2016.4.2. By yu
インドからバングラに、無事陸路越境して入って参りました。
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インドのコルカタから電車とバスを乗り継いでクルナっていう比較的大きめな街に来てるんだけど、誰かにちゃんと言ってもらわないとここがバングラデシュという別の国だと思えない。。
インドのベンガル地方と、人種も似てるし飯も似てる、言語も似てるし気候も似てる!人から見られる感じも絡み方も似てるし、商売人の態度もすっごい似てる!!違うのは、通貨と物価くらい。
前に行ったカシミール地方の方が、気候も風景も人の服装も目の色も雰囲気も言語も全然違って、同じインドだったのに違う国に来ちゃった感がすごくあった。
バングラも、ムスリムの比率が多いっていう国として分けられた背景にもなってるインドとの違いもあるんだけど、それはカシミールも一緒だったしなぁ。
国境線って、どーやって分けたんだろ?
もうこんなに似てたら同じ国で良かったんでない??
なんでここって元東パキスタンで、今はバングラデシュなんだろ?どの宗教が主流かなんて誰も気にしてなさそうだし…
ここは同じ国でいいじゃないか?って、そんな感覚になる国境がこれからもたくさん出てくるのかな。
なんかうまく言えないけど、世界国バングラデシュ県くらいの感覚でいけたらいいんじゃないのか??
『国境線なんて俺が消してやるよ。』
この旅でも持ち歩いてる小説GOの中で心に残ってる台詞の1つ。この主人公と事情は違えど、誰かの都合である日突然決まった国境線が足枷になってる人が、世界にはやっぱりたくさんいるのかな。
『広い世界をみるのだ。』