2016.6.1.
ドゥシャンベからのものすごく過酷なランクル移動を経て、AM5時頃に(本当は前日の21時くらいには着いてるはずだった)パミールロッジに到着!
この宿にしたのは、移動手段がシェアランクルかヒッチハイクしかないパミール高原を一緒に旅できる仲間を見つけるため。有名宿だと旅人が多くて仲間が見つけやすいからね。着いてすぐに聞いて回りたいところだったけど、ドミで就寝中の人たちを起こしたくはないので、荷物だけ置いて一旦市場へ散歩。
俺らはこの時点ではまだパミールかワハーンか決めてなかったんだけど、ワハーンに5日間とか行く場合には、ここで野菜と果物をたくさん買っておくことが大事。これ本当大事。ワハーン回廊沿いのちっさな村では、パンは売ってても、野菜と果物はまず売ってなかった。どの宿でも腹パンパンになるくらいちゃんとご飯は出るものの、どれもやっぱり油っこいので野菜果物が恋しくなります。
市場の中にある川沿いのカフェで朝ごはんを食べてから、パミール旅をシェアできる人がいるといいなぁと思いながら宿に戻ってみる。と、何やら日本人らしき人が宿主さんと揉めている様子。
頼んでいたシェアタクシーが予定通りに来なかったんだって。
土日だと地元の人は移動しないからシェアタクシーの台数激減するよってロンプラにもネットにも書いてあったけど、本当にそうっぽいね。『頼んでたのに来なかったじゃない!』って言うのは日本だったら正論なんだけど、お互い拙い英語で会話してるわけだし怒っても何も変わらないんだし、これもまぁ楽しみだと思って笑っちゃうくらいの気持ちが旅人には必要よね。
揉めてたその日本の方と、中庭でお茶を飲みながら落ち着いてトーク。
世界一周済みの人みたいで、結構過酷なことも引き寄せに引き寄せて経験済みっぽい。だったらなぜこの程度のトラブルでそんなにupsetしたり、未だに日本のお米を持ち歩いて旅してるの・・・?
なにやらトゲトゲチクチク、他を寄せ付けない壁も感じるその日本人とは対照的に、同じ中庭で、ずーっとニコニコしながらサラサラと書き物をしている女性が。
彼女は、61歳というご年齢で中央アジアを自転車で旅して周っているんだそう。
『自転車で旅してると、世界との距離がとても近いの。花の匂いとか温度の変化とか周りの音とか、全部体感できるの。車で移動してて、それがあなたに感じられる?あと、子供たちが自然と寄って来てくれるのも良いところね。』
すっごく素敵な笑顔で自転車旅の良さを教えてくれた。
言葉でもものすごく伝わったけど、彼女の笑顔が一番その魅力を物語ってた。今までの自転車旅の記録を書きながらこの町でしばし休憩していた彼女、滞在している間毎晩行きつけにしてるお店があるみたいで、その晩そこに連れてってもらうことに。
大勢の方が楽しいよねっていうことで、ドミ部屋にいたフランス人の集団にも声を掛けてみたんだけど、4人中3人何が原因なのかわからない腹下し中。自炊したものしか食べられない状態らしい。かわいそう。俺らもウズベクでだいぶ腹をやられたので、なんかの油じゃない?って聞いてみたら、
『ベジタリアンだから、ボルシチを肉抜きで食べたのよ』
ʕʘ‿ʘʔ
たぶん、原因はそこに入ってた肉の脂じゃないのかな。一応、ウズベクでは肉の脂だけじゃなくてコットン油にも気をつけた方が良いよって言っといた。
結果、一緒に彼女の行きつけの店に行くべく集まったのは6人!
わいわいがやがやしながら町へ。
DEHLI DARBAR?
で、でりー・だる・ばーる・・?
デリーダルバール??
ん?インド料理?笑
あ、チキンティッカを毎晩食べてるの?
みんなで美味しくいただきました!
ヨハネスとか日本人とか、フランス人集団とか自転車のお母さんとか、色んなスタイルで旅をしている人たちと絡んでた日だったけど、結局旅仲間は見つからないまま。ほぼ宿にいただけだったのに、違った世界の見えた楽しい1日でした!
素敵な笑顔を撮りたかったんだけど、こんな結果に。明日は旅仲間ちゃんと見つけられることを祈る。
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