タイ北部、パーイとメーホンソンの間の静かな森の中にあるモナストリー、
カテゴリー: 宗教って深い
ラプンツェルといえば
2015.11.24~26 mana
ついに!念願のコムローイ祭りの時期がやって参りました♪
今回は23日からチェンマイ入りし、27日まで滞在予定。
24~26日がお祭りなのでバッチリです!
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12時間耐久レース
今日は早朝からバイクで遠出♪
目指すはランプヤン寺院!
そして映画”食べて祈って恋をして”で一躍有名となったライスフィールド!!
日本語にすると田んぼってことですね。
バリ島のウブドは”棚田”が有名なんです♪世界遺産にもなっています。
そんな絶景を巡る1日〜♪
朝7時に出発。
まず最初は海の上にかかる有料道路。
思っていた以上に風が気持ち良く、爽快気分〜♪
go-proさんにも頑張って頂きました。
しかし、その後 電源を切り忘れメインでは使えず(;;)
次は朝食。
なかなかご飯屋さんを見つけられず、ようやく見つけたお店!
そこはなんと青い麺入りバクソ!笑
はい、ご察しの通り味も微妙でした。
でも、そんなお店で素敵な体験が!
それはこちら!!
この飾り?作りをタダで体験させてもらい、最後には記念に一つくれました♪
(yuがおばちゃんが作ってるとこにグイグイ入っていった結果です 笑)
おばちゃんありがと〜!!
(なんでこんなにいい人の作ったバクソがあの味なんだ…笑)
そこからずーっとずーっと北東へ向かい、
こんな景色を眺めたり
道行く子供たちが元気に挨拶してくれたり、
見知らぬ人が親切に道を教えてくれたり、
ランプヤンに近づくにつれ、なぜかホッとする不思議な感覚。
そして約4時間かかって辿り着いたランプヤン!!
お待たせ致しました!こちらです!ご覧ください!!
ランプヤン寺院はバリ島東部のカランガッセム県のスラヤ山の山頂、標高約1000mの所にあります。バリ・ヒンドゥー教の総本山と言われ、観光地でも有名なブサキ寺院と共にバリ・ヒンドゥーを代表する寺院です。ランプヤンの「ランプ」とは「光」を意味し「ヤン」とは、バリヒンドゥー教最高神「サン・ヒャン・ウィディ神」を意味しています。その名の通り、この寺院は最高神の光が満ち溢れている寺院であり、災があったときバリ島の人々はここに来てお祈りをすることにより、最高神の力で心身ともに浄化されると信じられているそうです。その為観光地化されておらず、入場料もありません。ただし、寄付金と記名が必要です。自身の思う額を寄付してください。
ランプヤン寺院は計7箇所に点在しており、全てを回るには4時間程度かかるとのこと。
私たちは帰りの移動も考え、1番近いところと見たかったところの計2箇所を回ることにしました。
この日は曇りで丁度午後に差し掛かっていた為、影になってしまいましたが
天気が良く、午前中に来れればもっと素敵な写真が撮れるでしょう(^^)
(写真は曇っていたため、素人の私たちでは上手に撮れませんでした。すみません。)
本当に素敵でした。
何時間でもここに居れる気がしました。
天気の良い日にはバリ島全体が見渡せるくらいの眺めです。
寺院の中も素敵な空間、空気感があり各々瞑想し、素敵な時間を過ごすことができました。
そして途中に出会った、バリ人一家。
2日かけて寺院を巡り、お祈りをするとのこと。
この帰り道でも多くの人が正装し、道路を練り歩く姿がちらほら。
ずっと見入っていた私たちに話しかけてくれたバリ人ノーマン氏によると、
今日と明日は神様にお祈りをする日とのこと。
これは半年に1回ある行事で1日目は親族皆んなで正装し楽器を鳴らしたり、
お供え物を持って寺院に歩いて行くき、2日目は寺院の中でお祈りをする、というもの。
偶然にもこの時期にバリに居合わせて良かった!
