。
“意外と人種差別とか白人主義がある国だ”
“白人の国だ”
ってネットにはよく書かれているオーストラリア。半年だけパースに住んでみて、たまにそれを感じる瞬間に出会ったりはするけれども、そんな国ではないと俺は思ってる。差別とか区別とかをしたがる人の割合は、日本よりは少ないんではないかと。政治的に見たら、移民の人たちって選挙権ないじゃんって話ももちろんあるんだけどさ。
で、そんなオーストラリア・デーを実際みんながどんな風なのか興味があったから祝う方のシティに出かけることに。
シティのすぐ近くの川沿いの公園にいつもの30倍くらいの人が集まって、皆なんだか楽しそうにのんびりしてた。テント張ったり、シート敷いたりして。白人も黒人も黄色人種もいて、英語もフランス語も中国語も韓国語も日本語もアボリジニ語も、あとはきっとアフリカ系の言語も聞こえた。たまーにだけど、アボリジニの旗の描いてあるTシャツ着てる人もいた。やっぱり、そんなに白人主義の国じゃないと思うんだよね、オーストラリア。
なんかホッとして、お祝いの花火待ち。
しかし、待てど暮らせど上がらなかった花火。
“ハングドラムにじっと聞き入る青年”
キタさんにタジキスタンで教えてもらったカメラ知識を思い出しながら、露出をいじってみたりシャッタースピードをいじってみたりして遊びながら時間をひたすら待つ。
結果、予定時間を1時間過ぎても花火見られず。
きっと俺らが座ってたところが悪くって見えなかっただけなんだろうな〜って、帰って花火の打ち上げ動画を調べてみたら、なんとこの日を祝うためにパフォーマンス飛行をしていたセスナが墜ちちゃって、花火中止になっちゃったみたい。
“毎回満席で回り続けるメリーゴーラウンド”
花火が中止になったのは、祝い始めて以来初だったんだってさ。結果、オーストラリア・デーはなんとも複雑な日になってしまいましたとさ。
今回はちょっと長かったねって思ったらクリックしてねϵ( ‘Θ’ )϶
紀元前後に作られた世界遺産アジャンタ仏教石窟群!
2016.2.21. By yu
最初に言っときます。この壮大さは、絶対現地に行って感じて欲しい!アクセスがちょっと面倒だけど、個人的にはエローラより好き。少しでもその凄さが伝わるように頑張ります。
えっ?インド人ってちゃんと並べるの⁇
2016/1/24 by mana
インド最南端の都市、カニャクマリ。日中は日差しが強く、かなり暑い。
それでも日の出と日の入りが楽しめるお得な絶景ポイントであり、ヒンドゥー教の聖地でもある為、平日でも人がわんさか。
3つの海が合流?インド最南端カニャクマリ。
2016.1.23.
『娘さんと結婚させて下さい!すぐ仕事辞めて、比較的ノープランな2年間の世界一周に連れて行くんですが。』
去年のこの日は、嫁さんの実家にご挨拶に伺った日。
緊張したあの日から1年、今はインド亜大陸の最南端。
“最南端”って惹かれるよね!
インドでも聖地なのか観光地なのか、かなり人気の街。きっちり伝統衣装を身にまとう人、羽振りの良さそうな洋服を着てる方、修学旅行っぽい学生さんなどなどなどで大にぎわい。
その最南端は広大なインド洋に面する漁村で、写真みたくカラフル!!
ローカル道を歩いてると、観光地と違って穏やかそうな人たちが、釣りの仕掛けを作ってたり、1mを超えてる魚をそのまんま原付に乗っけて走ってたり。
このあたりに住んでいるのは、タミル語を話すドラビダ人の末裔の方々だって。
『え、インド人がサリー着て教会でお祈りすんの!?』
カラフルな街の中に、こんなに真っ白で素敵な教会があって、カラフルなサリーを着た人たち続々と訪れては、目の前に十字架切ってイエスにお祈りして帰っていく。
自分の中の既成概念がまた一つ崩れる。
考えてみれば、日本人が着物着てモスクでお祈りするのもありなんだもんな、きっと。
『最南端で3つの海が混じり合って、とても神秘的なプレイスです!』
海とか湾とかごっちゃになってて変だよなぁ〜なんで3つって言われてるんだろ〜ってもやもやしてたんですが、この最南端の地にあるガンジーのミュージアムに訪れて見て謎が解けた。
ガンジーさんが『3つの海(水?)』って言ったんだ!
地図見て「全部インド洋だよね!」なんて思っちゃっている方、ロマンが足りませんでしたね。僕も含めて。
ここに来て270度広がる海を見渡してみると、とりあえず厳かな気持ちになれます。
ガンジーさんもこんな気持ちで、時代の流れを読んでいたんですかね。
出発前に何人かの偉人の伝記を読んでたけど、ガンジーさんもリスペクトする人物の一人。
有名な非暴力不服従の運動の末、イギリスからの独立を果たして、今のインドがある。まさに、インド建国の父。独立後、イスラム教とは協調しよう!って言っていたら、熱狂的なヒンドゥー教徒に殺されちゃったんだけど。もっと生きててくれたら、インドとパキスタンはもっと仲良くできてたのかなぁ。
ちなみに、インドの紙幣は全部ガンジー。
日本建国の父って誰?きっかけは坂本龍馬?
明治維新って”アジア3大反乱”ってのに数えられてるんだね、知らなかった。
日本のそんな動きや日露戦争での大国ロシアに勝ったことだったり、日本の動きがアジア全体を勇気付けた過去もあるんだってさ。ガンジーさんもその一人だったそう。
今、日本の紙幣に載ってるのって誰だっけ?
1万円札を”諭吉さん”とよく呼ぶから、福沢諭吉しか思い出せない。2千円札とか、紫式部じゃなかったっけ?もっと身近に感じて自国に誇りを持てる人物にしてくれても・・・。そのうち千円札が安倍さんになったりして。コワイコワイ。
「この太陽、4時間くらい前までは日本を照らしてて、今サウジあたりが夕方か?地球ってやっぱ人類で奪い合えるもんじゃないな。」なんて考えたインド最南端、ガンジーさんと同じ場所で世界の平和を祈ってみたり。
まぁまずは1年前言った、家族の幸せを守れる男になります。
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現在、2016/3/24に行われるインドのホーリー(誰彼無く色粉・色水を掛け合う祭り)に一緒に参戦してくれる仲間を募集中!!ちょっとでも興味あったらご連絡ください!!!
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