少数民族の暮らし方のシフト

2015.11.24.

トイレットペーパー、靴、割り箸、タイヤ、コピー用紙、防水具、ボール、コード、消しゴム、ガム。

俺らがいつも何気なく使っているものたち、どこでどう作られているか、知ってる?
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子供の笑顔は万国共通 -Ethnic homestay,Jungle trek,Wild camp,Kayaking tour 2日目-

ツアー2日目
19/11/2015 written by mana

※概要はNam Ha NPA tour について(ラオスで少数民族訪問)から!

今日はアカ族の村を案内してもらって、山の中でキャンプ♪
その名もwild camp!!

村では朝から子供達が坂滑り〜♪
ルアンナムター トレッキング キャンプ 民族 文化
ルアンナムター トレッキング キャンプ 民族 文化
カメラを向けると始めは逃げていたコ達も最後はこの表情。
ルアンナムター トレッキング キャンプ 民族 文化

ルアンナムター トレッキング キャンプ 民族 文化

ルアンナムター トレッキング キャンプ 民族 文化

ルアンナムター トレッキング キャンプ 民族 文化

そしてみんなカメラに興味津々♪
このくいつき!
ルアンナムター トレッキング キャンプ 民族 文化

皆、知らない世界がこの小さな枠の中で見えるのが新鮮みたい。

もっといっぱい知って欲しいけど、伝統や文化もちゃんと守って欲しいな。

昔はゴミを道に捨てても土に還っていたけど、今君たちが食べているお菓子の袋は土には還らないんだよ、って事をちゃんと教えてあげたい。
無闇やたらと物が増えて、知識のないコ達がそれを使って、自然が破壊されていく。でも、それを彼らは理解してない。物と一緒に知識も教えてあげなきゃダメだよね。
きっと持ち込んだ人はそこまで考えてないんだろうな。
旅を通してこうゆう事を伝えていけたらいいな。

ちなみに大人が子供の遊びに参加するとこうなります。
ルアンナムター トレッキング キャンプ 民族 文化
見事に負傷!!人差し指の皮がベロっとむけちゃいました!

そしていざ、村散策へ〜!

まずはこちら
ルアンナムター トレッキング キャンプ 民族 文化

皆さんこれ何だと思います?

実はこれ、独身男性の家?寝床?なんです!

アカ族の独身男性は気に入ったコを家に招待し、一晩そこで一緒に過ごせれば結婚のはこびとなり、一軒家を建てるのだそう。

残念ながら家の中を見ることはできませんでした…
人一人がやっと寝れるくらいの家。すごいですよね。
皆、女性を招く為に色々と工夫を凝らしているそう。見てみたかった!

お次は小学校へ!
ルアンナムター トレッキング キャンプ 民族 文化

この村には51人の生徒がいるらしいです。
でも、現在は田んぼ仕事に人手が必要な時期のため10人くらいしか学校にはいませんでした。
生活には代えられないので仕方ないですね。

 
授業風景を見学させてもらいました。
3クラスに分かれていて、やっぱり小さいコのクラスは人がくるとすぐ集中がそれちゃうみたい。
このコとか。
ルアンナムター トレッキング キャンプ 民族 文化

真ん中のクラスにyuが潜入。
ルアンナムター トレッキング キャンプ 民族 文化
やっぱり中学年は1番元気!
yuも無理矢理参加してみたけど子供たちには勝てなかったみたい。

最後に1番上のクラス。
ルアンナムター トレッキング キャンプ 民族 文化
うん、やっぱり1番真面目。
一つの教科書を3人で使って一生懸命勉強していました。

そして、ここでドイツ人の3人がノートや色鉛筆を寄付!
ルアンナムター トレッキング キャンプ 民族 文化

さすがです!
全然考えていなかった私達。
夫婦で話し合い、今度からは何か子供達に夢を与えられるような物をあげよう!!と決めました。

こうして学校を後にし、後はひたすらトレッキング!!

