こんちは!
想像以上にスペインが心地良すぎて、実は俺にはこっちの血も入ってるんじゃないかと勘繰っているyuです。スペイン語もしっくりくるし。
さてさて、ちょっと遡って1年半前・・・
「ムージーのサットサンを聞くためだけにリシュケシュに来たんだよね〜」
俺らを呆然とさせる一言を発したトシさん。
(そのブログはこちら)
だって、日本人にとってのインドって、北インドならタージマハルやらガンガーだし、南ならオーロビルやらリゾートだし、リシュケシュなら絶対にヨガでしょ?
けど、そんな誰かが決めたものは自分の旅じゃないって、リシュケシュでヨガもせずに、サットサンと沐浴を繰り返す背中に学んだ懐かしき日。
俺らのその後の旅の仕方を大きく変えたトシさんに会うために、結構無茶なスケジュールで来たロンドン。
独特の、それこそ仏陀みたいな雰囲気を持ってるトシさんは、かれこれもう20年くらいイギリスに住んでる。
小さい頃から、世界一自由な学校って言われてる、サマーヒル・スクールってとこに通ってたから。
「子どもたちは強制よりも自由を与えることで最もよく学ぶ」っていう哲学で、すべての授業が選択、生徒たちは自分たちの時間で何をするのも本人の自由に任されてる学校。
「子どもの役目は彼自身の人生を生きることであり、心配性な親が、彼はこんなふうに生きるべきと考えた人生を生きることでもなければ、自分が一番よくものを知っていると思い込んでいる教育者の目的にかなった人生を生きることでもない」by サマーヒルの創設者ニール
そんなトシさんと、1年半ぶりの再会です。
トシさんは、サッカースタジアムから徒歩2-3分のところに住んでて、待ち合わせをした日は大きな試合があったみたいで、電車も駅も人人人人人。
「え、サッカーやるんすかこんな近くで!」
「せっかくなんだし観に行きましょうよ〜」
とはならないロンドンの過ごし方。
自分たちの旅を感じなきゃ。
旅は、誰に会って何をするか。
この日は、トシさんが3人分のパスタとサラダを作って振舞ってくれることで、お言葉に甘えてMAXくつろぎながら旅の話。
台湾に天然の大理石に流れてる川がある
デトロイトのカルチャーは濃い
アメリカ人は贅沢。国立公園が凄過ぎる。
オススメされる場所も、そこをオススメしてくる角度も、なんかやっぱ一般的な日本人旅人のそれとは大きく違うものばかり。
旅してるこっちが、旅のことを色々教わってるうちに、何とも手際良く出来上がったパスタとサラダ。
その美味さ神の如し。
神のご飯を頂きながら、あれからのことこれからのことをゆったりしゃべる。
食後には、relaxとdetoxを混ぜたお茶を頂いて、もうなんだか全身脱力。
話は自然とそっちの方面に。
思いは表れであって、自分じゃない
エゴは、ただ便利なツール
脳も身体も心も、自分じゃない
自分は空、思いは雲ってイメージ
自分に優しく
書ききれないくらい、というか言葉はやっぱりツールでしかないから書いたところで俺らのもらったものとは違っちゃうけど、いろんなものをもらった時間。
インド過ぎてから、流れを感じてやってたけど、まだまだ修行が足りません。
トシさんにホールドしてもらって、ひさびさに自分を感じるところまでいけたけど、あれからまだあの境地にはいけてない。あそこにはいつでも行き来できるようになりたいな。
贅沢な部屋で、神のご飯と神のサットサンと神とのセッション。
ほんの数時間だったけど、無茶なスケジュールの中頑張ってロンドンまで来て本当に良かった。
ロンドンからの帰りのバスで「自分はある程度できる人間だ」っていうレッテル剥がしを始めたら、左肩の奥が痛み出して、左の服鼻腔から膿が出て来た。
思いは思いであって、自分ではなかったみたい。
Don’t live your life
Let life lives you
トシさん、ありがとうございました!
また会いましょう。
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