タジキスタンの辺境で日本を知る

2016.6.1. By yu

(※前編はこちらから!)

旅の醍醐味の一つ、客を取り合い吹っかけに吹っかけてくる中での、ドライバーの人柄を見抜かないといけないシェアタクシー選び。

しかし、かなり長閑なホジェンドでこれをしなきゃいけなくなるとは想定外。このシェアタクシー乗り場だけみんなが商売に必死なのは、2014年に開通したばかりのホジェンド(Khojand)から首都ドゥシャンベ(Dushanbe)への陸路が、ものすっごく長くてそして険しい道で、結構お金になる仕事だから。すっごい長いトンネルを2つ掘って開通させた道で、冬は雪で通りにくくなるとか。

なんでお金になるかって、これができる前はこの区間、地元の人も空路しかなかったから。

タジキスタン サルボダ ホジェンド アラウディン

陸続きの国境線を跨いだだけで英語でコミュニケーションできる人が激減したタジキスタン、シェアタクシーがたまたま一緒だったUmedが英語話せる人で本当に良かった。彼はタジキスタンの北のほう、キルギス国境あたりの村の出身で、ロシアの大学に進学した後、タジキスタンのエネルギー系の企業にお勤め。

そう、エリート。

彼がさっきの道路の話も教えてくれた。

タジキスタン サルボダ ホジェンド アラウディン

『日本は資源もないのに成長しててすげぇ。サウジとかは石油なくなったら終わり。タジクも技術が少ない。日本羨ましい、行って勉強したい。』

少年が道端で売ってるビワ食わせてくれたり、ヤギの乳を発酵させて乾燥させた丸い食べ物(食えたもんじゃない)食わせてくれたり、コーラくれたりしながら、少しずつ少しずつ英語を思い出しては一生懸命に話してくれる。タンクローリーが川に転落しちゃうような険しい道を進みながら、今まで技術力とか褒められてても、回転寿司ロボットとかばっかり浮かんでてピンと来てなかった自分を改めようと思いました。

そんな素敵な景色も、Umedとの考えさせられる会話も意に介さず、うちの嫁は3時間近く寝通し。この、母譲りのどんな環境でも熟睡できる能力はすごい。

タジキスタン サルボダ ホジェンド アラウディン

熟睡してなくてもUmedと話をしてなくても、壮大な景色を見ていればあっという間にfan mountains近くの村、sarvodaに到着。

想像していた以上にかなり小さな村!

まず観光客の集まるようなところではなく、売店4〜5軒、飯屋2軒。宿はかろうじて1軒だけある。シャワーなし、トイレも野外(結局どこがトイレかわからなかった)だけど、子供たちが元気で居心地の良い宿でした!しかも1人1泊1ドル!!

タジキスタン サルボダ ホジャント アラウディン

写真の左から2番目がUmed。またどこかで会いたいな。

タジキスタン、良い国です。

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