バリ島ジンバランで美味くて通った2つの名店

僕らの行動範囲がジンバランだったため、そのエリアの情報です。
そして、ビーチのエリアからアクセスするには絶対にバイクです。
ただ、両方とも本当におすすめなので是非。
価格は1食あたり10,000~15,000Rp(85~130円)くらい。

1、MIE TITIN
世界一周 飯 インドネシア バリ
たぶん、これが店名なんだと思う。
ミーアヤムとバクソのセットで10,000Rp。
このミーアヤムむっちゃ美味い。
世界一周 飯 インドネシア バリ
麺、肉、野菜、ワンタン揚げ。この絶妙なバランスが美味しさをより際立たせる。
麺はもちもちで甘辛いタレとの絡み具合もgood.バクソとの相性もso good.
麺の水切りから盛り付けの工程はプロのなせる技。

[map width=”400px” height=”300px”]Jalan Raya Uluwatu No.50, Kuta Selatan, Kabupaten Badung, Bali 80361 インドネシア[/map]
営業:たぶん毎日18時〜夜まで

2、WARUNG ANJOE
世界一周 飯 インドネシア バリ
むっちゃポーズしてくれてるこの方は無関係。
黒くなっちゃっててわかりにくいおっちゃんが、シェフ!
ジャワ島のブロモ山のあたりの生まれ、日本人オーナーのやっていたホテルがウブドにあった時にそこで腕を振るってた。そこがなくなってから、ここでお店をやっているんだそう。初めて食べた時に、インドネシアの家庭料理だけじゃなかったからなんで作れるのか聞いてみたらそんな話が。
世界一周 飯 インドネシア バリ
この3品で、45,000Rp(日本円で420円くらい?)
基本的に全て美味いですが、特にむっちゃ美味くておすすめしたいのが、写真右奥の料理。AYAM TRADITIONALみたいなこと書いてあるんだけど、鶏の伝統的な味付けでの炒め物。甘くて濃厚で辛くてコクがあって、もう最高です。食べて!
世界一周 飯 インドネシア バリ
おっちゃんはこんな人!
日本人オーナーのお店で働いていたので、日本語もちょっといける口!

[map width=”400px” height=”300px”]Jalan Pura Batu Pageh No.4, Kuta Selatan, Kabupaten Badung, Bali 80361 インドネシア[/map]
営業:たぶん毎日12時〜夜まで

ちょっと遠いけど、わかりにくいけど、行く価値ある!
おっちゃんのとこ行ったら、この写真見て来たって言ってあげてください!

12時間耐久レース

今日は早朝からバイクで遠出♪
目指すはランプヤン寺院!
そして映画”食べて祈って恋をして”で一躍有名となったライスフィールド!!
日本語にすると田んぼってことですね。
バリ島のウブドは”棚田”が有名なんです♪世界遺産にもなっています。
そんな絶景を巡る1日〜♪

朝7時に出発。
まず最初は海の上にかかる有料道路。
世界一周 インドネシア バリ
思っていた以上に風が気持ち良く、爽快気分〜♪
go-proさんにも頑張って頂きました。
しかし、その後 電源を切り忘れメインでは使えず(;;)

次は朝食。
なかなかご飯屋さんを見つけられず、ようやく見つけたお店!
そこはなんと青い麺入りバクソ!笑
世界一周 インドネシア バリ
はい、ご察しの通り味も微妙でした。

でも、そんなお店で素敵な体験が!
それはこちら!!
世界一周 インドネシア バリ
この飾り?作りをタダで体験させてもらい、最後には記念に一つくれました♪
(yuがおばちゃんが作ってるとこにグイグイ入っていった結果です 笑)
世界一周 インドネシア バリ

おばちゃんありがと〜!!
世界一周 インドネシア バリ
(なんでこんなにいい人の作ったバクソがあの味なんだ…笑)

そこからずーっとずーっと北東へ向かい、
こんな景色を眺めたり
世界一周 インドネシア バリ
道行く子供たちが元気に挨拶してくれたり、
見知らぬ人が親切に道を教えてくれたり、
ランプヤンに近づくにつれ、なぜかホッとする不思議な感覚。

