2015/12/27 mana
今日は待ちに待ったカックーとワイナリーへ(^^)‼︎
まずはカックーの説明から。
カックーとはインレー湖の東側の山を超えたところにあるパオ族の支配地域にある遺跡で2000年から外国人観光客にも開放されるようになったまだまだ観光客の少ない遺跡のこと。2478体のストゥーパが一ヶ所に集結した珍しい遺跡
なんだそう。
夫婦で世界一周旅。2015年10月から、テント担いで流れに身を任せ、世界をゆっくり巡って何かを体感しています。
2015/12/27 mana
今日は待ちに待ったカックーとワイナリーへ(^^)‼︎
まずはカックーの説明から。
カックーとはインレー湖の東側の山を超えたところにあるパオ族の支配地域にある遺跡で2000年から外国人観光客にも開放されるようになったまだまだ観光客の少ない遺跡のこと。2478体のストゥーパが一ヶ所に集結した珍しい遺跡
なんだそう。
今夜から、タイ北部に向けてバンコク→チェンライ→チェンコーンとバス移動します。
ラオスの山奥の村でホームステイ・トレッキングをするのと、11月末のチェンマイのイーサン祭りという仏教のマツリゴトに行くため。タイ国内やバンコク市街地のバス事情は別記事でまとめます。
『世界一周して色んな文化に触れるぞー!』
と言って旅を始めてから1ヶ月ほど。
観光がメインになりつつある旅のスタイルやお金の遣い方など振り返って、世界の魅力的な場所を改めて調べてみて、後はめくるめく世界情勢も鑑みて、ここ数日何をするでもなくひたすら自分達とPCに向き合っています。沈没って大事。この沈没期間、バンコク市街地は仏教のマツリゴトで朝から晩まで爆竹騒ぎ。鼓膜がいかれそうです。
フィッツロイ、デナリ、ケニア、ウシュアイア、ラパヌイ、マダガスカル、チベット、ジャマイカ、ポートランド、アマゾン、バーニングマン、ウユニ、イエローナイフ、モナコグランプリ、パラボラッチョ、キューバ、アイスランドなどなど行きたくてしょうがない場所が世界には沢山。お金の事情と世界の事情で行けるかどうか。
そんな中の昨日(2015/11/13)のフランスの件。
CNN:At least 153 killed in gunfire and blasts, French officials say
Reuters:Paris attacks
Huffington post:【パリ同時多発テロ】最新の死者数は140人、テロリスト4人を殺害
Aljazeera:Shootings and blasts leave at least 111 dead in Paris
なんでフランス?
2015/9/28 CNN:フランス、シリアでISISへ空爆
これがあったから?
で、オランド大統領がサッカーの親善試合観てたから?
まぁもっともっと根深い話だよね。お金の絡んだ。
けど、どっちサイドも手段が武力っておかしい。地球の有限な資源が先進国サイドで枯渇してきてるから正当化しながらまた植民地化でも企んでる?人が死のうとも、軍需でも経済が回ったら良いの?お金っていう手段が目的化しちゃってる典型じゃない?
話し合いで解決する規模の問題でもないと思うけど、戦争しちゃったらもっと解決しないと思うんだけどな。そもそも、解決する気がないのか??
ということで、2015年10月よりアジアから西回りでスタートしている旅ですが、一旦インドまで陸路で行きながら、世界情勢を見て計画を考えていこうと思っております。
シベリア鉄道もどうかわからないし、シリアとロシアの間も何だか通りにくいかもしれないし、今回の件でヨーロッパもどうかわからないし。2016年2月くらいまでアジア→3~6月くらいで中東〜ヨーロッパ→7月以降に北米へ、というプランでしたが、中東〜ヨーロッパのところで先にアフリカの南の方に行くことを検討しようと思います。情報収集とその背景の宗教や歴史への理解を怠らずに、ただ、世界の今のリアルを避け過ぎずきちんと感じながら生きたいと思うので、状況を見ながらですが。
『911エブリディ / RHYMESTER』
宇多丸さんDさんおっしゃる通り。
お偉いさんとお偉いさん同士で他を巻き込まずに喧嘩してくれって他の歌でも言ってたけど、ホントその通り。この爆竹周辺にいるひとたちはみんな、平和を願っているよ。
バリのランプヤンでも、日本の金比羅山でも祈ったけど、地球上の生物みんなが幸せでありますように!