さすがにトレッキング2日目はなかなかしんどい。
誰だ?ハイキングとか言ってたのは笑

なかなかの道をひたすら進み、やっと頂上へ。

ここでLunchtime♪
ルアンナムター トレッキング キャンプ 民族 文化

今日は竹で箸を作ってくれ、バナナの葉でスプーンまで。
これを作ってくれたのはメインガイドとサブガイドガイド!!
ルアンナムター トレッキング キャンプ 民族 文化
メインガイドの彼は何でもやります!
皆のご飯も彼が全て作ってくれます!

箸を作ってくれたのは今日のサブガイド。
ルアンナムター トレッキング キャンプ 民族 文化
彼はアカ族のコでLunch後は村に帰って行きました。

Lunch後もドングリを拾いながらひたすらアップダウン!!
ルアンナムター トレッキング キャンプ 民族 文化

ようやくたどり着いたのは午後16時?

今日の寝床はこちら!
ルアンナムター トレッキング キャンプ 民族 文化

ここで火を焚き、ご飯を食べて、お風呂は川で水浴び、トイレはもちろん野外トイレ。
ルアンナムター トレッキング キャンプ 民族 文化

ルアンナムター トレッキング キャンプ 民族 文化

ルアンナムター トレッキング キャンプ 民族 文化

ご飯後、キャンプファイヤーを囲みながらみんなでまったり語り始めるも、疲労困憊の私は早めに就寝。みんなごめん!!
そして寝心地はまぁ、皆さんの想像通り結構硬いです。そして寒いです。

そんなツアー2日目。お疲れさまでした!


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Nam Ha NPA tour について(ラオスで少数民族訪問)

2015/11/21 by yu

NPA=National Protected Area

自然と民族の暮らしに興味がある僕らが、バンコクのゲストハウスに置いてあったラオスのLonely Planetをたまたま流し読みしていて見つけ、ラオスに来る事を即決したツアー。

◆ツアー主旨

国が主催。

山奥に住んでいる種々の少数民族が、現代社会で生きていくために必要な貨幣を稼ぐために、世界的には貴重な動物や植物たちを売ってしまう。世界中からはそんな自然や、少数民族の昔ながらの暮らしを見に来る人がいるのに。そんな矛盾を回避するために、民族の方々の暮らすエリアを国で保護、そこへのツアーの利益を民族の集落に還元する仕組みを作った。
(詳しく&正しくはこちらをどうぞ!)

◆ツアー概要

日帰りから4泊5日まで、ツアー会社によってコースや泊まるとこなど様々。

多少のアレンジはありっぽいです。僕らが参加したのは2泊3日のツアーで、中身は、レンテン族訪問・アカ族ホームステイ・ジャングルトレッキング・ワイルドキャンプ・川遊び・カヤック。英語の話せるガイドさん、登山口までの送迎トゥクトゥク、昼飯3回・晩飯2回・朝飯2回、毎日の水(1日1人2リットル)込み。料金は、たまたま知り合ったドイツ人ジョージがかなり交渉して下げた金額で紹介してもらい、500,000kip(約7,500円)。始めは、80-120ドルと言ってくるはず。

◆場所

ラオス ルアンナムター 少数民族 トレッキング

ラオスの北のほうにある、200mくらいで完結してる本当にちっさな村。地図の赤いピンのすぐ左にある緑のエリアがNPA。

※詳細は各日の記録へのリンクを貼ってます。
—————————————-
1日目
0830 ツアー会社に集合
0840 マーケットでガイドと一緒に昼飯晩飯の買い出し
0930 出発
1015 レンテン族の村を訪問
1130 山歩き(飯含めて6時間くらい)
1710 アカ族の村に到着(水道水浴び、散歩、星、晩飯手伝いなど)
1910 晩飯
2000 ラオラオ(1.5ℓ)回し飲みタイム
(通常ツアー代に酒は含まないよ。ガイドさんが個人的に持ち出し)
2200 就寝

2日目
0730 起床。割と何時でも良い。
(村を見て回ったり、子供と遊んだり、コーヒー飲んだり自由)
0930 朝飯
1000 出発(飯含めて4時間半くらい)
1430 ワイルドキャンプ地に到着
(川遊び兼シャワー、火おこし手伝ったり、晩飯手伝ったり、散歩したり自由)
1900 晩飯
2000 就寝