そして約4時間かかって辿り着いたランプヤン!!
お待たせ致しました!こちらです!ご覧ください!!
世界一周 インドネシア バリ ランプヤン 寺院

ランプヤン寺院はバリ島東部のカランガッセム県のスラヤ山の山頂、標高約1000mの所にあります。バリ・ヒンドゥー教の総本山と言われ、観光地でも有名なブサキ寺院と共にバリ・ヒンドゥーを代表する寺院です。ランプヤンの「ランプ」とは「光」を意味し「ヤン」とは、バリヒンドゥー教最高神「サン・ヒャン・ウィディ神」を意味しています。その名の通り、この寺院は最高神の光が満ち溢れている寺院であり、災があったときバリ島の人々はここに来てお祈りをすることにより、最高神の力で心身ともに浄化されると信じられているそうです。その為観光地化されておらず、入場料もありません。ただし、寄付金と記名が必要です。自身の思う額を寄付してください。

ランプヤン寺院は計7箇所に点在しており、全てを回るには4時間程度かかるとのこと。
私たちは帰りの移動も考え、1番近いところと見たかったところの計2箇所を回ることにしました。
世界一周 インドネシア バリ ランプヤン 寺院

私たちが見たかったところ、それはこちら!
世界一周 インドネシア バリ ランプヤン 寺院

この日は曇りで丁度午後に差し掛かっていた為、影になってしまいましたが
天気が良く、午前中に来れればもっと素敵な写真が撮れるでしょう(^^)

そしてここから見た景色がこれ!
世界一周 インドネシア バリ ランプヤン 寺院

(写真は曇っていたため、素人の私たちでは上手に撮れませんでした。すみません。)
本当に素敵でした。
何時間でもここに居れる気がしました。
天気の良い日にはバリ島全体が見渡せるくらいの眺めです。

寺院の中も素敵な空間、空気感があり各々瞑想し、素敵な時間を過ごすことができました。
世界一周 インドネシア バリ ランプヤン 寺院

そして途中に出会った、バリ人一家。
世界一周 インドネシア バリ ランプヤン 寺院
2日かけて寺院を巡り、お祈りをするとのこと。
この帰り道でも多くの人が正装し、道路を練り歩く姿がちらほら。
世界一周 インドネシア バリ

世界一周 インドネシア バリ

ずっと見入っていた私たちに話しかけてくれたバリ人ノーマン氏によると、
今日と明日は神様にお祈りをする日とのこと。
これは半年に1回ある行事で1日目は親族皆んなで正装し楽器を鳴らしたり、
お供え物を持って寺院に歩いて行くき、2日目は寺院の中でお祈りをする、というもの。

偶然にもこの時期にバリに居合わせて良かった!
伝統行事に少し参加した気分が味わえました♪

この後は、ライスフィールド!
の前に、大雨!!まさかの雨でtime loss

30分程度雨宿りし、気を取り直して出発!
ウブドの雑貨屋さん?問屋さん街をひたすら北上!北上!北上!
すると見えてきたのは、こちら!!
世界一周 インドネシア バリ
綺麗。きっと天気が良く、明るかったらもっと綺麗。
しかし、雨に打たれ体力を消耗しランプヤン寺院でお腹いっぱいだった私たちは早々に引き上げ、帰路につきましたとさ♪

TOTAL250km、所要時間14時間。バイクには多分12時間近く乗っていました。
排気ガスで顔は黒くなり、日差しで日焼けして肌は赤くなり、お尻は3つに割れるんじゃないかというくらいの激痛。
これが本当の耐久レース。

2人ともお疲れさまでした。
今日のベストショット♡
世界一周 インドネシア バリ ランプヤン 寺院

バリ島の懐の深さが半端じゃないと実感。

写真のような超リゾート地で、最初にちょっと歴史の話。
なんでかって、この背景を知っているかで寺院の見え方が全然違うから。
※聞きながら調べながら簡素に書いたので、詳細違ってても勘弁してください!