#PrayForParis
#PrayForSeria
#PrayForWorld
今日は早朝からバイクで遠出♪
目指すはランプヤン寺院!
そして映画”食べて祈って恋をして”で一躍有名となったライスフィールド!!
日本語にすると田んぼってことですね。
バリ島のウブドは”棚田”が有名なんです♪世界遺産にもなっています。
そんな絶景を巡る1日〜♪
朝7時に出発。
まず最初は海の上にかかる有料道路。
思っていた以上に風が気持ち良く、爽快気分〜♪
go-proさんにも頑張って頂きました。
しかし、その後 電源を切り忘れメインでは使えず(;;)
次は朝食。
なかなかご飯屋さんを見つけられず、ようやく見つけたお店!
そこはなんと青い麺入りバクソ!笑
はい、ご察しの通り味も微妙でした。
でも、そんなお店で素敵な体験が!
それはこちら!!
この飾り?作りをタダで体験させてもらい、最後には記念に一つくれました♪
(yuがおばちゃんが作ってるとこにグイグイ入っていった結果です 笑)
おばちゃんありがと〜!!
(なんでこんなにいい人の作ったバクソがあの味なんだ…笑)
そこからずーっとずーっと北東へ向かい、
こんな景色を眺めたり
道行く子供たちが元気に挨拶してくれたり、
見知らぬ人が親切に道を教えてくれたり、
ランプヤンに近づくにつれ、なぜかホッとする不思議な感覚。
そして約4時間かかって辿り着いたランプヤン!!
お待たせ致しました!こちらです!ご覧ください!!
ランプヤン寺院はバリ島東部のカランガッセム県のスラヤ山の山頂、標高約1000mの所にあります。バリ・ヒンドゥー教の総本山と言われ、観光地でも有名なブサキ寺院と共にバリ・ヒンドゥーを代表する寺院です。ランプヤンの「ランプ」とは「光」を意味し「ヤン」とは、バリヒンドゥー教最高神「サン・ヒャン・ウィディ神」を意味しています。その名の通り、この寺院は最高神の光が満ち溢れている寺院であり、災があったときバリ島の人々はここに来てお祈りをすることにより、最高神の力で心身ともに浄化されると信じられているそうです。その為観光地化されておらず、入場料もありません。ただし、寄付金と記名が必要です。自身の思う額を寄付してください。
ランプヤン寺院は計7箇所に点在しており、全てを回るには4時間程度かかるとのこと。
私たちは帰りの移動も考え、1番近いところと見たかったところの計2箇所を回ることにしました。
この日は曇りで丁度午後に差し掛かっていた為、影になってしまいましたが
天気が良く、午前中に来れればもっと素敵な写真が撮れるでしょう(^^)
(写真は曇っていたため、素人の私たちでは上手に撮れませんでした。すみません。)
本当に素敵でした。
何時間でもここに居れる気がしました。
天気の良い日にはバリ島全体が見渡せるくらいの眺めです。
寺院の中も素敵な空間、空気感があり各々瞑想し、素敵な時間を過ごすことができました。
そして途中に出会った、バリ人一家。
2日かけて寺院を巡り、お祈りをするとのこと。
この帰り道でも多くの人が正装し、道路を練り歩く姿がちらほら。
ずっと見入っていた私たちに話しかけてくれたバリ人ノーマン氏によると、
今日と明日は神様にお祈りをする日とのこと。
これは半年に1回ある行事で1日目は親族皆んなで正装し楽器を鳴らしたり、
お供え物を持って寺院に歩いて行くき、2日目は寺院の中でお祈りをする、というもの。
偶然にもこの時期にバリに居合わせて良かった!
伝統行事に少し参加した気分が味わえました♪
この後は、ライスフィールド!
の前に、大雨!!まさかの雨でtime loss
30分程度雨宿りし、気を取り直して出発!
ウブドの雑貨屋さん?問屋さん街をひたすら北上!北上!北上!
すると見えてきたのは、こちら!!