3日目
0700 起床。割と何時でも良い。
0900 朝飯
0940 出発
1010 下山口に到着、トゥクトゥクで移動。
1040 マーケットに移動して昼食買い出し
1130 川に移動してカヤックスタート
1300 川辺で休憩兼ワイルドランチ
1600 カヤック終了。カヤックを運び、トゥクトゥクで街へ。
1700 街到着

考えさせられた、少数民族と資本主義のこと
—————————————-

◆持っていくもの

基本あんまりいらない。リュック、服(長袖長ズボン)、靴下、靴、サンダル、タオル、ライトくらい。このツアー中、電源やwifiはどこにもありません。

◆個人的な感想コーナー

かなり良かったし、かなりおすすめ。

バンコクからも簡単にバスで移動して来られるラオスのルアンナムター。そこで自身で簡単に安く申し込めてラオスの少数民族の暮らしを体感できてしまう。日本発着一週間くらいの旅行程でも、10万円しないくらいの金額でタイの田舎の暮らしも合わせて体感できる。しかも、トレッキングもカヤックもキャンプもできちゃう。おすすめです。


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タフになりたい -Ethnic homestay,Jungle trek,Wild camp,Kayaking tour 1日目-

18/11/2015 ルアンナムター(ラオス) written by mana

今回のラオス入りは元々タイでビザが必要になるのを避けるための計画。
しかし、自然と民族にもともと興味があった私達。
たまたまバンコクのゲストハウスにあったラオスのlonely planetを流し読みしていると〜
なんと!ラオス北部に少数民族に会いに行くトレッキングツアーがあるではないか!!
こりゃ行くしかないっしょ!ってことで
ラオス2日目にして2泊3日のトレッキングツアーに参加して来ました♪
※概要はNam Ha NPA tour について(ラオスで少数民族訪問)から!

参加したツアー会社の紹介者である、ドイツ人のジョージからの前情報。

“1日目はアップダウンが激しいけど、2日目はハイキングみたいなもんだょ♪大変だったけど行く価値あるょー♪”

ってな感じだったので全然他のツアー会社と見比べず、即決!!しかもfriend価格に♪
ジョージありがとー♥
ラオス ルアンナムター エコトレックツアー ジョージ

そして、いざ1日目!
今日はアカ族の村を目指してひたすらトレッキング!そしてそこでホームステイの計画。

始めに寄り道してレンテン族の村へ。
ラオス ルアンナムター エコトレックツアー レンテン族
この村の女性は結婚すると眉毛を全剃りするのだそう!すごいですよね!
生えてきたらまた剃るのを繰り返すみたいです。
ラオス ルアンナムター エコトレックツアー レンテン族
ちょっと遠くて分かりにくいですね。すみません。

この村でお邪魔した学校。
ラオス ルアンナムター エコトレックツアー レンテン族
この村のコ達は皆シャイ♥
ラオス ルアンナムター エコトレックツアー レンテン族
唯一撮れたのはこれくらい
ラオス ルアンナムター エコトレックツアー レンテン族

村に入ってから気づいたこと。
それは、民族衣装を着ている人がほとんどいなぃ!!

最近は安い洋服を中国人が売りに来るから民族衣装はほとんど着なくなっているのだそう。
観光客が来る時だけ着替えたりする人もいるみたい…

なんか…こーやって文化が廃れていくのもどーなのかな?と思ってみたり。
外から入って行く人の影響もかなりあるんだなー、興味本位で入って行くのもどーなのかな?と考えさせられる出来事でした。

この村を後にして、いざトレッキング開始!

初めはアップダウンも少なく、余裕〜♪余裕〜♪♪

そしてあっとゆーまにLunchtime♪

Lunchはメインガイドとサブガイド?がテキパキやってくれてこんな感じ。
ラオス ルアンナムター エコトレックツアー ランチ
皆、手で食べます。

ラオス ルアンナムター エコトレックツアー ランチ
ちなみに今日のツアーに参加しているメンバーは
ドイツ人のデイビット、ケイティ、ハンナとアメリカ人のキティ、そして私達夫婦の計7人。キティだけ1泊2日だったけど、ほぼ丸2日一緒。

この7人で本当良く頑張った!!

