この距離をバス移動。一人20ドル。
都合、ハノイからサイゴンまで、一人34ドルで縦断。
宿の前にベンツのエンブレムのついたバンが来てピックアップ、
大型バスに乗り換え。18:05にホイアンを発車。
前回も同じベトナム国内のsleeping busだったこともあり、
ちょっとrelaxムードで乗り込む。
ん?なんかバス違う感じ?
トイレどこにあんの?
ない?
あぁ、ないのね。
衝撃のトイレなし24時間。
まじか…と思っていると同時に日本語の歌が車内に流れ始める。
Gackt。
まじか。
歌い出す運転手。
なんか、もうなんとかなると思えた。
ありがとう、運転手。
スタートしてからというもの路線バスのごとく、
ことあるごとに道端に立っている人を拾う拾う。
お、またかこれで何人目…と思うと保安官。
ちょうど座っていた席から見えたので観察していると、
なにやら積荷を懐中電灯で照らされチェックされてとる。
なるほど真面目な検問ね、世の中物騒ですからね、
と周りを見渡すも他はみんな素通り。
はてな?と思い視線を戻すと渡される札束。
収賄はベトナムの日常、百聞は一見に如かず。
やっとおさまり就寝。
ふとバスが止まり起こされる。
05:20くらい。
どうやら、ここはニャチャン。
そして、次のバスは08:00初らしい。
ニャチャンで2時間半ほど過ごすことに。
満足に過ごし、定時通りにバス会社にたどり着く。
定時に着いたのに何故か遅いと怒鳴られるAM07:45。
このおっちゃん、
allen toussaintのLife,Love And Faithのジャケットの如く渋い。
逆らわないことにした。
大人しく、別のスリーピングバスへ。
昼のバス移動は始めて。
ニャチャンを出て間もなく、明らかに気候が変わる。
壮大な景色を目の前に、caravanを聴く。
アマゾン?みたいな、大自然。
そこで農業しとる。
ベトナムの知らない景色、昼のバス移動も良いもんだね。
水牛が道に出てくる。
列車が走ってる。
人がいる度また止まっては拾う。
相変わらず、地元の方の移動手段でもある。
その後、この旅初めてのスコール。
そう、ここまでは、スコールがないベトナムにいたんです。
まるで、100円珈琲のないコンビニ。
まるで、ゴリラのいない動物園。
まるで、こち亀の載っていないジャンプ。
まるで、ユミさんのいない陳麻家。
まるで、……
確かにソレなんだけど、
ソレたらしめるものがもの足りてなかった感。
超土砂降りを見ながら、ちょっとほっこりした。
雨が止む頃超高層ビルが見え始め、
サイゴンに到着。
10/13の17:05にホイアンを出て、
10/14の19:00くらいにサイゴンのファングーラオに着いた。
終日バス
総じて良かった
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