綺麗。きっと天気が良く、明るかったらもっと綺麗。
しかし、雨に打たれ体力を消耗しランプヤン寺院でお腹いっぱいだった私たちは早々に引き上げ、帰路につきましたとさ♪
TOTAL250km、所要時間14時間。バイクには多分12時間近く乗っていました。
排気ガスで顔は黒くなり、日差しで日焼けして肌は赤くなり、お尻は3つに割れるんじゃないかというくらいの激痛。
これが本当の耐久レース。
写真のような超リゾート地で、最初にちょっと歴史の話。
なんでかって、この背景を知っているかで寺院の見え方が全然違うから。
※聞きながら調べながら簡素に書いたので、詳細違ってても勘弁してください!
———インドネシアの宗教の変遷——————
一番最初は5世紀頃、インド商人の渡来。
インドのグプタ文化が伝えられ、仏教・ヒンドゥー教が信仰されるように。
その後8世紀の中部ジャワに、
シャイレーンドラとマタラム王国という二つの国生まれた。
シャイレーンドラでは大乗仏教が信仰され、仏教寺院としてボロブドゥール寺院が、
マタラム王国ではヒンドゥー教が信仰されていてプランバナンが、
それぞれ同じジャワ島中部のほぼお同じ8世紀に建立。すごい。
この国同士は仲良かったのかな?
その後ジャワ島ではいろんな国が起こるけど、1292年頃から元軍(モンゴル)が侵攻。
(日本にも鎌倉時代に元寇ってので来てる)
と同時に内紛が生じ、当時の国王が殺害される。
殺害された後、元と結んだ王家の一族がマジャパヒト王国を立てて、
巧みな交渉(どんな交渉だろ?)で元軍を撤退させて独立を維持。
このマジャパヒト王国が、インドネシア最後のヒンドゥー教国。
タイのアユタヤ王朝だったり、ベトナムやカンボジア、琉球王朝とも交流あった。
世界って昔からローカルでグローバルだね。
マジャパヒト王国の末頃(16世紀)のジャワ島で、
西部にバンテン王国、東部にマタラム王国というイスラーム勢力が生まれる。
こうやってジャワ島がイスラーム化していった背景は、
東南アジア最初のイスラーム国家で港市国家として栄えていたマラッカ王国が、
(これより前にアチェ王国っていうのがスマトラ西部にあった。)
1511年にポルトガルによって征服されたことが発端。
マラッカ海峡を通るとポルトガルの関税が課せられることになったムスリム商人は、
それを避けてスマトラ島とジャワ島の間のスンダ海峡を通ろうとするようになって、
スンダ海峡に面したジャワ島西部がまずイスラーム化、バンテン王国が成立。
同時にジャワ島東部で米の輸出をするためムスリム商人が移住、
前述にもある元々あったマタラム王国がイスラーム化していった。
この2つのイスラム王国の影響で、マジャパヒト王国が衰退。
王国の廷臣、僧侶、工芸師たちがバリ島に逃れるようになる。
そして、彼らの影響によって、古典文学や影絵芝居、音楽や彫刻など、
ヒンドゥー・ジャワの影響を受けた文化が花開き、
高僧たちが各地に寺院を建立していった。
———————————————
ということで、大変長らくお待たせ致しました、
そんな背景で建立されたうちの一つ、ウルワツ寺院に行って来ました!
バリ島のジンバランという地区の最西端にあるヒンドゥー教寺院。
寺院の高貴さと、その立地との兼ね合いでとんでもない迫力。
写真右の方に見えるところが本堂、崖の上全部敷地。
本堂側から眺めるとこんな感じ。
この海、入りたいな〜!
サーフィンしたいな〜!と思ったあなた、お目が高い。
この寺院の近くに絶好のポイントがありました。
※上記写真、拡大するとサーファーが見られます。
気分はTHE*PRESENT。
こんな断崖絶壁カフェもあります。
もちろん僕らはお金がないので、いつも通りこんな安料理屋で。
だいたい一人一食100円前後。
レンタルしたスクーターでジンバランエリアを走り回ったので、
彼にもお食事を、という事でインドネシアの一般的なガソリンスタンドへ。
インドネシアでガソリンは、PETROLという。
“ウォッカ!ウォッカ!ははは!”と言いながら豪快に給油してくれました。
ジョグジャカルタ3日目
今日はついに、待ちに待った
世界遺産!ボロブゥドゥール&プランバナン!!