Lunchの後からが、本番!
川沿いをひたすら登って下って登って下って。
ラオス ルアンナムター エコトレックツアー トレッキング
これがジョージが言ってたアップダウン!!
思っていた以上にキツイ。

ラオス エコ トレッキング

トータル4時間弱アップダウンを繰り返してようやくアカ族の村に到着。
…死ぬかと思った…
ラオス ルアンナムター エコトレックツアー アカ族

到着までのハプニング。
ヒルとの遭遇、1名負傷。
崖から転落1名、転倒3名。
みんなボロボロ 笑

そんな道のりを歩いて来ても余裕のメインガイド。
ラオス ルアンナムター エコトレックツアー キャンプ
物知りでその辺のドングリや葉っぱ、キノコ等どれが食べられて食べられないか全て把握している強者!!

では、ここでアカ族について。
“アカ”とはもともと”川から遠く離れる”ことを意味する言葉だそう。かつて川沿いに暮らし、伝染病にかかった経験から川から離れ山岳の急斜面に暮らすようになったそう。赤系統の色を基調とした精細な刺繍やパッチワークの施された民族衣装を身にまとい、女性たちはウチュとよばれる銀のアクセサリーをちりばめた被り物を被るのが伝統。そしてアカ族では双子がタブーとされ、特定の儀礼では犬を食べる等、独特の文化を持ち合わせています。現在はラオス、タイ、ミャンマー、ベトナム等幅広い地域に散らばっており、その土地独特の文化にも変化はみられているようです。

そして村の写真を見た皆さん!
皆さんご心配だと思います、村のシャワーとトイレについても書きたいと思います。

シャワーは…ありません!外の共同水道です。
ちなみに丸見えです。笑

そしてなぜかギャラリーには地元の子供達 笑

うん、これがこの村の文化。
郷に入れば郷に従う。
外人サンは平気で脱ぐからスゴいです。

そしてトイレはとゆーと、一応小さい納屋?みたいな所にこちら式のトイレがあり、なんとかなりました♪うん、一安心♥

ちなみに寝床はこちら
ラオス ルアンナムター エコトレックツアー ホームステイ

そして夜ご飯!メインガイドと地元の人が2時間かけて完成。
火がね、一つしかないからね。
しょうがない。
ラオス ルアンナムター エコトレックツアー 晩飯

そして、その日の夜は皆に日本の指スマを教えて盛り上がりました♪♪

ちなみにお酒はメインガイドが持って来た”ラオラオ”というラオスの米焼酎。約40度。
ドイツ人は平気でガンガン飲みます。
それに連られて飲んだyuはもはや酔っ払い。笑

そんなツアー1日目♪
お疲れ様でした!

12時間耐久レース

今日は早朝からバイクで遠出♪
目指すはランプヤン寺院!
そして映画”食べて祈って恋をして”で一躍有名となったライスフィールド!!
日本語にすると田んぼってことですね。
バリ島のウブドは”棚田”が有名なんです♪世界遺産にもなっています。
そんな絶景を巡る1日〜♪

朝7時に出発。
まず最初は海の上にかかる有料道路。
世界一周 インドネシア バリ
思っていた以上に風が気持ち良く、爽快気分〜♪
go-proさんにも頑張って頂きました。
しかし、その後 電源を切り忘れメインでは使えず(;;)

次は朝食。
なかなかご飯屋さんを見つけられず、ようやく見つけたお店!
そこはなんと青い麺入りバクソ!笑
世界一周 インドネシア バリ
はい、ご察しの通り味も微妙でした。

でも、そんなお店で素敵な体験が!
それはこちら!!
世界一周 インドネシア バリ
この飾り?作りをタダで体験させてもらい、最後には記念に一つくれました♪
(yuがおばちゃんが作ってるとこにグイグイ入っていった結果です 笑)
世界一周 インドネシア バリ

おばちゃんありがと〜!!
世界一周 インドネシア バリ
(なんでこんなにいい人の作ったバクソがあの味なんだ…笑)

