2017.7.20.
デンマークのroof top gardenすげえって調べてて思ったけど、そもそも建物建てない大自然の方がすげえだろってふと思ったyuです。当たり前のこと言ってすんません。
本日は、ちょっと違和感だったマケドニアの首都のお話を!
つまり、ちょっと真面目な話をします。
レストランで ‘Potato Salad’を頼んでみた結果のこの違和感。
茹でたポテトの皮をむいて切られたものが大量に並び、上には玉ねぎとオリーブが。確かにポテトのサラダ。
けど日本人としてはポテトサラダ違い。
スーパーマーケットの中にある本コーナー。
これは、世界にその名を馳せるHaruki Murakamiさんの1Q84も、キリル文字だとちょっと違和感。
(*´ー`*)
そろそろ真面目な話をしたいと思います。
ここスコピエは、前に寄った同じマケドニアのビトラとはだいぶ雰囲気の違う、嘘くさい建物と像だらけの街。古代・近代アートだったり歴史だったりが展示してある博物館が、さも昔の建物風に川沿いに並ぶ。
とにかくたくさんある像、像、像。
これがマケドニアのマケドニアたる感じなのかな?
外から来る人に見て欲しいマケドニアって、建物と像??
本当にこれがマケドニアっていう国の文化なの???
マケドニアって、1993年の国連加盟からずっと『マケドニア旧ユーゴスラビア共和国』って言う名前が正式名称。ギリシャとブルガリアが反発してるから『マケドニア』って名乗れない。
論争その1. マケドニア人という民族は存在するのか
マケドニア「うん、ぼくたちマケドニア人だよ」
ブルガリア「いやいや、そもそもオメーら、昔はブルガリア人だったじゃねーか」
ギリシャ「ちょっと待って。そもそもマケドニア人とはギリシャ人のことを指すんだよ。勝手に俺たちの名前を名乗るんじゃあない」
国連「まあ、本人たちがマケドニア人だって言ってんだから認めてあげませんか?」
ブルガリア・ギリシャ「認めん!!」
論争その2. マケドニアという名前は誰のものだ
マケドニア「我々の土地は昔からマケドニアと呼ばれてきたんですから、我々の土地がマケドニアです」
ギリシャ「もともと中部ギリシアの名前がマケドニアって言うんだ。こっちのほうが本家なんだよ。勝手に人の土地の名前をパクるんじゃねえ」
出典:このサイト
ということで、マケドニアはマケドニアであることを未だ認められていないという。
みんなでギリシャとブルガリアを落ち着かせて、認めてあげてもいんじゃない?って思うんだけど、ここを認めちゃうと、ギリシャが他に抱えてる独立問題も認める流れにしないといけなくなっちゃうからまずいんだってさ。
「オフリドもスコピエも、というかマケドニアは全部ギリシャだぜ!」ってゲストハウスで触れ回っては旅人を困惑させるようなギリシャ人が未だに後を絶たないんだって。ゲストハウスのオーナー曰く。
歳食った人なのかと思いきや、若い人でも。
実際、マケドニアの人たちがギリシャに入ろうとしても、国境でパスポートが認められず、ただの紙切れに名前とか誕生日とかを書かされて、そこにスタンプを押されて入国するんだって。
そんなバカな。
そんなこんなで当然、ギリシャの反対があるからマケドニアはEUにも入れず。
だから、マケドニアの若い人たちはなんとかブルガリアの国籍とって、そしたらEUどこでも働けるようになるから西欧の所得の高い国を目指してもう国には帰らない、というのが現状だそう。
首都にこんな嘘みたいな銅像とか建物とか造って『うちはギリシャ文化の発祥の地ですから!』みたいに着飾って張り合う前に、大人になってやらないといけないことがたくさんあるでしょ、マケドニアのお偉いさん。
国旗だって妥協したんだしさ。
意地の張り合い続けてる間に、自国民がどんどん外に行っちゃってるよ?
けど、なんであんなちゃんとしてない(経済とかね)、インドみたいな首都のギリシャがEUに入り続けて、このマケドニアの件でもみんなギリシャ側に付くんだろ。
そこ疑問に思って調べ始めたらとんでもない闇が見え隠れ・・・マケドニアのお偉いさんだけが悪いわけじゃない・・・
長くなりそうなので、つづく!
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