早朝3:45集合。
うん、まぁまぁ早い。
sun rise tourだから仕方ない。
今回はボロブゥドゥールsun rise→プランバナンのプランにしました!
基本的に入場料は各人が払うスタイルで、送迎のドライバーがつくだけのプラン。
1人150,000Rp=¥1,340
めっちゃ飛ばして、飛ばして
1時間弱でマノハラホテルに到着。
マノハラホテルとは…
ボロブゥドゥールの敷地内にあるホテル。
ここはリゾートとして人気で、日本のツアーも多く組まれているみたい。
宿泊費に入場料が含まれており、滞在中sun rise以外は出入り自由。
なんてお得!!
ここが主催するsun riseツアーは宿泊客以外も利用可能な為今回、参加してきました!!
まず、マノハラについたら受付でチケット購入。(1人38,000Rp=¥3,400)
チケットと地図をget!
その後、小さい懐中電灯を持って奥に進んでいきます。
大体ガイドさんをつけた他のグループがいるのでそれについていけば大丈夫です。
入り口でセキュリティーチェックが終われば、もうそこは!
ボロブゥドゥール!!
ボロブゥドゥールとは…
インドネシアのジャワ島中部ケドゥ盆地にある仏教の遺跡です。インドネシアは現在9割がムスリムですが、過去には仏教→ヒンドゥー教→イスラム教と時代が変わるごとに信仰に変化があった興味深い島国です。
この遺跡の最大の特徴が”内部空間を持たない寺院”ということです。遺跡全体は9層の階段ピラミッド状の構造となり、この構造が仏教における三界を表していると考えられています。また、ボロブドゥールはその形状から世界最大級のストゥーパ(仏塔)としても知られています。ストゥーパとは、釈迦の遺骨や遺物等をおさめた建造物のことです。遺跡にはたくさんのストゥーパがあり、中には仏像がおさめられており、近づいてみると見れます!写真では難しかったです^^;
また、この建造物の発見も珍しい形でした。密林の中、土に埋もれて発見されたのです。
土に埋もれていた原因として考えられている理由が2つあります。
1つ目は火山灰による影響です。近くに火山が多く存在するため、2010年のムラピ山噴火でも被害を被りました。2つ目はヒンドゥー教徒による破壊から守るために人為的に行われた、ということです。王朝が衰退することにより、大乗仏教の寺院が破壊される危険性があったようです。
こうして歴史に触れてみると改めてインドネシアの面白さに気付かされます。
そしてボロブドゥールには私たち外国人の観光客よりもインドネシア人の観光客が大勢来ています。
そして私たちはついに!
囲まれてしまいました!!
そう、インドネシア人の小学生です!後ろに写っているファンキーな人が多分、先生のはず 笑
”Mr!!Mrs!!photo!!photo!!”
元気な小学生たちは集合写真だけでは物足りず
一人一人photoを取りたがる…。
芸能人になった気分でした♪ 笑
彼らとbye-byeした後はヒンドゥー教の寺院、プランバナンへ!!
