幸せを測る物差し

著しくスペイン語の成長が止まっているyuです。

なんとかせねば。

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今僕らは、エクアドルの北の方、オタバロって町でのびのびしてるんですが、この町には、

  • 黒く長い髪の毛
  • 浅黒い肌(差別じゃないよ)
  • カラフルな刺繍の施された服
  • 長くて膨らんだ2重のスカート
  • 髪の毛を三つ編みにしてる男性

みたいな、伝統的なのか土着的なのか、オタバロでしか出会えない人がたくさんいるんですよね。

ここが本当に東京と同じ時間軸にいるのかって不思議に思えてくる。

彼らからしてもそうだろうな。

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この町に住んでるのは、キチュア語を話すオタバロ族なんだそうです。

“◯◯族”ってくくって整理しようとすること自体がナンセンスなんだろうけど、

一応そういう括りになってる。

毎週土曜に行われる南米最大規模の民族市には、周りに住んでる民族たちも歩いて(!)山を越えて、野菜だったり民芸品だったりを出品しに来るんです。ツーリスト向けってわけじゃなく、地元の人たち向けの市。

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神道みたいなアミニズムに似た感じだったり、

儒教みたいな年功序列の空気感だったり、

民族衣装や伝統料理だったり、

けどキリストの教会もあったり、

“文化” って呼ばれるものが色濃く残ってるのを、散歩してるだけでひしひしと感じられる町。

こうゆうところに来ると、旅に出てよかったなぁってしみじみ思う。

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道も舗装されてるし、大きい建物も並んでて、学校も警察もATMももちろんあって、

けど、若い人の私服が民族衣装だったり、民芸品店が軒を連ねてたり、不便さも垢抜けなさもある。

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別に旅人がそんなに深く考えることでもないんだろうし、

旅人の深さって浅いんだけども、

今のこのオタバロのバランス感は、すごく幸せだと感じました。

心地良すぎる。

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アマゾンも、都会的な街も、ビーチリゾートもあって、

俺らからしたらなんだかすごく羨ましくて、この旅で好きな国ベスト3に入る心地よさなんだけど、

宿でやってた(たぶん)ロバート・キヨサキ流の財テクセミナーを聞きにキトから来てた青年は、

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ロバート・キヨサキの有名な本

『エクアドルはすごく好きだけど、月400ドルくらいしか稼げないから国から自由になりたくて、株と先物をやってる。』

って言ってたんだよね。

エクアドルでこんなに普通に英語話せるのってすごいんだろうなって聞きながら。結局キトに寄ってないからキトの雰囲気はわからないんだけども。。

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旅しながら人の幸せって色々あるなって感じることが多いけど、

その人の物差し次第で、幸せの形ってやっぱり色々ある。

物差しがないことが、極論一番幸せなのかな?

物差し自体があるときはいつまでも満たされることがなく、幸せは感じられなくって、

測る物差しがなくなると、当たり前のことの有り難みに気付ける。

今の社会は、いろんな物差しを持つこと自体が当たり前になってるんだなって。

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昔の奴隷貿易で連れてこられた黒人さんたちもいたりして、一つの国なの?っていうくらい色んな民族だったり生活様式があるエクアドル。

パタゴニア回ったらまた戻ってきて、

いろんな“民族”って括られる人たちに会って話したりする、そんな旅ができたらいいなぁ。

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南米の多くの民族のルーツと言われるキチュア族。

彼らの言語や文化も、インカ文化の中心地で勉強してから戻ってきたい!

顔も近しいし、日本人とインカ人のDNAは似通ってるって話もあるからね。

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