伝統行事に少し参加した気分が味わえました♪
この後は、ライスフィールド!
の前に、大雨!!まさかの雨でtime loss
30分程度雨宿りし、気を取り直して出発!
ウブドの雑貨屋さん?問屋さん街をひたすら北上!北上!北上!
すると見えてきたのは、こちら!!
綺麗。きっと天気が良く、明るかったらもっと綺麗。
しかし、雨に打たれ体力を消耗しランプヤン寺院でお腹いっぱいだった私たちは早々に引き上げ、帰路につきましたとさ♪
TOTAL250km、所要時間14時間。バイクには多分12時間近く乗っていました。
排気ガスで顔は黒くなり、日差しで日焼けして肌は赤くなり、お尻は3つに割れるんじゃないかというくらいの激痛。
これが本当の耐久レース。
バリ島の懐の深さが半端じゃないと実感。
写真のような超リゾート地で、最初にちょっと歴史の話。
なんでかって、この背景を知っているかで寺院の見え方が全然違うから。
※聞きながら調べながら簡素に書いたので、詳細違ってても勘弁してください!
———インドネシアの宗教の変遷——————
一番最初は5世紀頃、インド商人の渡来。
インドのグプタ文化が伝えられ、仏教・ヒンドゥー教が信仰されるように。
その後8世紀の中部ジャワに、
シャイレーンドラとマタラム王国という二つの国生まれた。
シャイレーンドラでは大乗仏教が信仰され、仏教寺院としてボロブドゥール寺院が、
マタラム王国ではヒンドゥー教が信仰されていてプランバナンが、
それぞれ同じジャワ島中部のほぼお同じ8世紀に建立。すごい。
この国同士は仲良かったのかな?
その後ジャワ島ではいろんな国が起こるけど、1292年頃から元軍(モンゴル)が侵攻。
(日本にも鎌倉時代に元寇ってので来てる)
と同時に内紛が生じ、当時の国王が殺害される。
殺害された後、元と結んだ王家の一族がマジャパヒト王国を立てて、
巧みな交渉(どんな交渉だろ?)で元軍を撤退させて独立を維持。
このマジャパヒト王国が、インドネシア最後のヒンドゥー教国。
タイのアユタヤ王朝だったり、ベトナムやカンボジア、琉球王朝とも交流あった。
世界って昔からローカルでグローバルだね。
マジャパヒト王国の末頃(16世紀)のジャワ島で、
西部にバンテン王国、東部にマタラム王国というイスラーム勢力が生まれる。
こうやってジャワ島がイスラーム化していった背景は、
東南アジア最初のイスラーム国家で港市国家として栄えていたマラッカ王国が、
(これより前にアチェ王国っていうのがスマトラ西部にあった。)
1511年にポルトガルによって征服されたことが発端。
マラッカ海峡を通るとポルトガルの関税が課せられることになったムスリム商人は、
それを避けてスマトラ島とジャワ島の間のスンダ海峡を通ろうとするようになって、
スンダ海峡に面したジャワ島西部がまずイスラーム化、バンテン王国が成立。
同時にジャワ島東部で米の輸出をするためムスリム商人が移住、
前述にもある元々あったマタラム王国がイスラーム化していった。
この2つのイスラム王国の影響で、マジャパヒト王国が衰退。
王国の廷臣、僧侶、工芸師たちがバリ島に逃れるようになる。
そして、彼らの影響によって、古典文学や影絵芝居、音楽や彫刻など、
ヒンドゥー・ジャワの影響を受けた文化が花開き、
高僧たちが各地に寺院を建立していった。
———————————————
ということで、大変長らくお待たせ致しました、
そんな背景で建立されたうちの一つ、ウルワツ寺院に行って来ました!