———インドネシアの宗教の変遷——————
 
一番最初は5世紀頃、インド商人の渡来。
インドのグプタ文化が伝えられ、仏教・ヒンドゥー教が信仰されるように。

その後8世紀の中部ジャワに、
シャイレーンドラとマタラム王国という二つの国生まれた。
シャイレーンドラでは大乗仏教が信仰され、仏教寺院としてボロブドゥール寺院が、
マタラム王国ではヒンドゥー教が信仰されていてプランバナンが、
それぞれ同じジャワ島中部のほぼお同じ8世紀に建立。すごい。
この国同士は仲良かったのかな?
 
その後ジャワ島ではいろんな国が起こるけど、1292年頃から元軍(モンゴル)が侵攻。
(日本にも鎌倉時代に元寇ってので来てる)
と同時に内紛が生じ、当時の国王が殺害される。
殺害された後、元と結んだ王家の一族がマジャパヒト王国を立てて、
巧みな交渉(どんな交渉だろ?)で元軍を撤退させて独立を維持。
 
このマジャパヒト王国が、インドネシア最後のヒンドゥー教国。
タイのアユタヤ王朝だったり、ベトナムやカンボジア、琉球王朝とも交流あった。
世界って昔からローカルでグローバルだね。
 
マジャパヒト王国の末頃(16世紀)のジャワ島で、
西部にバンテン王国、東部にマタラム王国というイスラーム勢力が生まれる。
こうやってジャワ島がイスラーム化していった背景は、
東南アジア最初のイスラーム国家で港市国家として栄えていたマラッカ王国が、
(これより前にアチェ王国っていうのがスマトラ西部にあった。)
1511年にポルトガルによって征服されたことが発端。
 
マラッカ海峡を通るとポルトガルの関税が課せられることになったムスリム商人は、
それを避けてスマトラ島とジャワ島の間のスンダ海峡を通ろうとするようになって、
スンダ海峡に面したジャワ島西部がまずイスラーム化、バンテン王国が成立。
同時にジャワ島東部で米の輸出をするためムスリム商人が移住、
前述にもある元々あったマタラム王国がイスラーム化していった。
 
この2つのイスラム王国の影響で、マジャパヒト王国が衰退。
王国の廷臣、僧侶、工芸師たちがバリ島に逃れるようになる。
そして、彼らの影響によって、古典文学や影絵芝居、音楽や彫刻など、
ヒンドゥー・ジャワの影響を受けた文化が花開き、
高僧たちが各地に寺院を建立していった。
———————————————

ということで、大変長らくお待たせ致しました、
そんな背景で建立されたうちの一つ、ウルワツ寺院に行って来ました!
世界一周 インドネシア 絶景 バリ

バリ島のジンバランという地区の最西端にあるヒンドゥー教寺院。
寺院の高貴さと、その立地との兼ね合いでとんでもない迫力。
写真右の方に見えるところが本堂、崖の上全部敷地。
 
本堂側から眺めるとこんな感じ。
 
世界一周 インドネシア 絶景 バリ

この海、入りたいな〜!
サーフィンしたいな〜!と思ったあなた、お目が高い。

世界一周 インドネシア 絶景 バリ

この寺院の近くに絶好のポイントがありました。
※上記写真、拡大するとサーファーが見られます。
 
 
気分はTHE*PRESENT。

世界一周 インドネシア 絶景 バリ

こんな断崖絶壁カフェもあります。
もちろん僕らはお金がないので、いつも通りこんな安料理屋で。

世界一周 インドネシア 絶景 バリ

だいたい一人一食100円前後。
 
レンタルしたスクーターでジンバランエリアを走り回ったので、
彼にもお食事を、という事でインドネシアの一般的なガソリンスタンドへ。

世界一周 インドネシア 絶景 バリ

インドネシアでガソリンは、PETROLという。
“ウォッカ!ウォッカ!ははは!”と言いながら豪快に給油してくれました。