プランバナンでは現地人、観光客と入口が分かれておりチケットの価格も違います 笑
外国人は1人あたりRp252,000(¥2,300くらい)
ボロブドゥールとプランバナンがセットになったチケットもありますが、それだとボロブドゥールのsunriseを遺跡の中で見ることはできません。
プランバナン寺院群とは…
ヒンドゥー教の遺跡としてはインドネシア最大級。
ボロブドゥールに対抗して856年に建てられたとされています。
しかし、使用された期間は約半世紀のみ。
火山の影響か伝染病の影響か定かではないようですがそれにより遷都することとなり、プランバナンは世から忘れ去られてしまいました。また14〜15世紀になるとジャワ島のイスラム教化が進みヒンドゥー教徒の数が激減したことも関係しているようです。
そんな中、1549年大地震がプランバナンを襲いました。地震により多くの遺跡が破壊され、現在も修復が進められています。
プランバナン寺院ロロ・ジョングランは8基のお堂で構成されています。しかし、正面からでは8基全てをみることはできません。これもこの建築の面白いところです。角度を変えることで様々な表情を見せてくれる不思議な空間。特に巨大な3つのお堂はブラフマー堂、シヴァ堂、ヴィシュヌ堂と呼ばれており、ヒンドゥー教ではブラフマー=創造神、ヴィシュヌ=維持神、シヴァ=破壊神を示し、この3最高神によって宇宙のことわりを示していると言われています。この遺跡自体が創造→維持→破壊を繰り返しているため、いっそう神秘的な空間が生まれています。
この神秘的な空間を前にして、私たちは暑さと戦っていました。
この他にも多くの遺跡がある為、本来は見て回る予定でした。
しかし、予想外の暑さと寝不足のため断念しました。
皆さんも訪れる際は1人1本1.5ℓの水を持参し、日除けの傘や帽子を準備していくことをお勧めします!
帰りの車の中では一緒のツアーに参加したフランス人ご夫婦と情報交換♡
ヨーロッパ情報も少しgetできてよかった(^^)
最後にみんなで
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予防接種1日目も無事に終わったし、
予防接種の病院で素敵な友達もできたし、
一緒にビール!と思ったら、どこの店もお酒出してない。
コンビニでも露店でも買えない。
なんでよ???
という事で、帰ってから色々と調べてみました。
《2015年のタイ王国の禁酒日一覧》
3月4日(マカ・ブーチャー:万仏祭)
6月1日(ヴィサカブーチャ:仏誕節)
7月30(アサラハブーチャ:三宝節)
7月31日(カオパンサー:入安居)
10月27日(オーク・パンサー:出安居)
その他にも、
・選挙の前日・当日
・王族や高僧に関係する日
は禁酒日になる。
前者は『まともな判断の上での投票』『飲酒運転による投票率の低下』が目的。
後者は、神聖な日なので、という理由なのだそう。
至極もっとも!そして、これが通用するタイ国王の神通力ってすごい!
けど、タイの国教って仏教なんだっけ??
と思って調べたけれども国教自体は定めず信仰は自由、国王は仏教徒のよう。
そこも人気の秘訣らしい。
ただ、やっぱり大多数は仏教徒。
で、その禁酒日の中で僕らが当たったのは、
『オーク・パンサー(出安居)』
globeを思い出したあなたは僕と同世代。
安居(あんご)とは、僧侶たちが一定期間一カ所に集まって修行すること。
もともと安居は、雨期を意味する梵語のvārsikaの漢語訳で、
本来の目的は、雨期には多くの草木が生え繁って、
そこで数多くの昆虫や蛇などの小動物が活動するため、
遊行(外での修行)をやめて一カ所に定住することにより、
小動物に対する無用な殺生を防ぐ事。
他にも、雨期に僧侶が出歩いた年が凶作に見舞われたから、という話も。
で、この安居の回数が僧侶の仏教界での経験を指すようになり、
その後の昇進の基準になるなど、非常に重要視された。
現在でも禅宗では、修行僧が安居を行い、安居に入る結制から、
安居が明ける解夏(げげ)までの間は寺域から一歩も外へは出ずに修行に明け暮れる。
調べてみて初めてわかったけども、
街中に仏教寺院がものすごく沢山あるタイにおいて、
その日は、僧侶たちが3ヶ月間の安居を終えるとても神聖な日だったのでした。
お酒飲みたい〜なんて軽々しく口にしててすみませんでした。
その翌日のこと。
予防接種の2日目の病院からの帰りのバスに、
たまたま僧侶の方がご試乗車になられました。
わたくしどもの座っていた座席がその僧侶の方々の優先席だったらしく、
バス中の全員が視線や空気やタイ語で、
「お前らすぐその席空けろー!!」と。
やっぱり世界の共通言語は英語だけでは決してないと感じつつ、
この国における仏教の大事さを身にしみて感じました。
ちなみに、僧侶の方はバス料金は徴収されず。
みなまさタイにお越しの際には、
禁酒日に細心の注意と敬意を払いながら、
バスの中にあるこのマークにも気を配りましょう。
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