そこからずーっとずーっと北東へ向かい、
こんな景色を眺めたり
世界一周 インドネシア バリ
道行く子供たちが元気に挨拶してくれたり、
見知らぬ人が親切に道を教えてくれたり、
ランプヤンに近づくにつれ、なぜかホッとする不思議な感覚。

そして約4時間かかって辿り着いたランプヤン!!
お待たせ致しました!こちらです!ご覧ください!!
世界一周 インドネシア バリ ランプヤン 寺院

ランプヤン寺院はバリ島東部のカランガッセム県のスラヤ山の山頂、標高約1000mの所にあります。バリ・ヒンドゥー教の総本山と言われ、観光地でも有名なブサキ寺院と共にバリ・ヒンドゥーを代表する寺院です。ランプヤンの「ランプ」とは「光」を意味し「ヤン」とは、バリヒンドゥー教最高神「サン・ヒャン・ウィディ神」を意味しています。その名の通り、この寺院は最高神の光が満ち溢れている寺院であり、災があったときバリ島の人々はここに来てお祈りをすることにより、最高神の力で心身ともに浄化されると信じられているそうです。その為観光地化されておらず、入場料もありません。ただし、寄付金と記名が必要です。自身の思う額を寄付してください。

ランプヤン寺院は計7箇所に点在しており、全てを回るには4時間程度かかるとのこと。
私たちは帰りの移動も考え、1番近いところと見たかったところの計2箇所を回ることにしました。
世界一周 インドネシア バリ ランプヤン 寺院

私たちが見たかったところ、それはこちら!
世界一周 インドネシア バリ ランプヤン 寺院

この日は曇りで丁度午後に差し掛かっていた為、影になってしまいましたが
天気が良く、午前中に来れればもっと素敵な写真が撮れるでしょう(^^)

そしてここから見た景色がこれ!
世界一周 インドネシア バリ ランプヤン 寺院

(写真は曇っていたため、素人の私たちでは上手に撮れませんでした。すみません。)
本当に素敵でした。
何時間でもここに居れる気がしました。
天気の良い日にはバリ島全体が見渡せるくらいの眺めです。

寺院の中も素敵な空間、空気感があり各々瞑想し、素敵な時間を過ごすことができました。
世界一周 インドネシア バリ ランプヤン 寺院

そして途中に出会った、バリ人一家。
世界一周 インドネシア バリ ランプヤン 寺院
2日かけて寺院を巡り、お祈りをするとのこと。
この帰り道でも多くの人が正装し、道路を練り歩く姿がちらほら。
世界一周 インドネシア バリ

世界一周 インドネシア バリ

ずっと見入っていた私たちに話しかけてくれたバリ人ノーマン氏によると、
今日と明日は神様にお祈りをする日とのこと。
これは半年に1回ある行事で1日目は親族皆んなで正装し楽器を鳴らしたり、
お供え物を持って寺院に歩いて行くき、2日目は寺院の中でお祈りをする、というもの。

偶然にもこの時期にバリに居合わせて良かった!
伝統行事に少し参加した気分が味わえました♪

この後は、ライスフィールド!
の前に、大雨!!まさかの雨でtime loss

30分程度雨宿りし、気を取り直して出発!
ウブドの雑貨屋さん?問屋さん街をひたすら北上!北上!北上!
すると見えてきたのは、こちら!!
世界一周 インドネシア バリ
綺麗。きっと天気が良く、明るかったらもっと綺麗。
しかし、雨に打たれ体力を消耗しランプヤン寺院でお腹いっぱいだった私たちは早々に引き上げ、帰路につきましたとさ♪

TOTAL250km、所要時間14時間。バイクには多分12時間近く乗っていました。
排気ガスで顔は黒くなり、日差しで日焼けして肌は赤くなり、お尻は3つに割れるんじゃないかというくらいの激痛。
これが本当の耐久レース。

2人ともお疲れさまでした。
今日のベストショット♡
世界一周 インドネシア バリ ランプヤン 寺院

バリ島の懐の深さが半端じゃないと実感。

写真のような超リゾート地で、最初にちょっと歴史の話。
なんでかって、この背景を知っているかで寺院の見え方が全然違うから。
※聞きながら調べながら簡素に書いたので、詳細違ってても勘弁してください!

