ども!空気椅子をするたび、自分の太腿の細さに軽くひいているyuです。身体は旅の資本!筋トレ&豆プロテインで頑張ります。
(キャンプ場と鉄道情報、最後に書いてます。)
本日はこちらに来ております!
嫁は早速、美味しそうだったパイを食べております。
この大自然感。
このスケール、俺らの写真力だと伝わらない。。
けど、こんな感じのとこ、世界にここだけなんじゃないかなっていう素晴らしいところ。
首都アテネ観光もそこそこに(前回のブログはこちら)、朝1番の鉄道に揺られてやって来たここは、ギリシャを代表する世界遺産、メテオラ!名前からしてもう凄いよね。
メテオラ。
“中空”って意味のギリシャ語から来てるらしい。
この山、というよりこの岩たちはかなり昔に隆起したんだってさ。自然の力ってほんとスケールがでかすぎて、たまにすごいんだかなんだかよくわかんなくなっちゃう。
この岩近くでみると、遠近感がわかんなくなるあの目の錯覚を起こす。
で、世界遺産なのは、その岩の上に建ってる修道院たち。
その昔、この厳しい大自然に惹かれたキリスト教の修道士さんたちが、ここで修行的なことがしたくって岩の隙間に徐々に篭り始めたらしい。
そんなことするの、ヨセミテに集まってたヒッピーたちだけだと思ってた。
正直ここに来るまで、キリスト教ってそんな修行みたいな厳しいことするイメージあんまなかったんだよね。ほんと毎度偏見の塊ですんませんでしたって頭下げたくなるほど世界は広い。
篭る人が段々増えてくる
→岩の隙間から岩のてっぺんにみんなで移動
→大きな修道院を建てて暮らし始めるようになった
すごい…
物資とかはロープで吊り上げたりはしてたみたいだけど、例外的な人以外は基本、岩掛けたハシゴとかを使ってよじ登って行ってたみたい。
そんで、もし途中で落ちてしまった場合は、神様の元に誘われたっていう解釈。
けど、みんなして篭って何してたんだろって、疑問で疑問で。
日本に関わりのある宗教だと、瞑想したり滝にうたれたり火渡りしたり、なんとなく修行するイメージは湧くんだけど、キリスト教だと何するんだろって。
ミュージアムの資料によると、なんかひたすら本を書いてたみたい。
本を書くというか、日常のこと、気象、動物、犯罪、物価、給料とかを書き記してたんだってさ。こんな険しい岩の上にいるのに、結構俗世の情報通。
戦火の届かない場所でそれをしてたから、今では当時の様子を知れる大事な資料になってるんだって。
それを博物館で知った嫁の一言。
「修道士さんたちもブログ書いてたんだね〜♪」
仏教は修行、キリスト教は贖い。
キリスト教は、神に許されるために善を紡いでいき、運が良ければ死後神の元に誘われるっていう考え、みたい。
なんとな〜くはわかるんだけど、しっくりとは来ない。宗教って深くて難しい。
ここ、外見はなんだか可愛らしく補修されてるけど、撮影が禁止されている中身は昔のまんま、かなりガチ。
ジーザス関連の絵が壁天井柱にびっちり描かれてて、その空間だけは、観光地化される前の空気も漂わせてる感じがする。
中にいるだけで、何かが俺の中に入ってきて価値観を揺さぶって来てオエッてなる。中にいるだけでも俺は結構しんどかった。そのくらいの何かが今もあるような、厳かな場所なんだろうと思う。
ヒンドゥーもイスラムもシークも、こんなに挑まれて心が落ち着かなくなる現象なんて一回もなかったし、むしろどこもかしこもすごく落ち着いたから、きっと俺も何かしらの宗教観が軸にあるんだろうなって感じた。
ということで、崖の上の修道院たちの素晴らしさ、ちょっとは伝わってると嬉しいです!
行きはKTELのバス、帰りは歩き。
メテオラ見て回るにはこれが良いんではないかと思います。
ちゃんと靴でね。
◆アテネ→カランバカ鉄道
定刻 8:27発 13:18着
実際 8:30発 14:20着
その日にメテオラ行きたい場合は、登ってくバスの最終が15時発なので結構ギリ。駅から直でktelバス乗り場に行く事をオススメします。
◆キャンプ場情報
①町中キャンプ場(上地図❶)
カランバカからメテオラに向かうバスの道沿いにあったキャンプ場。
②山中キャンプ場(上地図❷)
最初、地図だけ見て俺らが泊まろうかと思ってたところ。キャンプ場というか、野営場。つまり無料だけど、設備はなし。
昨日はたくさんのクリックありがとう!確かにもうちょっとくらいはアテネ観光するべきだったかな笑
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