ヤンゴンでインドビザを10ドルで取得(前編)

旅人の間で曲者で名高いインドビザ。

どこで申請するか事前に決めてはいなかったけれども、旅の流れでミャンマーで取得することに。

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《申請に必要なもの》
・日本大使館からの推薦状
・オンライン入力のインドビザ申請書
・顔写真2枚
・パスポートコピー
・アメリカドルのピン札(8+2ドル/人)

《前編でやったこと》

Day.1 ヤンゴンの日本大使館にて推薦状の申請
Day.2 推薦状を受け取り、ビザ申請書類代行業者さんに書類作成頂く
Day.3 09:30~11:00にインド大使館でビザ申請
(頑張れば2と3を縮めて2日間でもいける)
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Day.1

Shewdagon Payaを拝観した足で寝大仏を見に行き、あまりの心地良さに寝大仏の傍らでうたた寝をし、その後日本大使館まで徒歩で移動。

1時間近くの昼寝のおかげで到着したのが午後だったからか、大使館ガラガラ。

大使館にいる日本語堪能なミャンマー美人に、インドビザ申請のため推薦状が欲しいと告げると、申請用紙と白紙をくれます。

申請用紙は個人情報や入国日や入国手段などを指示通り記入。

白紙の方には、推薦できるかどうか判断するためのインドでの旅程と出入国の手段を記入します。旅程は、何月何日から何日は、どこの都市のどの宿に滞在、とざっくり書き並べていく。インドの歩き方かロンプラか持って行って、それっぽく書けば大丈夫。

書類自体はさらさら書けるものの、僕らには懸念材料が。陸路入国でも日本国からの推薦状が下りるのかどうか。

“空路で入りまーす”とそれっぽい便名と共に書くことは可能でしたが、なんだか良心が咎める。割り切って窓口の方と相談した上で、”政府の許可を申請中で、その許可をもって陸路で入国する予定です。”と正直に記載することに。

不安でしたが嘘を付いて変な流れになるのも嫌だし、ダメだったら空路で申請し直そうと決意し提出。

加えて言われたのが、LehやAssamあたりの危険情報でレベル2になっているところに滞在予定と書いていたため推薦状がおりると確約はできない、とのこと。

インド入れなくなるのは嫌だけど、嘘ついて入るのも…ということで思い付く限りのヒンドゥー教の神様たちに祈りつつ大使館を後に。

Day.2

Downtownから歩いて大使館へ!

だいたい1時間弱ぐらいですかね、暑い日は熱中症の危険があるのでバスに乗ってくださいね。リボンマークのやつ。

仏教やヒンドゥー教の神様たちにお祈りしていた成果が出たのか、僕らは無事に推薦状を頂くことができました。

“レベル2のエリアは、渡航情報チェックしながら十分注意して旅してくださいね”という助言と共に。

いやー嬉しい!嘘つかなくって良かった!!ありがとうございます、外務省さま!!!!

恥ずかしながらこの書類で初めて外務大臣さんの名前を知りました。

その浮き足立った足で、今度はインド大使館のそばのビザ申請書類の作成代行してくれる業者さんのところへ。

もちろん自分で書類作成もできるのですが、少しでもミスってると受理してくれない手厳しいインド大使館。ミス=翌日出直しという仕組み、加えてミャンマーのwifi環境でのオンライン作業はなかなかの難易度。ということで5,000kyat(写真サイズ引き伸ばし料1,000込み)を支払い、プロに完璧なものを作成頂きました。

38st.インド大使館とは大通りを反対側に渡って少し歩いて左側に親切なところがあります。

Day.3

  • ・ビザ申請必要書類一式
  • ・日本大使館の推薦状
  • ・アメリカドルのピン札

インドビザ申請に必要なものたち全ては今、僕らの手の中に。

朝食を済ませ、独立記念塔のそばでチンロンやってから、0855頃インド大使館前に!ビザ申請時間は0930-1100。

「今日はinternetがdon’t workだからMondayにまた来て。じゃ!(笑顔で握手)」

いやーいやいやいやいやいやいや。

今日Wednesdayなんだけど、Mondayってだいぶ先じゃない?しかもビザ申請書類受け取るのにnetいる?

inetrnetじゃなくってhumanがdon’t workなんじゃないんすか?

ねぇねぇねぇねぇ。

なんて色々言ってみましたが、暖簾に腕押し、糠に釘、馬の耳に念仏、豚に真珠、インド人に抵抗。

インドの方々もクリスマス周辺結構がっつり休むのね。ということで出直しを余儀なくされました。

どうなることやら。

後編で、インド人との戦いの続きや申請の詳細、ドルの出し方など。

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