バリ島のジンバランという地区の最西端にあるヒンドゥー教寺院。
寺院の高貴さと、その立地との兼ね合いでとんでもない迫力。
写真右の方に見えるところが本堂、崖の上全部敷地。
本堂側から眺めるとこんな感じ。
この海、入りたいな〜!
サーフィンしたいな〜!と思ったあなた、お目が高い。
この寺院の近くに絶好のポイントがありました。
※上記写真、拡大するとサーファーが見られます。
気分はTHE*PRESENT。
こんな断崖絶壁カフェもあります。
もちろん僕らはお金がないので、いつも通りこんな安料理屋で。
だいたい一人一食100円前後。
レンタルしたスクーターでジンバランエリアを走り回ったので、
彼にもお食事を、という事でインドネシアの一般的なガソリンスタンドへ。
インドネシアでガソリンは、PETROLという。
“ウォッカ!ウォッカ!ははは!”と言いながら豪快に給油してくれました。
要注意!タイには禁酒日があります。
予防接種1日目も無事に終わったし、
予防接種の病院で素敵な友達もできたし、
一緒にビール!と思ったら、どこの店もお酒出してない。
コンビニでも露店でも買えない。
なんでよ???
という事で、帰ってから色々と調べてみました。
《2015年のタイ王国の禁酒日一覧》
3月4日(マカ・ブーチャー:万仏祭)
6月1日(ヴィサカブーチャ:仏誕節)
7月30(アサラハブーチャ:三宝節)
7月31日(カオパンサー:入安居)
10月27日(オーク・パンサー:出安居)
その他にも、
・選挙の前日・当日
・王族や高僧に関係する日
は禁酒日になる。
前者は『まともな判断の上での投票』『飲酒運転による投票率の低下』が目的。
後者は、神聖な日なので、という理由なのだそう。
至極もっとも!そして、これが通用するタイ国王の神通力ってすごい!
けど、タイの国教って仏教なんだっけ??
と思って調べたけれども国教自体は定めず信仰は自由、国王は仏教徒のよう。
そこも人気の秘訣らしい。
ただ、やっぱり大多数は仏教徒。
で、その禁酒日の中で僕らが当たったのは、
『オーク・パンサー(出安居)』
globeを思い出したあなたは僕と同世代。
安居(あんご)とは、僧侶たちが一定期間一カ所に集まって修行すること。
もともと安居は、雨期を意味する梵語のvārsikaの漢語訳で、
本来の目的は、雨期には多くの草木が生え繁って、
そこで数多くの昆虫や蛇などの小動物が活動するため、
遊行(外での修行)をやめて一カ所に定住することにより、
小動物に対する無用な殺生を防ぐ事。
他にも、雨期に僧侶が出歩いた年が凶作に見舞われたから、という話も。
で、この安居の回数が僧侶の仏教界での経験を指すようになり、
その後の昇進の基準になるなど、非常に重要視された。
現在でも禅宗では、修行僧が安居を行い、安居に入る結制から、
安居が明ける解夏(げげ)までの間は寺域から一歩も外へは出ずに修行に明け暮れる。
調べてみて初めてわかったけども、
街中に仏教寺院がものすごく沢山あるタイにおいて、
その日は、僧侶たちが3ヶ月間の安居を終えるとても神聖な日だったのでした。
お酒飲みたい〜なんて軽々しく口にしててすみませんでした。
その翌日のこと。
予防接種の2日目の病院からの帰りのバスに、
たまたま僧侶の方がご試乗車になられました。
わたくしどもの座っていた座席がその僧侶の方々の優先席だったらしく、
バス中の全員が視線や空気やタイ語で、
「お前らすぐその席空けろー!!」と。
やっぱり世界の共通言語は英語だけでは決してないと感じつつ、
この国における仏教の大事さを身にしみて感じました。
ちなみに、僧侶の方はバス料金は徴収されず。
みなまさタイにお越しの際には、
禁酒日に細心の注意と敬意を払いながら、
バスの中にあるこのマークにも気を配りましょう。
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