色んな意味で忘れられない、アンコールワット

アンコールワットの朝日。
なんて魅力的な響きなのでしょうか。

朝5時にママチャリでアンコールワットに向かう、この日の日の出予想はAM05:56。
天気予報を見ても、滞在予定期間内で朝日が見られそうなのは今日だけ!
はやる気持ちを自転車を漕ぐ足に込め、暗闇の中ずんずん進む。焦る、急ぐ。

『夫、道を間違える』

T字路をがっつり曲がる方向を間違えタイムロス。
焦る、急ぐ、焦る、急ぐ。
と、後方でものすごい音が。

『嫁、自転車で豪快にこける』

朝焼けになり始め、あまりにも綺麗な空。
それについ見とれてしまう嫁を責められないほど、綺麗な空。
焦る、急ぐ、焦る、急ぐ、焦る、急ぐ。

『嫁、こけた反動で自転車の前後輪ともパンク』

ありがちすぎて面白かったが、嫁は必死。全然笑えてない。
自転車を停められる場所までなんとかたどり着き、
アンコールワットを朝日鑑賞ポイントまで駆け抜ける。

『アンコールワットの朝日が想像以上だった』

アンコールワットと朝日

アンコールワットと朝日

絶句。来て良かった。
いろいろ苦労したけど、間に合って良かった。
ただ、サンライズ鑑賞の間は私語厳禁っていう制度を作って欲しかった。

『ドラゴンフルーツがむっちゃ美味い』

ドラゴンフルーツを上手に捌くの図

ドラゴンフルーツを上手に捌くの図

パンクした状態のままの自転車でアンコールトムを巡り、
疲れたところで前日にスーパーで勝手おいたドラゴンフルーツを取り出し、
ビクトリノックスのナイフで切り剥き食べた。

『お店の少年がパンクに気づき、自転車修理屋を教えてくれる』

ドラゴンフルーツを頬張っていたところの傍で、一生懸命に働く少年から水を買うと、
『Bike shop, 100 meter there!!』と。
ありがとう、2周りは年下であろう君の気配りと優しさをおじさんは無駄にはしない。

『素晴らしき修理の手際と日本では見ない修理手法』

自転車を引きずっていくと、全員苦笑い。言語が通じなくても伝わる。
「なんでこんなことになったの・・・?」
いざタイヤの中からチューブを取り出してみると、後輪だけで5箇所はバースト。
そこにあてゴム?をしていくのは日本と一緒なんだけど、そのあとに燃やして接合。
ゴム燃やしちゃいけないって日本だと常識なんですが。そうここはカンボジア。

『パンク修理、破格』

プロフェッショナルだらけのアンコールワットそばの店

こんなに頼もしい店があるので、アンコールワット&トムは自転車で行きましょう。


ものの20分ほどで自転車完治。
20ドルくらいして結果トゥクトゥクの方が安かったってオチだろうと思ってたら、
修理代金、2ドル。深々と頭を下げて去りました。
そうして快調に走るようになった自転車で市街地に戻ってふと気づく。

『嫁、携帯電話を紛失していた』

一大事。
必死に捜索するも、往来の激しいアンコールワット周辺の路上での落し物。

道端に野生の豚がいるような道

道端に普通に野生の豚がいるような道

道端に野生の蟹がいるような道

道端に普通に野生の蟹がいるような道


自力での探索を一度打ち切り、Tourist Policeに紛失届提出。
壁に大量に貼られた、紛失物発見の際の写真を見せられ元気づけられる。
その後も諦めきれず、再度目視での探索へ出向く。
ちなみに、アンコール遺跡群のチケットはその日一度切られると再入場はできない。
携帯紛失したと、涙眼で懇願し何回も通してもらいました。

『地元の人たちがあたたかかった』

携帯を落としてしまったであろう地点周辺に住みながら飲食店を構える人たちに、
紛失してしまい困っていて、ということを伝えるとみんなむっちゃ前のめり。
おいしいご飯も頂き、温かいみんなの気持ちに励まされ、嫁また涙。

あとは、tourist policeと神頼み。
見つかったかどうか、10/27くらいまでには判明する予定です。
皆様も是非、色んな神様にともに願っていてください。
携帯がどうなったか、今後の展開にも御期待を。

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