2016.6.1.
イギリスEU離脱…。何よりの驚きは、その後のニュースが為替相場の話だらけだった事だよね。そんな目でしか世界を見ないなんて・・・この世は市場じゃない!
ま、それは一旦置いといて、この日はそんなニュースとか届いてない、もしくは届いても意に介さないであろう辺境越境移動なり。
(お金とか時間とか、細かいことはこっちの記事から)
我が家のごとく快適に過ごしたtopchanから、やっとの事で重い腰を上げて、マルシュと激安バスを乗り継いでやって来たイミグレーション。
- ウズベキスタン滞在中のレジスト全チェック
- 入国時と出国時の申請通りの金を持ってるか確認
- 服を脱がされ身体検査
- デジカメ内の写真を全消去
いろんな話が飛び交い、日本人も他の国の人たちも口を揃えて面倒だったというウズベキスタンからの出国。
果たして・・?
荷物検査も持ち金に関する質問もセキュリティチェックも、とにかくチェックと名のつくものは何にもなく、ものの5分で出国スタンプ。
イミグレでも写真撮れちゃう緩さ。
多少の肩透かし感はあったけど、目的地のsarvodaまではまだまだあるので、幸運に感謝しながら歩を進める。
んだけど、この平和な国境出てすぐのタクシーたちが曲者!
ロンプラとかで相場把握しておくとわかるんだけど、その10倍くらいで来る。
地元の人も眉を顰めるいや〜な雰囲気。
嫌だったのでひとまず歩き出してみると、優しいおじちゃん運転手が追いかけて来てくれて、相場の価格で町まで送ってくれました。
自分の心の声を信じる、頭だけで考えて行動しない。
これ、竹中家の恒例。
(リシュケシュでトシさんに習った)
そうしてたどり着いた大きめの街khojand。
着いた途端にバケツをひっくり返したような大雨。
引きこもりのぬくぬく生活から一転したハードな越境移動に疲れが出始めたタイミングとドンピシャで、わかりやすく減り始める元気と会話。
流れがダメそうだったら、何か起きそうなローカルなところでひとまず飯を食う。
これ、竹中家の恒例。
(こっちはオリジナル)
何も解決に向かわせる努力をしないのに、誰かが話しかけてくれたりして不思議と事が進んでいくという、他力本願的な行動。
けど、経験上かなり良い方向に事が進んでいく。
かわいい店員さん家族に現在地や移動手段など教えてもらって、さらには両替のできる銀行にも一緒に行ってもらえて大助かり。他のお客さんも大きいお金を小さいお金に両替してくれたり、また別のお客さんは、いとこが英語話せるからって言って電話してくれて、その人がタジキスタンについて色々教えてくれたり。
そんなこんなで美味しく楽しくご飯を頂いて、外に出てみればさっきまでの大雨が嘘みたいな青空。
みんなに元気をもらった勢いそのままに、fan mountainの麓までたどり着くべく今度はシェアタクシー探し!
後編へつづく。
そうそう、俺も(2015年11月時点)イミグレほぼ素通しだったわ。拍子抜けした。あんなに宿ごとにしっかり集めた宿泊証明全く見られなかった。昔の時期の噂が残ってるのかね。なんにせよウズベクは日本人はビザいらなくなるらしいし(2017年から?)、更に観光しやすくなるだろうねー。