———インドネシアの宗教の変遷——————
 
一番最初は5世紀頃、インド商人の渡来。
インドのグプタ文化が伝えられ、仏教・ヒンドゥー教が信仰されるように。

その後8世紀の中部ジャワに、
シャイレーンドラとマタラム王国という二つの国生まれた。
シャイレーンドラでは大乗仏教が信仰され、仏教寺院としてボロブドゥール寺院が、
マタラム王国ではヒンドゥー教が信仰されていてプランバナンが、
それぞれ同じジャワ島中部のほぼお同じ8世紀に建立。すごい。
この国同士は仲良かったのかな?
 
その後ジャワ島ではいろんな国が起こるけど、1292年頃から元軍(モンゴル)が侵攻。
(日本にも鎌倉時代に元寇ってので来てる)
と同時に内紛が生じ、当時の国王が殺害される。
殺害された後、元と結んだ王家の一族がマジャパヒト王国を立てて、
巧みな交渉(どんな交渉だろ?)で元軍を撤退させて独立を維持。
 
このマジャパヒト王国が、インドネシア最後のヒンドゥー教国。
タイのアユタヤ王朝だったり、ベトナムやカンボジア、琉球王朝とも交流あった。
世界って昔からローカルでグローバルだね。
 
マジャパヒト王国の末頃(16世紀)のジャワ島で、
西部にバンテン王国、東部にマタラム王国というイスラーム勢力が生まれる。
こうやってジャワ島がイスラーム化していった背景は、
東南アジア最初のイスラーム国家で港市国家として栄えていたマラッカ王国が、
(これより前にアチェ王国っていうのがスマトラ西部にあった。)
1511年にポルトガルによって征服されたことが発端。
 
マラッカ海峡を通るとポルトガルの関税が課せられることになったムスリム商人は、
それを避けてスマトラ島とジャワ島の間のスンダ海峡を通ろうとするようになって、
スンダ海峡に面したジャワ島西部がまずイスラーム化、バンテン王国が成立。
同時にジャワ島東部で米の輸出をするためムスリム商人が移住、
前述にもある元々あったマタラム王国がイスラーム化していった。
 
この2つのイスラム王国の影響で、マジャパヒト王国が衰退。
王国の廷臣、僧侶、工芸師たちがバリ島に逃れるようになる。
そして、彼らの影響によって、古典文学や影絵芝居、音楽や彫刻など、
ヒンドゥー・ジャワの影響を受けた文化が花開き、
高僧たちが各地に寺院を建立していった。
———————————————

ということで、大変長らくお待たせ致しました、
そんな背景で建立されたうちの一つ、ウルワツ寺院に行って来ました!
世界一周 インドネシア 絶景 バリ

バリ島のジンバランという地区の最西端にあるヒンドゥー教寺院。
寺院の高貴さと、その立地との兼ね合いでとんでもない迫力。
写真右の方に見えるところが本堂、崖の上全部敷地。
 
本堂側から眺めるとこんな感じ。
 
世界一周 インドネシア 絶景 バリ

この海、入りたいな〜!
サーフィンしたいな〜!と思ったあなた、お目が高い。

世界一周 インドネシア 絶景 バリ

この寺院の近くに絶好のポイントがありました。
※上記写真、拡大するとサーファーが見られます。
 
 
気分はTHE*PRESENT。

世界一周 インドネシア 絶景 バリ

こんな断崖絶壁カフェもあります。
もちろん僕らはお金がないので、いつも通りこんな安料理屋で。

世界一周 インドネシア 絶景 バリ

だいたい一人一食100円前後。
 
レンタルしたスクーターでジンバランエリアを走り回ったので、
彼にもお食事を、という事でインドネシアの一般的なガソリンスタンドへ。

世界一周 インドネシア 絶景 バリ

インドネシアでガソリンは、PETROLという。
“ウォッカ!ウォッカ!ははは!”と言いながら豪快に給油してくれました。