なんとなーく街をぶらぶら。
外観かっこいいし行ってみたいって行ってみた古びた大きな教会。
教会の前の広場で子供たちがはしゃいで回ったり、
結婚式の婚前記念撮影をしているカップルがいたり、
けどむっちゃバイクうるさかったり、
いつも通りのハノイ。
教会にちょっくら入ってみたら、ちょうど礼拝の時間。
最初は数名のおばあちゃんしかいなかったところから、若い女の子は来る、おっちゃんは来る、おじいちゃんも来る来る来る。
結構な迫力に。
よくわからないまま見ていると、
「帽子取りなさい」
と後ろのおばちゃんに諭され、そのまま一緒に礼拝。
《ハノイ大教会》
門の開閉時間: 5:00~12:00 / 14:00~19:30
ミサ:
平日 5:30 /18:15
土曜日 5:30 /18:00
日曜日 5:00 /7:00 /9:00 /11:00/16:00 /18:00
フランス軍がハノイ城を占拠したのが1882年4月、その同じ年にプギニエール司教(フランス人)が教会の建設に着手。
当時のハノイ総督グエン・ヒウ・ドが教会建設用の土地として渡したのが、11世紀李朝期に建てられたバオティエン塔(報天塔)の土地。建設費用は約20万フランと見積もられ、財源の一部は、同司祭が植民地政府の許可を得て開いた2回の籤による売上金と献金によって賄われたそうです。
主な建築資材であった煉瓦やタイルはハノイの炉で焼かれ、プギニエール司祭自らが品質のチェックを行ったとのこと。
約4年の歳月を費やし、1886年12月24日、クリスマスイブに落成式が行われましたとさ。
120年の時が流れて、フランス植民地時代の遺産だったハノイ大教会。
今は見事にベトナムの文化的価値を持つ財産になってるね。
現在、ゴー・クアン・キエット大司教の下にハノイ教区には約40万人のカトリック信者がおり、この大教会は、彼らにとって最も大切な祈りの場となっています。
ベトナム北部にある大小480の教会のトップに立つ、聖ヨセフを祀る教会としても有名なんだって!
綺麗で清々しいから寄ってみて!