2016.5.12. By yu
サローム!
昔、ヨーロッパの商人をして“世界の半分はここにあり”的なことを言わしめたほどの繁栄を誇った街がイランにあり。そんな事を、その街に到着してから知りけり。
イランのちょうど真ん中らへんにある、イスファハーンという都市がそう。そしてそこにあるエマーム広場がその代表的なものだそう。
とは言え実際の俺らのイスファハーン滞在の一番の目的は安藤夫妻との再会!
安藤夫妻と言えば、インドのハンピで初めて出会い、壮絶なホーリーを共に戦った、歳も旅期間もルートも共通点が多い夫婦。
そんな夫妻とはこのイラン以降進路が分かれて日本帰国までたぶん会えないため、是が非でもイランでの再会を果たしておきたかったのと、加えて大事な予定が2つ。
・航に頼まれたネパールの速乾Tシャツを渡す
・カードトラブルに見舞われたため、500ドル借りる
この2つの大事な用事を、宿での再会と共に無事果たせたので、もう俺らのイスファハーンは終了に近かった。とは言え世界遺産徒歩15分を行かないというのはないだろうということで、半ば消化試合感もありながら安藤夫妻に引っ張ってもらい、世界の半分広場へ。
広場やモスクに感動しまくり、歴史を語りながら早足で綺麗な写真を撮りまくる安藤夫妻。
世界遺産に来てまで、地元の子供たちに絡む竹中夫妻。
そんな事してたら、地元の子から英語のインタビューを受けることに。住んでた都市とか仕事とか、イランはどーだとかを一問一答、アドリブは一切なしのビデオ撮影。なんかの宿題なのかね?
そんな事してたら、青いモスクが閉まる時間に。
青いモスクa.k.a.イマームモスク
実際はもう閉まってたんだけど、地元の方のご好意で開けて頂き早足で見て回る。15-16世紀くらいに建てられた、それはそれは綺麗な、そして壮大なモスク。世界の半分が確かにここに集まりそうな、歴史の名残りを感じられる場所。
俺ら的には、広場より人との絡みが印象に残る日になりけり。